3月8日にNougatのアップデートが来ました。
アップデートによって、Androidのバージョンが6から7へと変わり、一部の機能が変わります。そして、不具合も出てきます。
私の環境としては、よくアプリが落ちることとATOKがなぜかクソ重たい事くらいですね。特にAmazonプライム Musicがよく落ちます。また、Android Wearのアプリもよく落ちます。もしかしたらですが、イヤホンはBluetoothレシーバーを利用しており、Android wearもBluetoothで通信しているので、そのあたりのチューニングが甘いなんて事も考えられますね。あくまでもこれは予想ですけど。
他にはカメラアプリがおかしくなってしまって、保存先をSDカードにできなくなりました。なので、回復方法もわからないことから一度初期化をしています。初期化してもアプリはGoogleアカウントから戻せるのでそれほど苦労せずに終わっています。
Nougatのメリットのひとつとしてマルチウィンドウが使えるようになったというのがあります。これは、marshmallowの時から隠し機能として搭載されていましたが、正式に使えるようになっています。ただ、5インチレベルの大きさでは余りメリットがないようにも思えます。
ただ、YouTubeを見ながらブラウザを立ち上げるという事が可能になるため、人によってはかなり有効かもしれません。ただ、できればこの機能を使うならばタブレットかファブレットの方が良いように思えます。
他には、dpiの変更を公式に開始したという点がメリットとして挙げられます。
今までは、dpiの変更は開発者オプションでADBコマンドを打たなければできなかったし、特定のdpi以外では画像ファイルの処理に難があり、Twitterの画像が乱れたり、LINEスタンプがおかしくなったりという事も起きていました。しかし、公式に対応したことによってこういったことが基本的には起きなくなります。
これによって文字が小さいと感じていた人は大きく、情報量が少ない(文字が大きい)と思っている人は小さくすることが可能になるので、かなり使い勝手が向上するかと思います。また、上部にあるステータスバーのアイコンもサイズが変わるので、表示域一杯になっていた人は少し余裕が出るかもしれません。
さらに、開発者オプションを利用するとカスタム表示として自分の好きな値にdpiを変更することもできます。最小幅というのが開発者オプションの中にあるのでいじってみましょう。
徐々に真ん中のウィンドウサイズが小さくなっていること、さらにステータスバーのアイコンが小さくなっていることがわかるかと思います。これで自由に設定ができます。
ちなみに、試しに1500にしてみました。
もうなんだかわかりませんね。でも、こんな表示にすることも可能になったということがわかるかと思います。下手に画面切り替えたら元の場所がわからなくなりそうなので実際にこのdpiで操作はしていません。
ほかにも、UIが変更された部分もあり、設定画面もかなり変わっています。そのため、正直言ってdpi変更やマルチウィンドウに興味がなければ安定しているAndroid 6.0.1のまま使うのもいいかもしれません。
私は新しい物好きなところがあるためすぐにアップデートしましたけどね。