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カテゴリー: ソフトウェア

  • 以前から話題のOffice2010を買ってみた

    昨年から話題になっていたOffice2010の中国語版、これを買って日本語版の体験版からゴニョゴニョすると安く正規版になるという事なので買ってみました。本当はもう少し早く買っていれば2013への無料アップグレードも可能だったようですが、そこまで必要がなさそうなことや、その次のOfficeが出ると仮定した場合にはその頃にはまた同じようなことがあるんじゃないかなとか、マイクロソフトがライセンス体系を変えてくれて日本でもOffice365が個人向けにリリースしてくるんじゃないかとか、そんなことを考えていました。
    正直、もうOffice2003は飽きてきた事、世間が言うほどリボンインターフェイスが嫌いじゃないことなどから買ってみました。

     

    非商用利用というのが条件になっていますが、家庭で使う分には十分でしょう。これと同じライセンスを日本でも安く売ってくれればいいんですけどねえ…。中に入っているのはWord、Excel、PowerPointにOne Noteの4つ。日本で販売されているビジネス向けと違ってOutlookは含まれていません。私はメーラーにはShurikenを利用しているし、カレンダーなどは一人でこっそりとサイボウズを利用しているのでOutlookを利用する必要がありません。
    インストール方法は少しめんどくさいんですけど、電話認証も無事終わってインストール完了しました。
    Office2007との印象の違いとしては、PowerPointで図形の位置合わせが楽になったなあと言うのが最初に気がついたところです。2013で搭載されたんだと思っていたら2010から使えていたんですね。
    あと、One Noteはローカル版のEvernoteとして利用できるので、メモしておきたいことがあればこれを利用すればだいたい事足ります。とても便利です。
    しかし、中国などではこんな値段で(ほんとはもっと安いんでしょうね)オフィススイートが買えるんですね。この価格だとキングオフィス買うよりいいと思います。LibreOfficeもいいんですけど、いまいち使い勝手がいいとも言えないのが難点ですし、そもそも家でオフィススイートを使わないという人ならば必要はないでしょうが、Excel一つあるだけでも結構便利なんですよね。
    というわけで、ちょこちょこいじってみたいと思います。ちなみに、ごにょごにょといっても正規ライセンスなので違法じゃないはずです。たぶん。

  • 【Windows8Pro】Hyper-VマネージャでいろいろとOSをインストールしてみた。

    マイクロソフトの仮想化技術Hyper-VはWindows8ProおよびWindows Server2012では標準装備となりました。
    今回はちょっと時間があったのでこのHyper-Vを利用していくつかのOSがインストール可能かどうか試してみました。

    Hyper-Vってなに?メリットは?

    Hyper-Vとは簡単に言うと1台のパソコン(サーバー)で複数のOSを動かそうとする技術です。
    そして、それらはマルチブートではなくホストOSの上でゲストOSとして動かすことが可能となっています。
    ホストOS、ゲストOSと言ってもわかりづらいかもしれません。
    ここも簡単にざっくりと言ってしまうと・・・windows8を起動しているパソコンでxpを「Windows8のアプリケーションのひとつのようにして起動させることができる」という事です。
    image

    これを利用することによって、ホストOS、ここで言うならばWindows8に影響を与えずにアプリケーションの検証などを行うことが可能になります。
    たとえば、どうしても古いアプリケーションを動かしたいという時や検証環境を作りたい、単なる技術的な好奇心に駆られてなどなど、ちょっといろいろと試せるのがいいところ。

    一般的に、ゲストOSを入れた環境のことを「バーチャルマシン」という言い方をします。
    この言い方は、ほかにもJAVAという開発言語でも使われています。
    仮想的にもう1台のコンピュータを作るというのがバーチャルマシンの由来で、今回の場合はHyper-Vという仮想化ソフトの上でもう1台パソコンが存在するように見えることからこういう言い方をします。

