Zenfone 3のSIMカードスロットはMico SIMとNano SIMのデュアルSIMで、Nano SIM側がSDカードと排他利用となっていました。
Zenfone 4では、両方ともNano SIMとなって、Micro SIMは使えなくなりました。これは世の中の流れだと思うのでしかたがありません。
しかし、そのスロット自身がZenfone 3よりやや劣化しているように感じました。というのも、トレイではなくてただの枠だけになってしまっているからです。
左手がZenfone 4で、右手がZenfone 3です。実はSIMカードスロットは、Zenfone 3では本体をひっくり返した背面を上に下状態でSIMを挿入しますが、Zenfone 4では前面を上にした状態でSIMカードを挿入します。つまり、裏表逆になったということです。何でこんな変更が行われたのかは不明ですが、この変更は大した事ではありません。それよりも気になったのはトレイがなくなっていて、カードスロットを入れるときにずれやすくなったという点があります。
何でこんなところを変更したのかわかりません。この変更は意味が無いというか、使いづらくなるだけだと思います。しかも、本体の単価が上がっている機種でこういう事をやられると、なんともなんだかなあ、という感じもします。
SDカードを利用出来るのはAndroidの利点の一つですが、デュアルシムであっても排他利用だとメリットが少し減ります。ここは改善して欲しいなとは思います。もっとも、私の用途では内蔵ストレージが64GBもあれば特に不都合はないんですけどね。
もう一つ違いとしては、Zenfone 3 Deluxeでは搭載されていた戻るキーやアプリキーのバックライトが標準モデルZenfone 4にも搭載されました。
ずっと付いているわけではなく、ホームキーなどをタップするとバックライトが付きます。設定で常時点灯させることも可能です。
まあ、見やすくするためには常時点灯。省電力を考えるならばタップしたときに点灯するデフォルトの挙動にしておけばいいと思います。
私はZenfone 3で意外とランプがないのが使いづらいと思っていたので、常時点灯としています。