PC好き、ガジェット好き、平凡な日常大好き

カテゴリー: gadget

  • たまには直筆、FRIXIONボールペン

    frixion

    几帳面、私はそんな言葉とは無縁の人間だ。
    ノートに何かを書き留めると言うこともほとんどしない人間だし、字が汚いので書くことが嫌いだ。
    そんな私だが、このサイトに文章を上げるようになってからと言うもの、殴り書きを一度見直すためにも、一度ノートに文章を書き、それをPCに書き起こす事にした。

    二度手間になってしまうかもしれないが、文章構成という意味でもとても良いことだと思っている。
    しかし、ノートに一度書くと言っても、ワープロ人間。誤字脱字も尋常ではない。
    かといって、シャーペンと消しゴムは消しくずがゴミになることなどから少々あんばいが悪い。
    そこで、購入したのが消せるペン、FRIXIONボールペンだ。
    このボールペンは特殊なインクを使用しており、ペンの後ろについているラバーを使用すると、インクが消える。
    温度が60度を超えても色が消えるようになっている。古い人であれば一度は行ったことはある「あぶり出し」の逆というわけだ。
    以前に蛍光ペンで同じものを買ったことがあるのだが、今回はボールペンだ。
    これが意外と使いやすい。
    太さがいろいろある、0.4mm、0.5mm、0.7mm、1mmがあるが、今回私が買ったのは0.7mmのものを買ってきた。
    よく使っているペンも0.7mmなので、ちょうど良い太さだ。
    ただ、インクの濃さが一般的なペンよりも薄くなっており、見比べると明らかに濃さが違う。
    (画像はこの記事の元になるメモだ)
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    ゼブラ社のSARASAというジェルボールペンとの比較だ。
    このジェルボールペンは、濃いめなので、極端な比較になるかもしれないが、見た目ですでに濃さが全く違うのがわかるだろう。
    メモ書きに使う程度であれば、この濃さの違いはさして気にならない。
    ただ、消すことができると言うことで、重要書類に利用できなかったり、宛名書きにも利用できなかったりする。
    60度を超えるという環境はあまりないと思うが、機械を通るときにはかなり高温になるだろう。
    なので、宛名書きには利用するなと言うこともあるのかもしれない。

    このシリーズは替え芯も売られているため、ケースをそのまま利用し、中身だけを入れ替える事ができる。
    メモ書きに使うペンが少し使い勝手が良ければなあ、と思った人はお勧めだ。
    ただ、一つ欠点があるとすれば…ほかのペンと一緒に置いておくと、重要書類(たとえば履歴書など)に間違って使うことがあるかもしれないというところがある。
    これは気をつけるしかないんだが、うっかりミスが発生することもあるだろうから注意しよう。

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    FRIXION ボールペン
    標準価格:230円
    替え芯:3本入り 300円
    (ともに税別)

  • [iPod touch アプリ] Free Spreadsheet

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    iPod touchやiPhoneでビジネス系アプリを動かそうという方が無謀とも言えるが、そんな無謀なことを平気でやってのける。
    それがiPhoneユーザーだ。愛だな、愛。
    今回紹介するのはスプレッドシート、簡単にってしまえば表計算ソフトだ。
    iPod touchの小さい画面と操作性で表計算を行うとどのような感じになるのか、フリーソフトを使って検証してみよう。

    Luminant SoftwareはiPhoneやiPadのアプリケーションを主に開発しているようで、2008年設立とサイトにはあった。
    アプリを作るために法人化したという事かもしれない。
    早速画面を見てみよう。
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    このように、横幅が少ないために表示できるセルが少ない。
    しかも、横向きには対応していない。
    ちょっとこれはいけてない。
    しかしながら、その機能は一般的な表計算に必要なものをそろえている。
    単に四則演算が可能なだけではなく、関数も用意されている。

    操作方法

    操作は、編集したいセルをタップする、スクロールさせる、というところがメインで、操作性はかなり良い。
    単純な操作であることもあるが、タッチとドラッグはこういった表計算とは相性が良い操作なのかもしれない。
    セルをタップすることで、編集画面へと移行する。
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    編集画面の一例、最初から頭に=が付いており、文字列(表題など)を入れるためには、=を消してから入れる必要がある。
    数字入力を優先した設計がされていると言えるだろう。
    真ん中あたりに見える「Show Cells」をタップすれば、キーボード部にセル全体が表示され、編集中のセルの確認や、演算に使うセルの指定、たとえばA1+B1のような式を作る場合に、対象セルをタップすることでセルの選択も可能となる。
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    これを使うことで計算はかなり楽になると言えるだろう。
    関数も用意されている。実務では必要不可欠なものばかりだ。
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    特に、IF文が使えるのがうれしい。
    条件式がくめるために、実用的な計算式の作成が可能だ。
    ちょっとした計算であれば事足りてしまうだろう。
    これらは、真ん中の「Function」をタップすることで表示される。
    また、縦方向限定のようだが、連続したデータの入力も可能だ。
    完了をタップすると次の(下の)セルへ移動してデータ入力が可能となる。
    上の、Data EntryをONにすることで、連続データーの入力ができる。
    横方向にできないようなのが残念だが、十分実用的と言えるだろう。

