去年買った安物ノートですが、普通にWindows11で動いてますけどスペック的にそんなに高いわけでもないのでこの際、別のOSにしちゃおうと思ってちょうどwindows10の終了に伴ってキャンペーンのごとく始まっている各種Linuxの中でも特にプッシュが強いZorin OS18を入れてみることにしました。

インストール方法としては公式にあるようにUSBメモリを使ってのインストールとしました。インストールも簡単でサクサクッと進んでいって導入できちゃいました。
Zorin OSについて全体のことは正直ここ以外のサイトでたくさん書かれているのでここでは扱わず、インストールしたこの機種で銅なのかという所になるべく絞って行くところと、後ここら辺はWindowsよりも優れてるなあと思うところ、ここはもう少しなんとかならないかなという所も書いていきたいと思います。おそらく複数回にわたって書いていくと思います。
・Zorin を入れてみて思ったこと
まず最初に思ったことは軽快に動くなあと感じたところです。まあこれは当然言われていることですので言うまでもないのかもしれません。私は過去にも何度かLinuxはいじっていましたが、ほとんどがサーバ用途として利用しておりクライアントPCとして利用してこなかったため、GUI環境をほぼ使ってませんでしたが、今ってこんなに使いやすいんだなと感じました。環境だけではなくて、必要なパッケージはほぼaptなどでインストールが可能となっており、アプリケーションのインストールもかんたんになっているなという印象でした。
メモリもそんなに搭載されていなくても軽快に動くので、ちょっとしたことに使うのであればこれで十分かなと感じています。ただ、使っているとちょっと思うのがコンテキストメニューの反応が鈍いなとか、アプリの起動時に余計な画面とか出さない関係で動いているのかどうかがわかりにくいなとか、やっぱりちょっと反応が鈍いなと感じる部分はあります。ただ、これはこのPCがwindows以外のOSを考えていない可能性も高いのでしかたないかもしれないです。
・実際の使い勝手は
実際に使ってみて先程書いたちょっとしたもたつきというか反応があるのかないのかというところはありますが、他にも日本語入力関係が弱い気がします。ココらへんはカスタマイズをしていかないとなんとも言えないですね。ここは日本人ユーザーだけの問題とも言えるので、世界的な流れとは別なんだと思いますが、もう少しまともな日本語入力がほしいなとは感じてしまします。普段使っているのがATOKなので余計に思いますね。使っているのはMozcで今はFcitx 5を入れましたが、追加辞書の関係をまだ完全に把握していないのでイマイチだなと感じてしまいます。
それとは別の話としては、この機種で使われている指紋認証がALPS製のようで、これがFingerPrintには対応していないようで指紋認証は使えません。Linuxはwindowsよりもsudoなどでパスワードを入れる機会が多いため、ここは対応していてほしかったなと感じてしまいます。外付けでなにかつければいいのかもしれませんが、対応できない場合にただの無駄金になるのでちょっと躊躇しています。パスワードを入れる事をそこまでめんどくさがるなよwと言われればそれまでのことでもありますし。
・利用用途として
今、使っている利用用途としてはほぼ寝るときにyoutubeを流していたり、今回のこの記事もそうですが、テキスト打ちをしたりというのがメインです。ただ、それだけではもったいないのでもう少しなにかに使えないかなと思っています。この辺はおいおい考えていこうかなと思っています。あとどうしても大きめのタッチパッドが搭載されているノートPCはこれが邪魔でテキストうちなどの最中にカーソルが変なところへ移動したり、勝手にクリックをしてしまったりということがあるので、マウスが必須なときがあります。今は私も内臓のタッチパッドを無効化して外付けにマウスをつないでいますが、これも本来は本末転倒なことではないかなあと思っています。少しタッチパッドの反応を鈍くして使うのもありかと思っていますが、それはそれで使いづらいしなあとか色々と帯に短し襷に長しといった部分は否めないなと感じています。
ただ、これはwindowsだったとしても同じことは起きているので別段Zorin の性というわけではないかと思う部分もあります。
・一旦まとめとしては
正直言ってクライアントとしてのLinuxは未だに不都合というか、「そうじゃないんだよね」と思えるところが ないとは言えません。ただ、過去に比べれば格段に使いやすくなってきていること、あとはブラウザで完結できるサービスが増えてきていることで、ネイティブアプリでないといけないというところが減ってきているのでクライアントとして使いやすくなってきたのかなと思える部分はあります。とはいえ、一部では端末(ターミナル)から手動でのインストールやら設定はしないといけないところは消えていないので、そこはやっぱりwindowsよりも一般向けではないかなと感じています。
ただ、今年に起きたwindows10からの移行でLinuxを選ぶような人はそれなりに覚悟をしている人たちでしょうから、自分で調べたり設定したりというところができると思うので悪くはないなと思っています。
個人的には、昔のMS-DOS時代などの自分でいじる楽しみが残っているのはいいことだと思っているので、万人向けではないにしろ楽しめるなと感じています。
次回は実際のスクショなどを含めてちょっと書いていきたいと思います。

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