    しかも、やばそうならば仮想環境ごと消してしまえば後腐れなく終われます。
    ちょっと危ないソフトを動かしてみるとき、Linuxで遊んでみたいけどそんなマシンを用意するつもりはないし…などと言うときに使えるのはとてもうれしいですね。

    注意しなければいけないのは・・・

     

    ここで、重要な事をひとつ。

    仮想環境とはいえ、OSを利用するとなればライセンスが必要となります。
    つまり、あくまでもHyper-Vは仮想的にコンピューターを作るだけで、OSは自分で用意しなさいよ、ということです
    なので、たとえばXPを使いたいなと思えばXPのライセンスを持つ必要があります。
    もちろん、そのほかにもWindows Serverを利用するならそのライセンスを、ということです。
    なので、今までライセンスを持っていたけど、すでに使っていないものや、Linuxなどのフリーで提供されているOSを利用してみるのがいいでしょうね。
    私も昔使っていたライセンスがいくつか残っているので、実機に入れるつもりがないものに関してはこのような検証環境に入れて遊んでいます。
    なお、メーカー品を買ったときについてくるOSや、ボリュームライセンスと言われるもの、たとえばFDDと一緒でいくらで買うといったものに関しては、本来ライセンスはその製品とコンビになっています。
    なので、FDDと一緒に買ったのであれば、壊れていてもそのFDDが組み込まれたコンピューターにのみインストールが可能になります。
    メーカー品ならば、そのパソコンのみ。ですね。
    このあたりの細かいライセンスの話をしていると次に進まなくなってしまうのでここまでにしましょう。
    あえて言うなら、私は正規ライセンス品で検証してますよ、って事です。

    Hyper-V3.0で利用可能なゲストOSは

    今回、この仮想化ソフトHyper-Vは3.0となっています。Windows Server2012とWindows8からバージョンが上がっています。
    また、旧OSとなってしまったWindows7Proで利用出来るバージョンは2.0のため互換性が取られていないようです。
    そこまでして新しいOSを売りたいんですかねえ…
    利用可能なゲストOSとしてはWindowsXP以降に発売されたクライアントOS、Windows2003Server以降のサーバーOS。
    そして、Linuxで有名なRed HatとSUSE(スーゼ)、CentOSがサポートされていると書いてある。
    (ソース元:http://technet.microsoft.com/library/hh831531.aspx
    ま、早い話windowsはXP以降、LinuxはRed HatとCentOSはサポートのありなしの違いだけでほぼ一緒、シェアも大きい。
    SUSEも日本ではあまり多くないがヨーロッパを中心にシェアが高い事などからサポートされてるんだと思う。
    比較的新しいOSがメインですね。まあ、Windowsに関して言えばサポート切れていないのだけ使わせようって事でしょう。

    試したのは3つ、まずはWindows2000SP4

    その中で、試したのはXP Professional、Windows2000SP4(保証外のサポート切れOS)、Ubuntu12.04、本当はWindows98も試したかったのだが、CDが破損していて読み込めなかったので3つを試した。
    まず最初に入れて見たのはWindows2000SP4。
    すでにサポートが終わっているので統合サービスという本来コンピュータが持っている機能、たとえばネットワークアダプターなどを仮想共有させることができないかもしれない。
    まあ、それも含めてお遊びだという事で入れてみる事にしました。

    インストールの前にまずは仮想マシンを作成します。
    20121124180224
    なにやら注意書き、あんまり気にせず次へ。

    20121124180408

    最初に名前を決めます。管理ツール上で表示される名前なのでわかりやすいものを入力すると書いてあります。
    OSが2000なのでまんま、Windows2000Sと入れておきます。
    20121124180510

    メモリの割り当て。imageと書かれていますが、おそらくこれは環境によって変わってくるんだと思います。
    私の場合は使ったコンピュータが8GBのメモリを積んでいるので、本体(ホストOS)が動く分などを除いた数値でしょうね。
    下限は変わらないけど上限はモンスターマシンならばもっと多くなると思います。そんなモンスターマシン持ってませんけど。

