梅もと、東京を中心に展開している立ち食いそばのチェーン。以前ここでラーメンを食ったときに何か書いたような覚えがある(気のせいかもしれないが)。今回はここでそばを食べた。季節メニューなどを見ると、どうしても試したくなるのは日本人なのか、単に私が馬鹿なのかはわからない。とにかく試してみたくなる。
ま、だいたいが失敗に終わるのだが…。
そばつゆの上に大根、卵、ちくわ、薩摩揚げとこんにゃくが載っている。また、わかめとネギも結構どっさり。元々おでんだって和風だしで煮込んで食べるもの。そばつゆとは少し方向性が違うかもしれないが、関西風のうどんつゆはおでんのつゆと似たような感じだ。だから、考えようによっては正しい食べ方なのかもしれない。
そばは、梅もとのゆで置きそばなのであえてどうこうは言わない。おでんもそんなに良いものでは無い。よく売っているパックのおでんだろうとおもう。しかし、ほぼフルセットの具が入っているのは評価したい。
で、食べてて思い出したのが、かつて松本へよく出張へ行っていた頃の話。たしか八王子だったと思うんだけど、駅のそば屋でおでんを出しているところがあった。単品でおでんもあれば酒もある。そして、そばの上におでんをのせて出してくれる事もある。確か1つ100円か120円で、3つセットだと少し安い。というような物だった。
17年ほど前に食べた覚えがあるので、うろ覚えであるところもあるが、寒い八王子駅で温かいそばとおでんを食す。そして、特急あずさで松本市へいく。今となっては懐かしい事だが、当時は寒くていやで仕方が無かったのを覚えている。若かりし頃の思い出ってやつですな。