【中古PC購入記 ProBook 6560b】実際にしばらく使ってみて思うこと

実際にしばらく使ってみて思うこと、特に入力部分について書いてみたいと思います。キーボードとタッチパッド、トラックポイントなどに関してです。

まずはキーボードについて

キーボードはキーピッチ19mmですが、一部のキーが小さくなっている。そして、Enterキーも小さめなのが問題だと言うことを最初に少し書きました。

しかし、キーの作りはしっかりしていて、よくある安物のキーボードとは違ってゆがんだりたわんだりほとんどしません。これはかなりいい事です。

前に使っていたAcerのTime lineXではこう行きません。全体的にキーを押下するだけでたわむキーボードでした。それに比べて、なんと安定したキーボードかと感心しました。

Enterキーの小ささも使っているうちに余り気にならなくなってきました。人差し指でEnterをパチーンと叩かない限り、ほとんど気にならない感じになりました。

テンキーに関しては、普段はほとんど使わないので気にならないんですが、あると便利という気はしています。というのも、家計簿をつけているので、Excelでテンキーがあると入力が捗ります。

キー全体もアイソレーションタイプなので、ゴミが入りづらい構造になっています。これは最近では一般的ですね。また、キーとキーに隙間があるので誤タイピングを減らせます。

 

トラックポイントは微妙

トラックポイントは私が好きな入力デバイスのひとつですが、ProBook 6560bに積んであるトラックポイントはポインターとしては優秀ですし、プレスセレクト(スティックをタップするとクリックと同じ動作になる機能)も感度は良好です。しかし、使い慣れているスクロール機能がついていません。

たとえば、ThinkPadのトラックポイントでは画像のようにスクロールに使える第3のボタンがついています。3ボタンマウスみたいな感じです。

k1577943056

それに対して、ProBook 6560bにはその第3のボタンがありません。つまり、スクロール機能は使えません。マウスで言うならば、今時2ボタンしかついていないマウスと同じと言うことです。Windows 95の時代ならまだしもこれじゃ操作性に問題があります。

trackpoint

スクロールというひとつの大きな難点を残しているだけであのトラックポイントがこんなにも使いづらい物なのかと思ってしまいました。人間って楽を覚えると元には戻れない物なんですね。

また、クリックボタンも大きめに作られているせいなのか、キーボードでの入力中に手が引っかかることもあって、これも地味にむかつく。このあたりは、あくまでもトラックポイントはおまけでついていると言うことなのかもしれません。ただ、こいつをつけると原価で1000円は上がるという話もあるので、無理に取り付ける必要は無いんじゃ無いかなあ。特に、据え置き型のノートでは膝の上に置いて操作するなんて事はほとんど無いわけで、そういう不安定な場所での操作にはトラックポイントが優位性もあると思うので、余計に意味が無いんじゃ無いかと思ってしまいます。

最後にスライドパッドは

スライドパットが大きすぎて左手が引っかかります。更に、左サイドのパームレストが小さい事、奥行きが長すぎることで、手首に本体の角が当たって少々ストレスになります。ただ、よくあるパームレストが熱くなるような事も無いので、そういったストレスは少ないです。

position1

また、スライドパッドを使うときには一度手をどかさないと誤動作します。これが一番の問題かもしれません。外付けマウスをつければ良いといわれればそれまでですが、

position2

この手の位置でも誤動作することもあります。早い話が2本指操作を切らないとダメなんですが、2本指でスワイプして拡大・縮小なんてのも結構便利なんですが、それが誤動作します。ブラウザなどで勝手に拡大されることが出てきます。

この問題は結構重大なところでもあります。わざわざホームポジションから手の位置を変えなければ行かないというめんどくささと、できる限り機能を制限するという事が必要となるからです。

すべては外付けマウスで解消しますが、この機種にはBluetoothは搭載されていません。つまり、USBワイヤレスマウスもしくはUSB有線マウスを使わないといけません。結局、デスクトップで使っていないBluetoothレシーバーを搭載して、Bluetoothマウスをつけましたが、この方法は実はいまいち好きじゃ無いんですよね…。

総括

まあ、簡単に言ってしまえば、キーボードは及第点以上、トラックポイントは残念、スライドパッドも使いづらいという所です。基本的に、デスクトップリプレースなので、外付けマウスをつけるのが基本かもしれませんが、それがここまで顕著に出るとは思っていませんでした。やっぱり、インプットデバイスは直接手に触れるため、重要なんだなと感じました。

フォローする

コメントを残す