Let’s note AL-N2T520J5購入記 その1

マシンスペック
CPU MMXPentium Processor 200MHz
HDD 2.1GB
メモリ 標準32MB/最大96MB
グラフィック NeoMagic社製 NM2160
10.4インチTFT液晶 SVGA(800×600ドット 6万色表示) 
購入金額 中古にて、横浜ソフマップギガストアにて12万

2台目のLet’s note。
今まで使っていたLet’s noteも快調に動いていたが、やはりPentium120MHzではパフォーマンスの低さが目立ち、ちょっとしたテキスト打ちなどはいいにしても、ホームページの作成などではつらい部分があり、買い換えを考えるようになった。
ノートパソコンに必要な条件として、いくつかあげてみる。これは、私がモバイルノートに求める最低条件といっても良いだろう。
据え置きタイプのノートに比べて求める条件は高くなると思うが、それでこそのモバイルノートだと思う。

  1. キーボードは大きめで使いやすい方が良い。
  2. 液晶の解像度は大きめでXGA以上の表示ができるものがいい。
  3. 入力デバイスが使いやすい、または簡単に扱えるものが良い。
  4. バッテリでの駆動時間は、最低でも2.5時間以上。長ければ長いほど良い。
  5. 軽量、コンパクト。このコンパクトは、薄さのことだけではない。
  6. なるべくタフなもの。衝撃や耐圧性に優れるものがいい。 
  7. 安い(笑)
  8. モバイルであればCDやFDは外付けで良い(もしくはFDはいらない)

とこんなところをあげておこうと思う。

こんなところを見ていて、今回候補に上がったのは以下の機種だ。

  1. VAIO C1(もちろん中古)  14万~(若干程度によって差があり)
  2. ThinkPad240(新品20万くらい) 20万~(中古で19万ってのもあった)
  3. Let’s note AL-N3T516(中古)  10万 (64MBのメモリ増設済、A4サイズであることがネック)
  4. Let’s note AL-N2T520 12万  (メモリは32MB、モデムのケーブルが無く通信不可)
  5. VAIO N505/BP 24万  (品切れ 安い割にCDがついていたりお徳だった)

と、全部で6機種。
全体として、25万以下でCDドライブはC1とThinkPad240以外は搭載、もしくは外付けで付属されていた。
今考えてみると、同じような用途で使おうと考えていてもスペックなどがかなり異なる。
悩んだ最中考えたことを1つずつ書いていこう。

まず、VAIOのC1だが、これはMotionEyeという33万画素のデジタルカメラが液晶の上部についている。
液晶は横長の変則な解像度となっており、1024×480ドットと縦方向はかなり狭い。
それらを含めて特殊仕様の部分が多く、癖がある。
CDドライブは別売。USBでブートできるCDドライブは大体2万円前後はする。
バッテリの駆動時間は1.5~3時間程度と短い駆動時間となっている。
中古と言うこともあるのでカタログスペックは当てにならない。
また、後に知ったのだが、当時のソニーは独自のバッテリ駆動時間を表記しており、実際にカタログスペックのような駆動時間はできなかったという。
外付けのバッテリを持っていたが、このPCのメリットはその小ささと軽量な本体であることを考えると、その優位性である軽量コンパクトというところが崩れてしまう。
ほかのPCを選んだとしても大差が無くなってしまうといえなくもない。
次に、ポインティングデバイスだが、トラックポイントがついていた。
トラックポイントは以前のINNOVAが同様のポインティングデバイスを使っており、その操作性については評価が高い。
ポインティングデバイスはできればこのトラックポイントを搭載したものを購入したいと考えていた。
HDDは3.2GBと無難にまとまっている感じがある。用途を考えてみれば、それくらいのディスク容量があれば十分使用に耐えることができる。
同系統のノートPCとして、 C1RやC1Sなどもあるがそれぞれ15~16万前後になっており、スペックや用途を考えると、そこまで出すのであればもうちょっと出して新品を買いたいと思う。
また、展示品に関しても、自由にさわれるところには一台も置いていなかった。
すべてがショーケースに入った状態でかなりの台数が展示されていた。
このVAIOのC1は小型マシンとしてはそれなりに評価されているはずで、世間での評価はまずまずよかったはずだ。
それにしては、中古市場に流れすぎているなあ…というのが感想だ。
中古の流通量が多いのはほかに何か問題があると考えざるを得ない。
もちろん、後継機であるC1RやSが出ていることも原因の一つだろうが、ただそれだけが理由とは思え得ないところもある。
個人的な評価としては大きさは問題なく、トラックポイントを搭載している点など、評価できるところもあるのだが、逆に独自仕様の部分もあるため無理な作りとなっている本体や、いらないソフトを強制的にインストールさせられてしまう部分などが気に入らなかった。
また、CDを別途買わなくてはいけない事、バッテリの耐久性の問題などが絡み合って、C1は最初のうちに候補から外れていった。
続く。

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