    総評

    これがあればExcelいらずだ、などと言うつもりは毛頭もない。
    あくまで、個人的なデーターを集計したり、ちょっとした計算用途に使うのは良いだろう。
    完全なビジネス用途として使えない一番の理由は、メモリーの制限もあるだろうが、縦249セル、横152(EV)とそれほど大きなデータを扱えないこともある。
    しかし、このサイズである程度のデータを扱えること、if文や関数が使えることなどから、使いようによっては重宝するアプリだろう。
    ほかにもSpreadsheetは数多くあるので、色々と試してみるのも一興だ。

    Free Spreadsheet
    価格:0円
    http://itunes.apple.com/jp/app/id324020229?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

  • モバイルのお供

    モバイルジャンキーにとって一番の恐怖、それは電池切れ
    今回はバッテリーについてお話ししよう。

    電池切れの恐怖から逃れるために、できれば緊急用の充電器、充電池を備えておいた方がいいだろう。

    特にiPhoneユーザーの場合は、様々な専用充電池が用意されている。
    その中の一つがプロテック iWALK モバイルバッテリー。
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    これは充電口に直接差し込んで使える上にそれほど大きくないので、挿したままでも利用可能な充電池だ。
    ただし、容量が800mAhと小さく、iPhone4のバッテリ容量約1400mAhを完全に充電することはできない。
    約60%程度の充電が可能と言うことだが、大きさを考えると仕方がないだろう。
    価格はおよそ2800円程度なので、やや割高に感じられる。
    大きさと利便性を考えたときにはベストチョイスの一つかもしれないが、ずっと使い続けるヘビーユーザーには向かない大きさだ。
    緊急用として持っておくのであれば、この程度の容量があれば問題はないだろう。
    このメーカーは、ほかにもバッテリー容量が1500mAhある機種も出している。

    iPhone専用であればこのほかにも様々なものが出ているが、iPhoneだけを持ち歩いているユーザーばかりではないだろう。
    私のように、ノートPC、携帯電話、モバイルルーター、iPod touchと、モバイルガジェットに囲まれて生活をしている人も多くいる。
    それぞれ専用の電池を用意するのは得策ではない。やはり大容量の汎用性が高いバッテリーを持ち歩く方が良いだろう。
    私がおすすめするのはエネループを使って充電する方法だ。
    一般的に使われている方法だろうが、エネループ自体が少し安くなっていることもあり、充放電できるものを買っておけば問題ないだろう。
    といいつつ、私は充電器と放電器を別々に持っている。
    自宅では、エネループを4本充電できる充電器を持っており、持ち出してモバイル機器を充電するときにはまた別のものを使っている
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    SANYO NEW eneloop スティックブースター USB出力専用ブースターセット(単3形2個セット)

    これだ!と言えるほど良いものではない。
    形状がペンタイプなので、鞄に入れていてもそれほど苦にならないと思ったが、意外とかさばる。
    そして、充電スイッチが甘くて勝手にONとなり、いつの間にか電池が放電されていたなんてこともざらにある。
    ただ、私のiPodや光ポータブル、WM3500Rなどを充電するには十分なものであり、活用している。
    画像の右側にあるのは縮尺がおかしいのだが、標準でついてくるMicroUSBへの変換コネクターだ。
    同じエネループを利用する充電器では
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    eneloop mobile booster KBC-E1AS

    こちらは電池への充放電可能だが、なぜか同じ電池を使って放電できる時間が前述のスティックタイプより約20分短い。
    厚みが前者はΦ18mm(直径18mm)、後者が厚み25mmと7mmの厚さが異なり、幅は42mm後者が大きいが、長さは82mm短い。
    鞄にしまうという意味では、mobile boosterの方が使い勝手が良いかもしれない。
    充電機能はUSBでのみ充電が可能なため、やや手間がかかるのが難点だ。
    どうせならば、コンセントをつけてAC充電が可能であれば良いのに…。

    eneloopを利用して、USB機器への充電は標準品ではこの2つしかない。
    リチウムイオンバッテリーを利用している充電器は数多くあるが、いざというときに乾電池も利用できるの利便性の高い2つの商品だと思っている。
    eneloopを含めたニッケル水素電池はボルト数が低いため、一部機器ではちゃんとした充電ができないこともある。
    ちまちまと充電するのが面倒なときなどはこんな商品もある。
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    Energizer(R) XP18000

    18000mAhの容量を持つバッテリーだ。
    出力ポートも3つ持っており、19V、10.5V、USB用5Vの3種が利用できる。
    変換アダプターも様々なものが用意されており、ノートPCからiPhone、ネットブックも携帯電話も充電は可能だ。
    オプションで16v出力、12v出力なども取りそろえられており、しかも18000mAhという大容量。
    まさにモバイルジャンキーにうってつけの一台といえよう。
    今、私が使用しているモバイルPCはバッテリー容量5600mAhであるため、約3回分にも匹敵する。
    最大8時間稼働できるノートPCなので、24時間+8時間と数日お泊まりになっても持ちそうな稼働時間を得ることができる。
    もっとも、値段も重さも大容量なため、本当に長い時間使う必要がある人、電池が切れたら死んでしまうというような人向けだろう。
    私も購入検討しているが、値段が値段であるため、なかなか手が出ないのが実情だ。

    今回は、モバイルに欠かせないバッテリーについて書いてみたがいかがだったろうか。
    省エネ、エコが叫ばれる昨今、消費電力の少ないモバイル機器がさらに注目を浴びていくことだろう。
    しかし、電子機器である以上は電気を使うわけで、今後は充電池もさらに見逃せない分野となるだろう。