Windows 11、無償アップグレードを年内に提供開始 (msn.com)
まあ、色々アップデートを繰り返していったので、初期バージョンのWindows 10とは別のOSになってきちゃったんで、仕切り直しの意味でブランドを変えたって事なんでしょうね。年に2回の大規模アップデートでもいいんでしょうけど、インターフェイスが変わったりすると混乱するからなんでしょうね。windows 8の時もスタートボタン復活でWindows 8から8.1へと名前を変えてアップデートしていましたからね。その辺が今回の目的なんでしょうね。
Amazon appstoreの協力の下でAndroidのアプリを走らせる事を可能にするというのがいいっすね。でも、何かずりーなと思うところもある。ウチでは、エミュレータのNoxで一部アプリを走らせることあるけど、用途としては小さい画面でやりたくないというゲームやら、ニュースやらであって、そこまでゴリゴリ使っているわけではないんだけど、シームレスにアプリが動くならば、そっちで使った方が良いなとは感じますね。正直、スマホのフリック入力や小さいキーボードでちまちまコメント書いたりするの面倒なんですよね。それならばPCのキーボード使った方が良いなとは思ってます。x360あるんで、持ち運んでの利用も普通に可能ですし、手軽に使えるのはスマホの良さでしょうが、やっぱりPCと併用した方が便利だなと未だに思っている古いおっさんなので(笑)
まあ、サブシステムとしてUbuntuまで走るようになったWindows 10なので、その延長上でAndroidも走らせようって事は出来ないわけではないと思ってますが、公式であからさまにやるとは…Windows 10のリリース当初Microsoft storeに移植する!なんて言ってて、全くそれが進まなかった事でMSが取り組んだ答えがこれだったのかもしれませんね。
このタスクバーの違和感が半端なくありますね。と言うのも、今まで左端(タスクバーを下にした場合)に固定されていたスタートボタンが真ん中辺に移動していますね。これ、説明では配置を自動でアジャストする様なことが書かれていました。つまり、アイコンをずらーっと並べないと左端に移動しないのかな?とか思ったりしますが、その辺はどうなんでしょうね。
できればスタートボタンの位置は動かさないで欲しいというか、まあそんなに使うわけじゃないからいいんですけど、別のアイコンと誤認しないかなとか思っちゃうのもあります。それにしても何でしょうかこの違和感のあるインターフェイスは…。
個人向けに提供が開始されたTeamsですが、11では統合されるようですね。今のことろ無料で300人300分までという制限がありますが利用可能です。もしかしたら、これでSkypeは完全に消えてSkypeの通話プランがTeamsに変わるのかなあなんてことも思っています。まあ、Skypeの無料通話は過去に10分くらいしか使ったことないですけど。
ただ、制限はあるとしてもある程度無料で使えることからZoom潰しに掛かるのかなあとかも思ったりします。まあ、底までにはならないと思いますけど。
色々ありますが、デスクトップメッセンジャーみたいなのはもう過去の製品ですから、新しい形に変わっていくんでしょうね。
正直、Windows 10で終わりーって言ってたのも眉唾物で聞いてましたが、実際にやっぱ変えました^^となるとは…とか思ったりしますけど、色々とよくなるのであればそれでいいかなと思います。
また、システム要件が結構変わったなあと感じる点もありますね。
Windows 11のシステム要件はこんな感じです。
プロセッサ: | 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) |
RAM: | 4 ギガバイト (GB) |
ストレージ: | 64 GB 以上の記憶装置注意: 詳細は下記の「Windows 11 を最新状態に維持するために必要な空き領域についての詳細情報」をご覧ください。 |
システム ファームウェア: | UEFI、セキュア ブート対応 |
TPM: | トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0 |
グラフィックス カード: | DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応 |
ディスプレイ: | 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ |
Windows 10の場合はこんな感じです。
32 ビット | 64 ビット | |
---|---|---|
プロ セッサ | 1 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載するx86互換CPUまたはSoC | 1 GHz 以上のPAE、NX、SSE2を搭載し、CMPXCHG16b、LAHF/SAHF、PrefetchW命令をサポートするx64互換CPUまたはSoC |
物理メモリ | 1 GB 以上 | 2 GB 以上 |
グラフィック | DirectX 9.0 以降をサポートする GPU | 同左 |
ストレージ | 16 GB 以上 | 32 GB 以上 |
画面解像度 | 800 x 600 以上 | 同左 |
画面サイズ | 8 インチ以上 | 同左 |
よく考えたら、Windows 10って最後の32ビットOSがでてたんですよね。私はWindows 8から64ビットを使い始めていたので、32ビットOSの事なんて全く頭に残っていませんでした。でも、それを除いてもかなり変わってきています。まず解像度を上げているのが大きいですね。今更2GBのメモリしか積んでないPCは少ないと思いますんでそこはいいでしょう。ストレージは64GBなので、安いPCはここではじかれるかもしれませんね。
また、UEFIに対応が必須となりましたが、これがいつ頃から何だろうという事に問題が出そうですね。大体第3世代Core iシリーズくらいだとまだ旧BIOSと混在していた気がしますので、第4世代や第5世代以降である必要がありそうですね。そもそもTPM2.0が第4世代のCore iシリーズ以降のはずなので、そこら辺から前の物は切り捨てって事ですね。これ、意外と中古市場なんかに打撃があるんじゃないかなとか思ったりもしますけど、2025年にWindows 10のサポート止めるという事も同時に発表されていますし。
Direct X 12も第5世代か第6世代あたりからの対応なので、それ以前の物は切り捨てでしょうね。正直、今のCPUなんかのスペックならば、ストレージをSSDにしておけばそのあたりのCPUでもそれほど不満のない動作する物も少なくないのですが、この辺以前の物は産廃にしかならなさそうですね…。まあ、古くてもグラボ搭載すれば第4世代くらいからならなんとかなるかもしれませんが、ノートPCの場合はどうにもならないからなあ。
今回のアップデートで今ある新しい技術意外のレガシーな物を切り捨てて買い換えとか狙いたいんでしょうね。今Windows 10が動いているシステムでもアップデート出来ないものが結構ありそうですしね。まあ、色々変えすぎて後々面倒にならなきゃいいけどなとは思うけど。
あと、私自身は昨年買い換えたばっかりなので特に問題はなくアップデート出来そうですね。どんな感じになるのかはリリースまで待とうと思いますが、ちょっと楽しみでもあり不安もあります。と言うのも、Windows 10が安定していてトラブルが全く起きないので、変な挙動されても困るなあとか思ったり…。