Zenfone 3とZenfone 4はぱっと見はほとんど変わりません。しかし、よく見ると全然違うところが各所に見られます。今回はそのあたりを比較したいと思います。
比較対象としているのは、ZE552KLとZE554KLの2つ。ZE554KLはメモリが6GBのモデルです。
正面から見たところです。右がZenfone 3、左がZenfone 4です。
完全に位置を合わせていませんが、左のZenfone 4の方が少し長いような気がしますね。実際に長いんですけど。
また、下部のホームキーなどが異なっています。Zenfone 3ではdeluxe以外は光らない三つのキーが付いています。私がASUSを選ぶ一つの理由がこれです。オンスクリーンキーが嫌いなので。Zenfone 4でも同じように物理キーが付いています。真ん中のへこみは指紋センサーです。
この指紋センサーは押し込んだり出来ないので、わかりやすいようにへこませてあるだけかもしれませんね。Zenfone 3では、背面に付いていた物が前面に来ました。ちなみにZenfone 3 Ultraでは前面に押し込む指紋センサーとホームキーが付いていましたが、これとは異なるって事ですね。
背面です。
一番の特徴として、最近のはやりであるカメラの出っ張りがありません。これはかなり大きいメリットですね。Appleが出っ張ってもいいや、となってからはどのメーカーも出っ張っても気にするのを止めようという風潮になったのか、みんなカメラが出っ張っています。
しかし、このZenfone 4では出っ張りがありません。これに見習って欲しいですね。ちなみに、厚さもちょっとだけ薄くなっていますが、それは出っ張りがなくなっただけだと思います。
また、ASUSのロゴについては主張が激しいZenfone 3とほとんど目立たないZenfone 4との違いがあからさまですね。また、背面がガラスなのは同じなので落としたら一発で割れそうです。そのためにTPUカバーをZenfone 4では付けたんでしょうか。おまけでも最初からカバーがあるというのはいいことだと思います。
次は上部です。
若干浮き上がっているのがZenfone 3です。カメラが出っ張っているからこうなります。また、アンテナのヘアラインもZenfone 3よりZenfone 4の方がカモフラージュというか、わかりにくくなっています。価格を上げたことで、こういったところも少しマシにしたのかもしれません。そして、大きな違いとして上部にイヤホンジャックがあるZenfone 3、上部はなにもない(ノイズ感知ようのマイク穴がありますが)
電源ボタンのあるサイドです。
微妙に変わっているのが電源のマークがついているZenfone 3とついていない4、色もシルバーだった3に対して4は本体とほぼ同じ色。光って見えるのは光沢があるからです。こうしてみると、それほど変わってないように見えるようで実は結構変わっているんだなあと感じるところですね。
最後に下部です。
Zenfone 4では、下部にイヤホンジャックが来ています。イヤホンを使わないので、上にあっても下にあってもいいんですけど、使い勝手としては上のほうが邪魔にならないんじゃないかなとは思います。おそらく、カメラのスペースを確保するために下に移動させたんじゃないかと思いますけど。
充電はZenfone 3と同じUSB-Cです。なので、Zenfone 3を使っていた人はケーブルは使いまわしできます。
本体をこうしてみてみると、細かいところが大きく変わっているなあという印象です。指紋認証も本体前面に来ましたし、カメラは出っ張っていませんし。Zenfone 3は背面に主張の激しいカメラと指紋認証、ASUSのロゴとあったのが、Zenfone 4になったらフラットな感じになって印象が変わります。
次回は普通にベンチマークテストでもやってみたいと思います。