【正月】江ノ島詣、色々見たり複雑だったり

フォローする

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、珍しく正月に人混みにまみれてきました。場所は江ノ島。心機一転、色々と考えるところもあり行ってきました。しかし、人が多かったですね。

image

買わなかったけど、いまだに健在なんですね鯵の押寿し。知り合いに話したところ、聞いたこともないと言われてちょっとへこんだりしましたが、これって結構有名ですよね?神奈川県だけしか知らない名産だったりするんですかね。駅弁で生ものなので、広く知られていないのかもしれませんけど、知らないと言われてちょっとへこみました。そいつ、ここからそんなに遠くないところに住んでいるはずなのに…。

さて、画像はありませんが、大船からモノレールで江ノ島へ。湘南モノレールはまだPASMOもSuicaも使えません。そのため、小銭で切符を買うことに…いやあ、久々ですよ小銭で切符買うのって。今年は消費税が上がって切符とPASMOで価格が変わるのでよりいっそう買うことが減りそうですけどね。

さて、湘南モノレールに揺られて行くこと十数分で江ノ島へ到着。モノレールもここのはつり下げしきなので足下が何となく落ち着かない。しかも揺れるし速度出すしでプチコースターな感触を味わいました。高いところ苦手なんですよね…。

江ノ島はすごい人混みでした。

image

シムシティの道路をどうしよう、地下鉄とか通すかwなんて考えるほど混雑していました。手前は歩道です。ここも人の山となっていますね。

今回回ったのは、江島神社から植物園、展望台、そして岩屋を見てから時間があれば別のところへ。というコース、結果的には江ノ島回ってたら夕方過ぎたので別のところには行けませんでしたけどね。人が多くて、思った以上にさくさく進めませんでした。

江島神社は女神様を祀ってます。弁天様がメインなのですが、その伝説をまんがにした物が江島神社の公式ページに出ています。

http://www.enoshimajinja.or.jp/enoshima_engi/enoshima-engi01.html

ぶっちゃけていいですか?ツンデレ女王にこき使われて先に天へ召されたっていう風にしか見えません。ツンデレとかかあ天下は日本の古くから伝わる伝統芸なのでしょうかね…。男ってつらいよね。

ここは縁結びの神様でもあります。縁結びと言っても色々あるわけで、これだけ仕事に対して厳しい女神様だけに、お仕事の縁結びや男女の縁結び、それ以外にも人間の「縁」って色々ありますよね。そういう意味合いでここに行ったわけで、今年は良いことがあって欲しいなあと言う願いも込めて行っています。

江ノ島と言えば…ねこのはずが?

もう1年前になりますかね、遠隔操作ウィルス関係で逮捕事件があったのは。そして、容疑者が逮捕された決め手となったのがこの江ノ島の猫たち。首輪にメモリカードを入れたとか入れてないとかで、色々ありました。そして、その後語られていませんでしたが、2013年2月ごろ、30匹近くの猫がこの地から連れ去られた事件が発生したのだそうです。

野良猫が消えたと言うだけなので大きな話題にはなっていませんし、私も知りませんでした。しかし、あちこちに張り紙もしてあり、猫の画像をSNSを含めた何かに載せるときには位置情報はつけないでください。悲しい事件が起きないようにしてください。といった事も書かれていました。また、連れ去られなかったとしてもけがをした猫も数多くいたそうです。

この地の猫は観光客がえさを与えることもあり、毛並みもきれいで人なつっこいのが多くおり、警戒心無く連れ去れて今やどこへ?という猫も多く居そうな感じです。幸せにどこかで生きていれば良いのですが…。時期が時期だけに、おそらくSNSなどではなく逮捕からのマスコミの情報でここにはそういう猫が居るという情報があり、人知れず事件が起きたんだろうと思っています。

実際に、見かけることが多かった猫も数が少なくなり、前はもっと居たのにねえ、なんて話をしながら歩いていました。

image

こんなのんきな子も減りましたよ…。

image

色々と神社を回り、展望台へ。展望台へは500円の入場料(展望台300円+植物園200円)がかかるので、少し人は減っていました。この日は温かく、天気もよかったので晴れ晴れと色々と見えてました。また、植物園にはフレンチトースト専門店があり、行列を作っていましたが、別にフレンチトーストはなあ…って事で今回はキャンセル。もっと空いている時にきて気分が向いたら再度訪問してみようかと思います。

そして、パワースポット岩屋へ

江ノ島岩屋、ここは開運のパワースポットでもあり、伝説では富士山の風穴につながっているとか居ないとかいわれているところです。

image

まあつながっているかどうかは伝説なので良いとして、ここは天井が低くて私でも中腰にならないと通れないところが数多くあります。外国人の方だともっとつらかろう、というところやおっさんだと腰が痛えwなんて事にもなりますので注意が必要です。また、私は天井に頭をぶつけたかと思いきや、ぶつけたのは「頭上注意」の立て札だったりと色々とネタを残してくれそうなところです。

そして何より、ここには仏像が数多く鎮座しています。が、前述のツンデレ女神の伝説にもつながるところもあり、神と仏が混在する日本特有の宗教にこだわらない縁起物、としての場所考えられます。宗教戦争は世界中でやってますが、神社のすぐ下に高野山の寺がある。なんてのは日本ならではなのかな、と感じています。

途中で暗くなり、ろうそくを持って歩くようになるのですが、そこが一番暗いところで頭と足下に注意しつつ歩かないとこけたりぶつけたりとなりそうなところでした。でも、以前行ったときよりきれいになったようにみえるので、昔しょぼいなあと思った人も一度訪問してみる価値はありそうです。

この日(2013年1月2日)は天気がよくて暖かく、日陰は寒いけど日があると暖かいという日だったのですが、何せ風がつよい。そしてその影響からなのか、海が荒れており、普段降りられるところまで潮が満ちており海沿いまでは行くことが出来ませんでした。

image

このあたりの通路はすべて潮の底になっており、波も荒くて初心者が行くのは危険な地域になっていました。

思うこと…

日本の宗教観は八百万の神、ナンにでも神様が宿っているというのが基本だと思っていました。そして、神社や寺は神聖な場所という意識があってしかるべき、という事も思っていました。だが、今では神社で写真を撮り、ご神体を画像に納め、どこでもカメラを向ける。これも日本人らしいと言えばそうなのでしょうが、少しだけ違うんじゃなかな?という気分になりました。

今回、風景や画像が少ないのもそういうところが理由です。iPad Airも持って行きませんでしたし、カメラも持って行きませんでした。まあ、これには個人的な事情もあるのですが。賽銭箱の目の前でスマホで写真を撮る、個人の考え方なのでこれが正しいのかそうでは無いのかは私はあえて言いません。

しかし、なにやらもやっとしたものが心の中に残ってしまったのは、私が年をとったからなのでしょうかね。最近の若い者は、で済ませれば良いのですが、とっていたのは明らかに私よりも年上だったりすると複雑な心境となります。

何はともあれ、その後は大船まで戻り、軽くゴハンとお酒を飲んで帰りました。そのときに行った店はまた別口で書くと思いますが、また行ってみたいと思う店だったので、もしまた江ノ島へ来ることがあれば…行ってみたいと思います。

コメントを残す