まだみぬ君のスマートフォンへ~マーケットって何だ?

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AndroidもiPhoneもWindows Phoneも独自のオンラインマーケットを持っています。
このオンラインマーケットはAndroidMarketやApp Store、marketplaceといわれており、OSで利用可能な様々なアプリケーションの配信や販売を行なっています。
ソフトのダウンロード販売を行っているのですが、そこに掲載されているソフトウェアたちは日曜プログラマー的な人たちが作った秀逸なものも少なくありません。
業務でプログラムをやりつつ、自宅でスキルを生かして自分の好きなソフトを作成する。そして、役立つものとして配信する。
楽しむ要素が増えれば増えるほどユーザーも増える。そして、メーカーからしてみれば自社のシェアが増えていくことで利益にも繋がっていく、かみ合えばとてもいい方向へと動いていくことでしょう。

マーケットの成り立ち

元々こういったダウンロード販売はスマートフォンに限ったことではありません、windowsやMS-DOSの時代から行われてきていましたが、OSを供給しているメーカーがとりまとめて行うのはApp Storeが初めてかもしれません。
それまでは、たとえばニフティーサーブ時代にオンラインソフトとして販売を行っていたし、ベクターも以前からダウンロード販売を行っています。
アップルは、こういったソフトウェア販売を自社で行うことでピンハネもできるし、悪意のあるソフトの排除も行うことでセキュリティー上安全であるといううたい文句をつけることもできる。
そして、ストア以外でダウンロードできないようにしておけば、何かがあっても安心。
まさにユーザーにとっても安心でき、メーカーにとっても利益になり、悪意あるソフトや著作権がらみのソフトは排除できる…はず

価格はピンキリ、もちろんネタっぽいのもある

App Storeに登録したソフトウェアは一定の検閲の上配信されるので、裏で情報を集めているようなソフトは排除されると言われています。
また、明らかな違法なソフト。特に著作権の絡むようなものに関しては配信そのものがされません。
同様にアダルトに関しても大きな規制が掛かっています。
販売されているソフトウェアは100円程度から1万円程度まで幅広い物となっており、主流なのは数百円単位のソフトウェアが中心のようです。
中には何でこんな物がこんな値段?という物も少なくありません。ネタでやっているものもあれば、本気のものもあるのでしょう。
どちらにしろ、数百円ならば試して用途が合わなければ別の物を探す。このような使い方でもいいのでは無いかと思っています。
100円のソフトウェアであればペットボトルのドリンク1本よりも安いのですから。

決済はクレカがメイン、プリペイドなども一部あり

ソフトウェアの決済にはクレジットカードが多く使われています。iTunesでは、プリペイドカードの販売も行なわれておりクレジットを持たない人でも購入が可能です。
Android Marketは日本においてはdocomo、auがキャリアにて決済可能な方式をとっており、クレジットカードがなくてもソフトの購入が可能となっている。
クレジットカード文化の薄い日本ではプリペイドやキャリア決済が利用できた方が便利、使いすぎを防ぐという意味で言うならばプリペイド決済だけでもいいような気がする。
どちらにしても、今までのガラケーでアプリを買っていた人にとってはそれほど敷居が高いわけではないので、iモードアプリよりもEzアプリよりも幅広いソフトウェアが買えると思えばいいでしょう。

セキュリティ問題は絶えずつきまとう

ソフトウェアには作者しかわからないような仕込みがある場合も少なくない。
そして、特にAndroid Marketではフィルタリング機能が甘いためユーザーにとって不快になる、もしくはセキュリティ問題となるソフトウェアが今までに何度も登場している。
App Storeではそういうことが起きない、ちゃんとチェックをしていると言われていたが、ふたを開けてみればAndroid Marketほどではないが問題が出てきている。
ダウンロード、インストールはユーザーが任意で行う行為として、問題が起きても責任は負わないというスタンスはGoogleもAppleもMicrosoftも変わらない。ここに関してだけは本当にそれでいいのだろうかと思ってしまいますね。
また、脱獄と言われるOSの改造を行なっているユーザーも、カジュアル脱獄によって個人情報の流出が知らない間に行なわれている可能性があることも忘れてはいけません。
Androidは特にベースがリナックスという汎用OSのため、ウィルスやマルウェアも作りやすい。
体験版と称してユーザー情報を送信するようなソフトも少なくない。実際にマーケティングのためにとどんなソフトウェアを使っているかを送信するような、あまり礼儀のよろしくないソフトウェアがある。
昔から言われている慣用句、「ただより高いものはない」はいつの時代でも同じなのかもしれませんね。

実際に使いやすいの?

これらのマーケットはPCからも利用可能だし、スマートフォン端末からも利用は可能ですが、個人的にはPCからの方が使いやすい様な気がします。
特にAndroid Marketはひどいもので、検索したい単語を入れてもマッチするソフトウェアが出てこないことも多いのでお薦めしません。
パソコンからソフトを検索することをお薦めします。
反面、App Storeはスマートフォン端末からでも使いやすい。特にiOS5になってからはPCフリー(不要)のサービスが多くなってきています。
考えてみればスマートフォン自身がパソコンのような物なので、別段他に用意する必要は無いのは至極もっともなことなのかもしれませんね。
また、外部のサイトや個人レビュアーなどの手によってよく使われるツールなどが紹介されることも少なくありません。
ただ、最近はやりの「ステマ」である可能性も否定できないので、玉石混淆の中から玉だけを探すのは骨の折れる作業かもしれません。
そういう私も一部のソフトを絶賛しています。
7notesやらFeel on!やら。
実際に使ってみての感想なので、ご安心を。

今回はマーケットの概要を書いてみたがいかがだったでしょうか。
どうも日本ではソフトウェアという形に残らないものにお金を払う習慣が薄いようで、無料アプリばかりが注目されています。
決済方法もそれほど難しくないので、本当に吟味して使ってみたいものであれば買って見てはいかがでしょうか。
次回は「あなたにあったスマートフォンの選び方」と称してお送りしてみたいと思います。

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