基本的なツールの使い方は前回まででご紹介しました。
今回は作成ツール以外のアイコンの使い方についてご紹介します。
拡大鏡、画面の一部を拡大して表示させます。
上にあるボタンで範囲を変更できます。
文字として入力する際にどうしても拡大しないと書きづらいとき、画面全体を拡大するのもいいんですが、そうすると全体の位置関係がわからなくなってしまうことも多くあります。
そこで、このツールを利用すると全体を見ながら一部を拡大という使い方が可能になります。
細かい字を大量に入力する時など、できる限り画面を拡大したい時などにはとても重宝します。
単に文字入力だけではなく、小さなイラストを描いたりするのにも使えます。
早い話、色々使えますよって事です。
拡大鏡を有効にしている場合には、上側…つまり全体を見られる画面ではやや操作体系が変わります。
選択範囲の変更をする濃い三角をいじることと、どの範囲が拡大されているかを確認できる薄い四角(フレームと言います)の枠を操作します。
また、スクロールはマウス操作であれば左クリック長押ししたまま動かすことで上下左右のスクロールが可能ですが、タブレット端末の場合にはタップしたまま動かす事になります。拡大鏡が無いときには2本指タップになるので、少し操作が変わるので気をつけましょう。
拡大された画面上、右下には4つのアイコンがあります。
右向き、左向きのマークと改行マーク。一番下のは拡大鏡を閉じるためのアイコンです。
左右を向いているアイコンを利用することで、フレームの位置をずらすことができます。(ここでは列送りと言います)
また、改行マークを利用すれば、一行したへフレームを移動させることができます。(ここでは行送りといいます)
連続して書く場合に、上の全体で範囲をいちいち移動しなくてもかまわないと言うことです。
たとえば、議事録などをとっている場合には、早く書く必要もありますし、連続した列や行に書く必要もあるでしょう。
そんなときには、この行送りと列送りを利用すると簡単です。
また、フレームのスクロールというものがあります。
これは、7notesを使ったことがあるならば知っていると思いますが、入力画面の右側一部分に色が変わった領域が作られ、そこに線が書かれた場合、一定時間たつと自動的に列送りされる機能です。
やや色がわかりづらいかもしれませんが、なんていう色なんですかね、薄い緑?
そこに線が書かれると自動でわくが右側に移動します。
これを利用することで、連続して左から右へ長文を書き込むことが可能となります。
この機能は設定メニューで変更することが可能です。
ギアのアイコンが拡大画面右上にあります。
ここを開くと・・・
こんなんが出てきます。
マージンラインとは自動スクロールの画像で見えている点線の部分を示しています。
改行する場合の頭の位置ですね。
マージンラインより左にフレームの右短辺があるときには無視されますが、マージンラインより右側にフレームの右短辺があると、開業したときにマージンラインでそろえてくれます。
これも、連続して文字を書いていくときに便利な機能ですね。
本題のフレームのスクロール、自動スクロールをオンにすると色の違った領域が出てきます。
大きさもスクロール領域幅を調整することで変更可能です。
入力待ちは、最後に線を引いてから何秒待ってスクロールするかを設定します。
あまり短い時間だと、書いている途中でスクロールしてしまいかえってめんどくさいことになってしまうので、注意しましょう。
名称が良くわからないんですが、手置きです。
これを利用することでタブレット上に手を置いても平気です。
色違うところがありますが、その上に手を置いても、ペンでタッチをしても線も引けませんし消しゴムも使えません。
紙の上に絵を描いたり字を書く時には全面がタッチパネルでは使いづらい事がどうしても出てきます。
その場合に利用できると言うことです。
手の脂がつくのを気にする人は使わないかもしれませんけどね(笑)
回転させることで左利きの人やタブレットの向きにも対応しています。
サイズ変更や回転を使うことで大部分を保護することなどもできます。
手を置かずに文字や絵を描いているとだんだん疲れちゃいますから、そういうときには利用してみましょう。
ビューモード、編集を一切行わずに見るだけモードで使うのがビューモードです。
これに関しては特に書くことが無いので…。
今回は、描画ツールと組み合わせて使う2つのモードを説明しました。
次回は年明けになりそうですが、ライブラリ関連の事を書いてみたいと思います。