全体的な作りについて今回は書いてみたいと思います。
まず、拡張ポートの数については、基本的なものはすべてついており、その数や配置が問題と言う事になってきます。まあ、問題というか、このあたりは好みの問題だったり、取り回ししやすい、そうではないと言ったところが出てくるんだと思いますけど。
私が一番重視するのはキーボードです。まずこれが一番重要です。これはキー配列もさることながら、打ちやすさや気持ちよさ、音などなんだかんだ言って、パソコンの中では一番使うパーツなので、そこがしっかりしていないと使いにくいと感じてしまうこともあります。贅沢を言えば、Realforceみたいなのが乗っていればいいんですけど、そうも行かないですからね。
向かって右側の配置ですが、一般的な配置に近くなっています。ちょっと違うのはOMEN特有のショートカットキーが1つあるので、一部キーがFnキーを利用するのでなんとなくですが、コレ要らないんじゃね?だって普通にアイコンから呼び出せるじゃん?って気もしないではないです。
そして、なによりいいのが0が大きい。これは昔からテンキー付きのキーボードでは標準となっている配置なので、なんとなくこうでなくては、という感じになってしまいますね。
続いて左側ですが、こちらはまず印象的なところとして、WASDの4つのキーにマーカーがついています。明らかにわかるようになっていますね。これは、よくゲームで前進後進左右で使うキーなのでこのようになっているようです。さらに、一番左側にP1~P6までのキーがあります。コレはマクロキーでキーの組み合わせを登録しておくことが出来ます。この機能は股別の機会に詳細を書きます。正直、今の私はこのキーの使い道はコピペだったり、全選択だったりという実務の方で使っています。
キーストロークも一般的なノートPCと比べて遜色なく、更に本体が大きいせいもある紙片に軽量化などされていない事もあるだろうから、たわみもほとんどありません。また、スペースバーに関してはキーがちょっと大きめに作られており、これまた文字変換でよく使う日本人にとっては使い勝手がいいと言えるでしょう。打ちやすい部類に入るキーボードだと思います。このキーボードならば、及第点といった所でしょう。耐久性についてはまだなんとも言えませんので、そこら辺は追々わかってくることでしょう。日本語キーボードでは中々難しいのでしょうが、出来ればバックスペースキーはもう少し大きめに作って欲しかったと思います。ただ、半角全角キーも小さくされてると使いづらいのでそのあたりは悩みどころかもしれませんね。そういう好みがある人は英語キーボードを使えって事でしょう。
このキーボードは前に使っていたW890と同様にLEDバックライトがついています。そして、そのバックライトもいくつかの色を選択できて、しかも3つのエリア+WASDキーの4つを別枠として光らせることが出来ます。真っ暗闇で使うことはあまりないと思いますが、結構前に使っていたThinkPad R50eの時には今では内蔵カメラがあるあたりにLEDライトがついており、そこからキーボード全体を照らすという仕組みがあった。発売されたのが2005年のパソコンの話だ。その後はキーボードそのものを発色させる方が良いんじゃね?となったのか段々と廃れていったようだ。
部屋をあえて暗くして撮ってみました。イルミネーションみたいなもんですね(笑)
この設定にした場合、こんな感じの色分けになります。明るい色とマーカーだけあってWASDだけはすごい目立って見えますね。コレが必要かどうかは別なんですけどね。部屋が明るいとここまでしっかりとした色は見えないですから。でも、なんか色分け出来るのはちょっといいなと思います。こういう色分けって使うんだか使わないんだかわからないけど、暗めのところで見るとちょっとかっこいいなとか思ってしまうのは、中二病なところを感じさせるんでしょうかね。
次回はインターフェイス関係を画像とともにお送りします。