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担々麺というと、私のイメージはごまをすりつぶした上に唐辛子、それをスープにしたので赤白のスープやタレで食べる。というのが浮かびます。元々担々麺は担いで売りに出ていたので、スープは重たいから持たないまぜそばが主流だったとのこと。
ラーメン風というとおかしいかも知れないけど、普通の担々麺は四川飯店で誕生したとも言われています。それよりも原型に近いのが汁なし担々麺。でも、これは広島風?という事です。
実際に食べてみなければわからん。という事で行ってみました。
広島担々麺680円(大辛)+肉まし150円
これでもかってほどそぼろ肉が載っています。味は山椒味、辛口味、大辛味、激辛味と4種類。山椒が多すぎるしびれる感じは過度には必要としていない事、辛口と行ってもたいしたことないだろうと勝手に判断して大辛にしてみました。
こんな感じで色々と書かれていました。広島では汁なし担々麺を卵につけて食べることもあるようです。すき焼きのようにつけるということですが、なんだか大惨事になりそうな予感がします。(慣れていないとはねたりこぼしたりしそうという意味です。)
山椒の香りは強め、辛いというよりはしびれる感じが強くて、正しい意味で担々麺なのかもしれません。味はと言われると、いまいちわかりづらい。一般的なごまの風味や味噌の香りなどは全くせず、なんだろう、なんといったらいいんだろう。と考えてしまう味です。
結局、私の味覚とボキャブラリーでは「塩分ちょっと控えた油そばに山椒と唐辛子を入れて辛みをつけたもの」という印象でした。なので、普通の担々麺を期待していくと肩すかしを食らいます。
これがまずいというわけではなくて、なんだろう、担々麺?というところがもにょっとします。でも、味としては悪くない。元々油そばも嫌いじゃないですしね。
麺は細麺で、油そばによくある太い麺ではない事、スープにずっと浸さないことでコシを失いにくいというメリットもあるかもしれません。また、細麺ですけど低加水麺ではないので食べやすい。あと、肉ましにしたら肉だらけでかき混ぜにくいので肉普通でいいかもしれませんね。
おそらく激辛でもいけるんじゃ無いかと思いますが、そんなに辛さを求めるという物でもないような気もします。もう何度か食べに行くかもしれませんが、店内が狭く10席ほどしかないこと、落ち着いて食べてられないので一人か二人でふらっと行ってサッと食べてサッと帰る、立ち食いそば感覚の店に感じます。まあ、それでも私はいいんですけどね。
ごちそうさまでした。