【Windows2in1購入記】2インチとCPUの違いでこれだけ重いとは…。(Cube i7 book購入記)

フォローする

Cube i7 bookはCore m3ー6Y30を搭載しており、これはAtomの上位CPUにあたりCore iシリーズのモバイル向け低発熱省電力CPUとして位置づけられている物です。

単純なベンチマークテストの結果としては、Atomの最上位CPUから比べても1.5~2倍の違いがあります。その分発熱などもAtomに比べると多くなっているようです。もっとも、そうは言ってもファンレスで使えるのでタブレットなどには十分対応できます。

というわけで、今まで持っていた8インチのデジノスDG-D08IWよりはかなり性能が高いと思います。実際のベンチマークでも違いがかなり出ています。(詳細はまた後日)

今回はそのスペックそのものではなくて、単なるタブレットと2in1として使えるCube i7 bookとの違いとして、重量に関するところを比べてみます。というのも、勝手から思ったよりも重たいと感じているからです。

単純な重量の比較をしてみます。

image

本体だけのCube i7 bookです。本体が約720グラムとスペックシートには書かれていますが、私の個体は700グラム程度でした。まあ、ここまで重たいと10グラムや20グラムの差なんてわかりませんけどね。

image

DG-D08IWの重さです。今出ているモデルではなく、2年ほど前のモデルなので内蔵ストレージも32GBしか無いモデルです。8インチの小さいモデルだとこれだけ軽いんですね。本体が背面はヘアライン加工の金属ですが、サイドはプラスチックだったりするので、軽くできている所もあります。

image

こっちはiPad mini4です。カバーがある分だけDG-D08IWより重くなっています。(あちらは保護シートのみ)430グラムならば片手で軽々モデル重さですね。ペットボトル1本分より軽いんだし。

ただ、16:9のサイズと違って4:3のサイズなので鷲づかみだとぎりぎりの所ですね。重さとはあんまり関係無いです。

単純に本体だけの比較をしてもあまり意味がありません。付属品を考慮して比較をしないと実際に鞄の中の重さがわからなくなりますからね。というわけで、ここから先は付属品付きの重量です。

Cube i7 bookは2in1にするために専用キーボードがあります。なのでそれと一緒だとどれくらい重いのかを。他タブレット2つ(DG-D08IWBとiPad mini4)は普段使っているBluetoothキーボード、DG-D08IWBは更に使い勝手向上のためのBluetoothマウスも一緒に測定します。

image

Cube i7 bookと専用キーボードの重量です。本体と変わらないくらいの重さがあるキーボードなので、合わせるとかなりの重量。10インチクラスのノートPCと比べても重たいと思います。おそらくですが、タブレットの場合本体側の方に色々つまっている…つまりノートPCスタイルの場合、液晶部分が重たいと言う事になります。なので、キーボードが軽いと安定しない。もっと言うなれば、ひっくり返ってしまう可能性が強いと思われます。そのためにキーボードが重たく設計されている。

結果的に、安定性を高めるために普通のノートPCよりも重たくなってしまうと言う事になります。本末転倒な気がしますけどね。本体に足があるSurfaceなどは自立できるのでキーボードは単なるカバーに毛が生えた物でも問題がありません。この機種も同じように足があればキーボードはもっと軽く設計できたんじゃないかなと思います。バンカーリング方式でそういうのが出たら乗り換えてもいいのかもしれませんね。でも、専用キーボードなので電源供給は本体から行われます。そのため、別途充電器などでキーボードを充電する必要も無く、本体の電源が生きていれば問題無くどこでも利用出来るなど、良い点もあります。

また、このキーボードは意外と打ちやすくてタッチパッドがちょっと微妙な点を除けばかなり良いできのキーボードである点が上がられます。タッチパッドは画面がタッチパネルなのと、デジタイザーペンを利用出来るので、それほど重視されていないのかもしれませんね。

image

こちらはiPad mini4とBluetoothキーボードです。iPad mini4にはスマートカバーがついています。

半分以下の重量となっていますね。当然のことながら小さくて軽いのが特長なので、重くては意味がありませんから。また、キーボードと本体が別々になっているため、サッと本体だけ取り出してチョコチョコっと使うなんて言うのはこちらの方が向いているのかもしれませんね。サイズ的に片手で持てますし。

欠点としては、スマートカバーのスタンドが意外と柔らかいので、タッチパネルを使うときに不安定である事、Bluetoothキーボードが結構固いのでやや疲れるところが挙げられます。

また、折りたたみ式キーボードですから、広げると10インチのタブレットと変わらない横幅が必要となります。まあ、キーピッチがその分大きめなので打ちやすくはありますけど、場所は取ります。

そして何より、IMEのお馬鹿ちゃんな所と勝手に出てくる予想変換がかなり邪魔な存在です。これは、iOS特有の問題ではありますが、文章を長く打つためのキーボードで有りながら、こういったソフトウェアの問題で使いにくくされてしまっています。ものすごく残念な所ですね。

image

最後はDG-D08IWB、8インチの古いタブレットです。こちらには特に保護カバーなどはありませんが、表面に保護シートだけ貼ってあります。キーボードはiPad mini4と同様の物で、マウスはELECOMのBluetoothマウスです。マウスが無ければほぼiPad mini4と同じくらいの重さでしょう。やはり8インチは軽くて良いなと思う部分はあります。

これだけ重量差があると2インチのサイズ違いと言うだけではなくて、色々とつまった中身なども関係してきているんだと思います。

常時持ち歩くという事を考えるとできるだけ軽い方が良いですし、これだけ重量の違いがあると考えちゃいますね。といっても結局は持ち歩くんでしょうけど、iPad mini4と合わせて持ったら2kgなので、今までより鞄が重くなるかもしれないなあと感じて計ってみました。

image

スマホまで入れた重量で2kgちょっと。あとまだ届いていないモバイルバッテリーが660グラムはありそうなので、2.7kg程度の重さになりそうです。iPad mini4をモバイルルーター代わりとして使わなければ2.3kgくらいまで落ちそうですが、これだけの重さだと結構なサイズのノートPCを持ち歩くのと変わらなくなりますね。2in1はどれも重たいのが難点なので、仕方がないですね。

ちなみに注文したモバイルバッテリーはこれです。

大容量で12V以上の出力が可能でなおかつお値段抑えてあって、モバイルバッテリーとしてだけではなくてAC電源もついているので色々便利って感じです。

コメントを残す