    20121124180549
    仮想ハードディスクドライブの作成がでます。
    これは、搭載しているハードディスクの一部をゲストOSで利用出来るようにするために必要なことです。
    これをすることでどうなるかというと、見た目はでかいファイルが作られます。
    ゲストOSをインストールする際にそのでかいファイルをHDDに見立てて利用するわけです。
    大きければいいというとそうでもなく、本体で使うHDDが少なくなるので適切な容量に設定をする必要があります。
    ここではデフォルトの64GBが表示されていますが、Windows2000のシステム要件としては2GB程度を推奨しているので、最終的には5GBとしました。ここで最終的という言い方をしたのには理由がありますが、後述します。
    とりあえず設定は完了。
    Windows2000なので、コアは1個だけを割り当てておきます。
    image
    設定変更で割り当てるコアの数(プロセッサの数)を変えられます。
    4コアのマシンしか使っていないので、最大で4コアまで割り当てできますが、あまり多く割り当てるとホストOSが不安定になってもいけません。
    適当にやっておきましょう。

    というわけでインストール開始(一部はしょっています)
    image
    XPまで使われていた青いインストール画面、何度も見た方はいるでしょうね。
    私もいろんな理由でたくさん見ました。
    image
    いろいろあってハードディスクのフォーマットへ・・・。

    クイックフォーマットとは、全体をフォーマットせずに済むためただ待っている時間となるフォーマット時間を大きく短縮できる。WindowsXPではインストール時に利用することが可能となっている。

    ここで思い出しました、確かWindows2000はクイックフォーマットじゃないと。
    つまり、かなり長い時間がかかる…正直64GBなんてあの頃は想像つかないような大容量HDDなので、1時間以上はざらにかかると判断、無理(笑)
    というわけで、5GBのハードディスクへと変更し、仮想マシンを作り直しました。
    こういうことが手軽にできるのも仮想マシンのいいところですね。
    image
    これまた懐かしい人もいると思うWindows2000の起動画面。
    インストールまではあっさりと終わってしまい、ちょっと拍子抜けするくらいでしたね。
    統合サービスはやはり利用出来なかったので、ネットワークにつながらないスタンドアローンでしか利用出来なかった。
    なおかつ、グラフィック周りもおかしいのか、解像度を変えたりするときにブルースクリーンで再起動がかかってしまう。
    image
    vga.dllがおかしいとかでてますね。
    ま、対応していないOSなので仕方がないってところでしょうか。
    画面のサイズを変えたりせずにいれば問題はなさそうですけど、安定しない仮想環境では検証にもならなさそうでした。
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    この頃のアイコンも味がありますね。ゴミ箱のアイコンはこの方が好きだったりします。

    Windows2000はやはりだめでした

    インストールはできてもスタンドアローンでしか動作せず、しかも不安定でブルースクリーンがでてしまうようなものでは役に立たない。
    検証環境としてはやや残念な結果となってしまった。
    本音を言えば、せっかく仮想化できるんだから古いOSこそサクサク動いてほしかったな。

    というわけで、Hyper-V3.0ではWindows2000を利用するのは少々難しい感じに思えた。
    実用的、とはかけ離れているけどノスタルジックな気分に浸りたいときにはいいかもしれない。
    といっても、音が鳴らないのであの懐かしの起動音やシャットダウン音は聞けないんですけどね。

  • JUSTSYSTEMの出したウィルス対策、無料版を試してみる。

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    JUSTSYSTEMが出しているインターネットセキュリティ、少し試してみました。
    先日リリースされたばかりで知名度も低く、評価も・・・なところが多いのですが、どんな感じなのでしょうか。

