居酒屋七不思議のひとつ、中ジョッキや大ジョッキの基準。酎ハイとは違って氷を入れない分ごまかしがきかないのがビール。酎ハイでは、以前モンテローザが中ジョッキとグラスを同じ容量で出していた事がばれた事もあります。飲み放題だと、瓶ビールが出てきますが、最初から王冠が開いている状態なので中身を入れ替えていることもほぼ間違い無いでしょうし(味がビールじゃ無くて発泡酒)。
ビールの中ジョッキの定義は様々ですが、最近居酒屋ではハイボールブームも手伝ってか、サントリーのビールが増えています。私は昔のモルツは好きでしたが、プレミアムになってから味が薄くなり高い割にまずいビールというイメージしか持っていませんが、世間では大人気です。
そして、居酒屋だけではなく、チョイ飲みを流行らせてビールを入れるというサントリーらしい広告戦略によって、どこへ行ってもモルツ、という光景が増えてきました。そんなチョイ飲みのお店ではモルツ ドラフトと称して新しい物を出しています。ようは、プレミアムモルツのブランドを下げないように単価をやや抑えたビールを出していると言う事でしょう。
でも、なんか違和感が…
ああ、そういうことだったのか。キリンやアサヒの中ジョッキは上げ底のやつが400ml程度、通常のやつだと435ml入る。でも、サントリーのは380。単価を安めにしてあるやつもプレミアムモルツも同じ容量だとすると…なんとなく損をした気分ですね。
スーパードライも薄くてまずいんですが、最近はドライ以外のまともなビールを出し始めている事、ウィスキーブランドとしてニッカウヰスキーを持っているので、サントリーに負けずに頑張って欲しいですね。