こんなペースでスマホを買い換えたのは初めてです。大体2年は使ってから買い換えていたので…。まあ、2台分の購入金額でもiPhone7の1台分にもなりませんし、格安SIMなので維持費も安いですしね。
さて、何度も書いていますが、昨年の8月(2016年8月)にZenfone 3 ZE552KLを購入したわけですが、そのほぼ1年後の2017年9月9日にはZenfone 4 ZE554KLを購入したわけです。型番的にも後継機種のように見られます。今後、ハイエンドモデルのZenfone 4 Proなどがリリースされていくんでしょう。でも、今のスマホではそこまで求めなくてもいいんじゃ無いかという気もしています。
というより、私が飽きっぽいので新しいのが欲しくなってしまうのも問題となるわけですし(笑)
今回は、ZE552KLとZE554KLとの違いについて書いてみたいと思います。
まず、スペックについてですが、簡単に表にまとめたいと思います。主立ったスペックなので、細かい所は載せていません。また、比較対象としているのは台湾モデルです。
ZE554KL (6GBモデル) |
ZE552KL | |
OS | Android 7.1.1 | Android 6.0.1 |
テーマ | ZenUI 4.0 | ZenUI 3.0 |
SoC | Snapdragon 660 | Snapdragon 625 |
RAM | 6GB LPDDR4 | 4GB LPDDR3 |
内蔵メモリ | eMCP 64GB | eMCP 64GB |
外部メモリ | microSDXC 2TB | microSDXC 128GB |
SIM | Dual SIM card SIM 1: Nano SIM SIM 2: Nano SIM Dual SIM Dual Standby SIM2はSDカードと排他利用 |
Dual SIM card SIM 1: Micro SIM SIM 2: Nano SIM Dual SIM Dual Standby SIM2はSDカードと排他利用 |
サイズ | 155.4 x 75.2 x 7.5 mm | 152.59 x 77.38 x 7.69 mm |
重量 | 約165g | 155g |
3G | ■WCDMA | ■WCDMA |
1/2/3/5/6/8/19 | 1/2/5/6/8/19 | |
4G (LTE) | ■FDD | ■FDD |
1/2/3/5/7/8/18/19/28 | 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28 | |
■TD | ■TD | |
38/39/40/41 | 38/39/40/41 |
とまあ、こんな感じです。SoC(パソコンでいうCPU)は順当にアップグレードされており、メモリも増えています。ただ、気になる点としては、LTEの対応バンドについてですが、auで使っている26がZenfone 4では未対応になりました。
国内モデルでは再び対応するのかもしれませんが、CDMA2000の対応も含めて国内モデルでは気になるところですね。もしかしたら、auは切り捨ててくるかもしれませんけど。それと、相変わらずdocomoのVoLTEには対応しないようです。
大きさは縦長になって、横幅が少し小さくなって持ちやすくなったかもしれません。まあ、2ミリ程度なんて誤差の範疇かもしれませんし、カバーつけちゃえばわからないと思います。
もう一つ大きな変更としては、Zenfone 3ではMicro SIMとNano SIMの組み合わせだったんですが、Zenfone 4ではNano SIMのみになりました。そろそろMicro SIMも引退かもしれませんね。
メモリも地味にDDR3からDDR4へと変わりました。メモリのアクセスが速くなることで、全体の処理速度も向上することでしょう。また、ストレージも相変わらず速いようです。
こうしてみると、価格が2万円ほど上がりましたが、スペック的にもかなり上がっていると言う事が見られます。Zenfone 3の後継機種としてはこちらというよりはもう一つの4GB版なのかもしれませんね。そちらだとしても本体価格が結構上がっていますけど。
あと、比較表には載せていませんが、地味に変わっているところとして、NFCが搭載されたことと、GPSでみちびきに対応したのが大きな違いとも言えます。
というわけで、高くなったZenfone 4ですけど、高くなった分だけ順当にスペックアップしていると言う事ですね。次回はスペックではなくて、見た目の話でZenfone 3と異なる部分を書いてみたいと思います。