寿司屋で酒を飲むということ

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最近ではカウンターの寿司屋は少なくなり、寿司というと回転寿司というイメージが一般的についてきています。私は子供の頃に寿司屋にいくという事は無く、むしろ魚は祖父母の給料日前に食べるというイメージの物でした。

アジなんて捨て値に近い状態で買えるし、マグロなんてそれこそ安い魚の代名詞に近いほどでした。当時は日本一のマグロ水揚げ量を誇っていた三崎港の近く、横須賀に住んでいたせいかも知れません。

なので、あこがれは牛肉であり、ビフテキでした。そういえば、ビフテキって言い方もここ20年近く聞かなくなりましたね。最近は魚の漁獲量も減り、段々と高い物として提供されています。マグロの赤身というと一皿100円だった高校時代でしたが、今はかっぱ寿司では続いてるのかも知れませんが、赤身もいいお値段ですし、トロは更に高い値段で提供されています。

最近では、寿司屋が回転寿司になり、刺身を肴に少し飲んでからちょっと寿司を食べて帰るなんてのも減りました。元々の目的が変わったことや、居酒屋でも鮮魚を提供することが基本となったからというのもあるでしょうね。私の住む横須賀に「魚敬」という寿司屋があるのですが、ここは回転寿司ながらも、まあまあいいお値段してそれなりにいい寿司を出します。といっても、飯は給食会社からの提供だし、わさびは粉わさびだし…。

でも、ここのいいところは「ホタテをつまみで」というと、シャリなしでツマをちょっと添えて出してくれるところです。もちろん、ホタテならば普通は∞みたいな形でシャリに載っていますが、これをばらしてもらえる。たんにネタをシャリなしで提供するわけではありません。

京急久里浜の駅ビルにはこの魚敬の回転寿司がありますが、ここは17時~20時までの間で90分飲み放題1000円(もちろん料理は食え)というのがあります。19時に入ったら20時までの60分、19時半ならば30分となりますが、ビールが1杯500円なので、2杯で同じ料金となるため、普通の飲み放題居酒屋とは違いますがややお得。

しかし、そこで寿司ばかりを食べているとご飯で腹一杯になるのは残念なところ。なので、この「つまみで」が効くのです。最初はつまみでちょっとお刺身を食べて、あとは寿司で酒というのがパターン。

他の店は知りませんが、これはちょっといいなあと感じますね。寿司種の肴でちょっと飲んで最後に寿司でしめる。最高ですわ。

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