移動中に手早く飯を食う為に使われる立ち食いそば屋、その種類は多様で今では生麺を茹で置きせずに提供する店まで現れています。
さて、そんな訳で先週いっぱいで食べ歩いた立ちそば屋を一気にまとめた。一日で食べたわけではないことをお断りしておく。
まずは一件目、当ブログでも定番中の定番である京急線のえきめん屋。過去にも、ハンバーグそばだの摩訶不思議な限定メニューを出している駅コンコース内を主流とする立ちそば屋だ。
ちなみに、私の地元の駅では生麺をその場で茹でて、茹で置きしていない。そのため出てくるまで数分かかるので時間がない時には不向きなところだ。なんでこんな風にしたのかはわからないが…。
かき揚げ天ざるになるのかな。440円。ざるそばじゃなくてもりそばだけど、そこに海鮮かき揚げを乗せた。ここは天ぷらもその場で揚げているので、タイミングがいいとサクサクの揚げたて天ぷらが食える。そばも注文を受けてから茹でるので、出てくるまでの間優雅に待つのが嗜みだ。
天ぷらなどをつけるといい値段になるが、それでも500円以下だということを考えるといい感じだろう。
ありそうでなかった横浜駅構内の立ちそば屋、確かに、あそこは狭いのでなかなか店を出しにくいところはあるでしょうが、コーヒースタンドはあるのに立ち食いそばがないというおかしな状況が続いていました。
そして、南口側ではありますが、新しくできたのが濱そば、ものすごく狭い店内には10人も入れるかどうか、といったところです。そして、肝心のそばはというとこの時代に旧式のそばを出すとは、と逆に感心してしまう味です。
早い話、早くてまずい昔からある立ち食いそば屋の味わいです。そして肝心なのはそれほど安くないというところでしょうか。今は小諸そばやゆで太郎など、新興そば屋が増えている中で この体制で出すというのはある意味すごいことかもしれません。
ただ、先ほど書いたようにここはものすごく狭いので、茹でスペースの節約などでこのようなことになったのかと思っています。
さて、今回は初めてなんですけどとりあえず期間限定のお書いてあった豚バラのせ梅だれそば。まあ、予想はしていましたが、微妙な感じ。梅の香りもほとんどしないし、酸っぱくもない。
立地条件がいいので結構お客は入っていますが、うまいそばを期待してはいけません。それなりのところという風に考えましょう。
これまた怪しい感じがしますが、駅のコンコースに存在するそば屋です。ここはカウンターにいすがついているので、立ち食いそば屋ではありませんが、まあそういうことにしておきます。ここも決してうまいそばを出す店ではありません。
天ぷらも別のところで揚げたものを持ってきているだけですし、そばもインスタントに近いものです。卵だけはまともかと思いきや、汁がそれほど熱くない。だから卵も半熟状態などにならない。これは残念な結果だ。
まあ、駅コンコースのそばに期待しちゃいけませんね。あくまでもあそこは雰囲気と早く食べられることが一番の目的なんですから。
ごちそうさまでした。