    JUSTSYSTEM独自エンジンではない

    ちょっと前まではロシアのソフトウェア、Kaspersky Internet Securityを販売していましたが、Kasperskyが日本法人をたてたことによってその提携も終了となりました。
    その後、自社で販売を開始したのがJUSTインターネットセキュリティです。
    Kasperskyは検出率や対応の早さなどに定評があり、McAfeeやNorton、ウィルスバスターなどと並んで評価の高いソフトウェアでした。
    ジャストシステムはその売り上げがなくなることによって発生する空白を埋めるために自社でソフトの開発を行い今回のリリースに至ったということです。
    ジャストシステム自身には今までウィルス対策ソフトの開発実績はないので、短期で開発するためには他社のエンジンを利用しています。
    どのエンジンを利用しているのかは明確にしていませんが、一部情報では中国メーカー製「KV Antivirus」がベースとなっていると言われています。
    このエンジンはあまり検出率も高くなく、評価はよくありません。日本でウィルスドクターの名称で2009年頃まで販売されていました。
    正直に言えば、何でこんなのを持ってきたんだ?と頭をかしげたくなります。

    無料版の広告の多さは異常

    無料版では広告が表示されます。
    しかし、その頻度があまりにも異常といえ閉口してしまうこと請け合いです。
    jsv1

    こんなのが10分に1回くらいのペースで出てきます。
    また、見えづらいかもしれませんがタスクバーの上にある小さいところがカウントダウンと共に減っていき、15秒くらいは表示されます。
    なお、カーソルを広告の上に持って行くとカウンターはリセットされ、表示されたままになる事もあります。

    jsv2
    カウンターらしきところはこちらの画像の方がわかりやすいかもしれません。半分くらい減ったところです。
    その上には広告、そしてミニヘルプと称して用語がちょこちょこと出ることもあります。

    総評

    正直、評判のよろしくないエンジンを搭載し、頻繁に出てくる広告に辟易してしまいます。
    入れる必要の無い駄作、そう言っても過言でないかもしれません。
    もう少しどうにかならなかったのかなあ、と思いつつ将来に期待してみたいと思います。
    あ、でもxfyもさっくりと切り捨てたジャストシステムなので、売り上げにならなきゃさっくりと見捨てるんじゃないかな。
    そんな気がする(笑)

    追記

    どうしても追記したくなったので書きます。
    やはりチャイニーズエンジンのせいなのでしょうか、完全にアンインストールするには単にコントロールパネルからアンインストールするだけではだめのようです。
    何でアンインストール用のファイルを使わないとイケないんだ…。
    [051640]JUSTインターネットセキュリティを完全にアンインストールしたい
    ちょっとびっくりしたと同時に、コレじゃKasperskyの代わりになる様な売り上げにはならんだろうと改めて思ってしまった。

  • このサイトでは、メイリオフォントを推奨しています。

    XPユーザーでも使えるメイリオあります。
    http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=F7D758D2-46FF-4C55-92F2-69AE834AC928&displaylang=ja
    今までのフォントと比べても格段に見やすい(にちゃんねるのアスキーアートなどは崩れますが)メイリオを推奨しています。
    メイリオフォントに合わせた設計をしているので、良ければインストールしてみてください。
    あ、マックユーザー、スマートフォンは最初からきれいな(ギザギザじゃない)フォントなのでそのままで居てください。

  • ATOK2011を買った、印象はまずまず。

    今年はJust suiteに当たる一太郎創は買わない予定でいましたが、2010年版のDVDが見つからなかったのでATOKだけ購入しました。
    ま、後から見つかったんですけどね…。

    ネットでは重いと評判で、タスク切り替えがもたつくとも評判でしたが、パッチが当たった影響?なのかあまりそういう風には感じませんでした。
    また、変換効率なども正直言うと2010とあまり大差がないかなあと思ってしまったりします。
    まあ、割引キャンペーン+ポイントの使用で2000円台で買えたのでいいでしょう。
    月額サービスより安かった訳ですし。

    一番大きく変わったと思うのは、標準でフロートしなくなったツールバーでしょうか。
    MS-IMEと同様にタスクバーに統合されています。案外これ好きかも。
    atok2011

    ただ、漢字変換モードなのか、切ってあるのかがちょっとわかりづらい気もしますね。
    そこだけが難点です。