昨年2020年はスーパーマリオブラザーズがでてから35年と言う事でした。そうか、もうそんなになるんだなあとか思いながら見ているだけでしたが、ふと見たところ限定となっているゲーム&ウォッチが売ってました。ゲーム&ウォッチでスーマリ1と2、キャラがマリオにすげ替えられた初期のゲーム&ウォッチタイトルであるボールが遊べるという事です。結構いい値段するんですが買ってみてもいいかなと思って買っちゃいました。
まあ、今更スーマリやりたい訳でもないのでそんなに深く考えてはいなかったんですが、ゲーム&ウォッチというレトロ感に惹かれて買ってしまいました。
まあ卓上時計として使ってみてもいいかなとか色々思って買いました。ただ、ゲーム&ウォッチにしてはちょっといいお値段しましたね…。
パッケージもレトロ風とマリオの柄をうまく合わせた感じですね。GAME&WATCHのロゴもなんとなく懐かしいですね。本体サイズ的には初期のゲーム&ウォッチくらいのサイズなので、私はどちらかというと初期型よりもワイドスクリーンに馴染みがあったのでちょっと小さく感じますね。
パッケージを開けてみようと思ったんですが、箱の外にプラスチックのカバーがしてあって、そのカバーと2重構造の装飾となっていました。
こんな感じでプラスチックのカバーを外すとボールのパッケージのようになります。カバーにだけスーマリの絵が描かれています。こういうちょっとした遊び心も任天堂っぽいなあと思ってしまいます。
パッケージを見てなんとなく違和感があったんですが、それは十字キーがこのゲーム&ウォッチの頃にはまだなくて、出てきたのはマルチスクリーンのドンキーコングの時でした。また、ボタンが2個並んでいるイメージもちょっと違うと言うか、ボールの場合左右に1つずつボタンがあるだけだったので、なんとなく色々小さい(間隔が狭い)という感じがしてしまいます。
ケースを開けてみます。アレ?こんなところにも…
今回のボールってルイージはいなかったような気がしたんで、ここだけの登場ですね。確かマリオとルイージの性能が変わったのはスーパーマリオブラザーズ2が初めての事でしたね。見た目は色違いなだけで変わりませんでしたけど。
確か2はルイージではワールド8で滑りまくって三角飛びとか難しすぎてできなかったような覚えがあります。
これが本体です。比較対象をあえて置いていないんですが、本体サイズに比べて液晶は小さめに感じるかもしれませんが、元々のゲーム&ウォッチもこんなサイズだったような気がします。もちろん当時は液晶もモノクロの物でしたけど。
片手で持つとこんな感じのサイズです。小さいのがよくわかると思います。サイズは約60mmx110mmくらいのさいずですから、名刺よりも大きく、A7サイズよりも小さいって感じの大きさですね。まあ、実際に遊ぶと言うよりもコレクターグッズという位置づけになると思います。初期ロットの際には転売ヤーに散々やられてたみたいですが、何度も再販が掛かったようで、私が買ったのは今年に入ってからの話です。別に急ぐ必要とか全然ないので。
ゲーム&ウォッチなので、時計としての機能を使いたいなと思ったんですが、ずっと立ち上げっぱなしで使うにはやや難があります。まあ、考えたらわざわざ時計としてこれを使う必要はどこまであるんだ?って感じなんですけど初期のゲーム&ウォッチではそういう使い方もひとつの方法かなと思ったんですが、昔のと違う点があって使いづらいなと思うようになりました。
これが今回のゲーム&ウォッチの裏面です。すっきりしてますね。そう、すっきりしてるんです。
これは昔のゲーム&ウォッチの背面です。
見てわかるように電池蓋とかビスの数が違いますが、それ以外に針金みたいなのがついてます。これが何かというと、これが立て掛けるための足になるんです。
つまりこんな感じにすることができていたんです。これによって卓上時計として利用することができていました。しかし、今回のモデルに関してはこの足がありません。つまり、時計表示はできてもおまけ機能のような位置づけで昔のように卓上時計として使うことは難しいモデルになっています。
まあ、コレクターグッズを卓上時計として使うなという任天堂のありがたいお言葉なのかもしれませんが、個人的にはこの足を付けておいて欲しかったなと思いました。そうすればベッドサイドの小さい時計としてしかも画面はちょこちょこと動いているのでなんとなく見たりするときに気が晴れるなんてのもあったんじゃないかなと思っています。この点は残念だなと感じてしまいますね。
さて、そんな訳でこのスーパーマリオブラザーズ35周年記念ゲーム&ウォッチ。本体の部分について最後に書いておきたいと思います。ここは重要です。
本体に○ボタンが2つ付いています。それとは別に小さいゲーム切り替えのボタンが3つ。すべてこれらはゴム製です。昔のよりもやや硬めに作られているように感じますが、当時と同じようにゴムパーツを使っています。こういうところをこだわるなら足も付けて欲しかったんですが(笑)
なので、このボタンはおそらく箱に入れたままにしておくなどで劣化すると思われます。コレクターグッズとしてはちょっと劣化は避けたいところではあります。また、初期型ファミコンとは違ってボタンが戻ってこなくなる事はなさそうですが、プラスチックボタンに慣れていると感触が微妙に感じるかもしれません。
この部分に関しては、懐かしくもありつつ、実用性を考えると何だかなあという両方の気持ちが混ざるのはしかたがないことでしょうかね。買った人はガンガン遊ぶというわけではないと思いますが、適度にメンテナンスなどをして未開封のママ放置というのは避けた方が良いかもしれないと感じました。
ま、任天堂のことですから、5年後くらいにまた40周年としてなんかやると思うんで後生大事に取っておくよりは適度に出してあげたりした方が良いと思います。何度も言いますが、そのためにも足がついていて欲しかったな。