MetaMojiがまた良い意味でやってくれました。~Note Anytime

Note Anytime – 手書きによる自由自在な文書作成とライブプレゼンテーション、PDF書類の読み込み/注釈が可能なノートアプリ 1.2.1(無料)

カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
現在の価格: 無料(サイズ: 37.7 MB)
販売元: MetaMoJi Corporation – MetaMoJi Corporation
リリース日: 2012/09/26
現在のバージョンの評価: (23件の評価)
全てのバージョンの評価: (386件の評価)
App + iPhone/iPadの両方に対応
Note Anytime。
本当にこれは紙に文字を書く、絵を描くといった感覚で利用できるアプリです。
現時点ではiOSとwindows8でリリースされています。
前回言った「ModernUIならではというアプリ」の部類に入ります。
当初、iOS版はiPadのみの対応だったのですが、11月のアップデートでiPhoneでも利用することが可能になっています。

MetaMoji、浮川夫妻が設立した会社です。
この夫妻、ご存知の方も居るでしょうがあのジャストシステムを設立し、ー太郎や花子、さらには名IMEと名高いATOKを作り出した方々です。
日本のPC界ではPC-9801と共に歩んで、WindowsとAT互換機そしてWordに駆逐されたメーカーの一つです。
そんなMetaMojiがメモとして決定版とも言える7notesを世に送り出したのが2011年の話。
当時、その手書きの使い易さと認識率の高さが驚きの目で迎えられた。。
そして2012年9月、新しい驚きの発表が行われた。Note Anytime。
本当にこれは紙に文字を書く、絵を描くといった感覚で利用できるアプリです。
現時点ではiOSとwindows8でリリースされています。
前回言った「ModernUIならではというアプリ」の部類に入ります。

このアプリ、簡単に言ってしまえば『お絵かき帳』

ペン、消しゴム、文字入力の3つを駆使して様々なことを行おうというものです。 早速画面を見てみましょう。

編集画面はこのような感じです。
まず右上に集まっているアイコン類は編集ツール。
Tはテキスト、縄のようなものは選択用、ペンは手書き用。
テキストも手書きがベースになっており、私の汚い字が画面上に書かれていますね。
ただ、この文字入力モードで書いた文字はただペンで書いた文字と違って少し清書されるようで、見やすくなっています。
ハンドフリーですべてを描くことが前提とされているため、基本図形などの機能は持ちません。
PowerPointで言うところのオートシェイプなども持っていません。
決まった形にとらわれないでやろうという事なんでしょうかね。
基本的な描画はすべてペンで行います。
なので使っていると本当にただのお絵かき帳のような錯覚を覚えつつ、実は様々な事が行えるという奥の深いものに仕上がっています。

一部は課金が必要

ペン先は4種類、インクはデフォルト以外は追加課金が必要となります。

インクは一定量を使うとなくなるので、買えば終わりと言う訳にはいかないようです。
パステル・アース・グレイッシュがそれぞれ16色ずつ、合計で48色が170円。標準的なページで200枚程は作成が可能と言うことです。
ちなみに基本色は24色、全部合わせても72色あります。
まあ、個人的には十分だと思いますけど本格的に使う人にとっては不満が残るかもしれませんね。
他にアドオンとしてmazecを利用可能にできるものが600円(単純にmazecの単価?)と、無料の45度回転アドオンがリリースされています。
この45度回転アドオンが無いと、自由回転しか利用できないので不便に感じるかもしれません。
入れておいて損はありませんね。

PDFを読み込める

PDFを読み込み、背景の様に扱えます。
既存の資料を利用したプレゼンに利用する等も可能です。
この場合、読み込んだPDFは背景のように扱われるため、編集ができません。
上書きで線を引いたりなどは可能なので、PDFの編集ではなくPDFをベースにしたプレゼン資料を作成すると言った利用方法になります。
添削をしたり、資料を取り込んで、自分用のメモを書き入れたりもできます。
個人利用ならば、製品のマニュアルを取り込んで自分なりの追記をしておくと言った利用シーン、絵の練習にトレースをすると言う使い方もありです。

いくつかの図形はギャラリーにある

いくつかのクリップアートは無料で公開されており、自分で作成し保存することもできます。
これらも直線を使用した物ではなく、フリーハンドで書かれた物がメインとなっています。
絵のうまい人ならば、自作品を保存しておいて活用できる事でしょう。
絵が下手くそな私はこんなのしか作れませんが…。
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デジタルノートの決定版

7notesで文章書き、手書入力の決定版を出したMetaMoji、今度はデジタルノートの決定版を世に送り出した。
このアプリの良さとしてあげられる点として以下のような物がある。
1.基本無料だが、その基本だけでも十分な編集を行う事ができる。
2.有料のアドオンを試してから購入することができる。
3.シンプルな操作と『メモ帳』の用途に特化しているが、単なるメモ帳に留まらない使い方も可能なこと。
4.デジタルキャビネットという専用のクラウド型オンラインストレージを2GBまで無料で利用できる。
反面、やや使い勝手の悪い所もある。
1.直線、円などの基本的な図形もフリーハンドでしか描けないので、対会社などへのプレゼン資料にはしづらい。
2.複数の図形を選択する際に重なった図形を個別に選択できない。
2012-12-22 21.41.30
3.ややもっさりした動作。

良い点も悪い点もあるのは当たり前の事ではあるが、選択しづらい所だけは何とかならないかとは思っている。
紙にメモをする、その感覚を継承しつつもデジタルノートならではの使いやすさも併せ持つNote Anytime、是非とも試してみてほしい。

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