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カテゴリー: windows10

  • 【OMEN17 17-cb1001TX】マクロキーはゲームで使ってないけど

    今回買ったモデルは17.3型液晶を搭載しており、かなり大きめです。まあ、W890も同様に大きかったんですけど、ちょっと違うのはW890は15.6型液晶と同じキーボードを搭載していたと言う事。それに対して、このOMENは17インチモデルと15インチモデルで若干異なります。
    私は15インチモデルは持っていないので、そちらに関しては比較サイトのものを見て貰うとわかると思います。

    簡単に言ってしまうとマクロキーが左端に着いているかどうかの違いです。

    6個のマクロキーがあります。

    この左側にある6個のキー、P1~P6までのキーが特長のひとつです。それぞれ、専用のユーティリティーを利用してキーを割り当てることができます。その割り当ても本来はゲームなどに利用するためのものなんでしょう。キーを押して何ms後に次のキーを押して、どのキーを離すなどということがプログラムできます。それによって、様々な事が可能となります。例えば、昇龍拳コマンドを入れておくとか、FPSなんかだと武器の変更とかでしょうかね。そういうことに利用出来るのが便利なものです。

    さて、そういうわけでこのキーの設定についてですが、コレはOMEN専用のユーティリティーを利用します。

    このユーティリティーによって色んな事が出来るようになっています。この機能の一つを利用してマクロキーを設定します。

    この機種名でもあるOMEN17という所をクリックして、マクロをクリックすると出てくる画面です。今、設定されているマクロ6個の一覧と割り当てているキーの場所が表示されていますね。物の見事に実用的なものばっかりです。コピー(Ctrl+c)とカット(Ctrl+x)、ペースト(Ctrl+v)にすべて選択(Ctrl+a)と拡大縮小はブラウザの表示倍率を変えています。古めのサイトだと幅がかなり狭く取られていて画面の真ん中に小さく表示されることもあるので、それを大きく見たいときに使います。

    このように、ゲームにだけ使うというわけではなくて、実用的なものとしても使えます。更にFnキーと合わせてもう6個作れるので、全部で12個のマクロを利用することができます。
    この機能はゲーミングキーボードとしてhpが売っているものでも利用可能になっていますが、ONEN 17は標準で使えるのがいいところかもしれませんね。私はゲームと言うより実用面で結構役に立っていると思っているのでこの機能はあって損はないと思います。ただ、15インチモデルには搭載されていないので、そこは残念な気もしますね。売れ筋はどう考えても15インチモデルでしょうから。

  • 【OMEN17 17-cb1001TX】ではベンチマークを

    ベンチマークでも載せます。今回はいつものCrystal Mark2004R7とChinebench、PCMark10をやってみたいと思います。過去分はこちらを見比べて貰うとわかりやすいと思います。

    最初はCrystal Markから。

    まあ、これ自身はかなり前に設計されたベンチマークなんで参考になるかどうかもわかりません。ただ、一応ちゃんと動いているので比較対象として載せます。

    CrystalMark Result

    Display Mode : 1920 x 1080 32bit (ClearType)

    CrystalMark : 638727

    [ ALU ] 190677
    Fibonacci : 63728
    Napierian : 48212
    Eratosthenes : 35393
    QuickSort : 43322
    [ FPU ] 152339
    MikoFPU : 23730
    RandMeanSS : 71473
    FFT : 39667
    Mandelbrot : 17447
    [ MEM ] 107545
    Read : 36750.08 MB/s ( 36750)
    Write : 13346.46 MB/s ( 13346)
    Read/Write : 13422.30 MB/s ( 13422)
    Cache : 440056.17 MB/s ( 44005)
    [ HDD ] 86794
    Read : 2698.02 MB/s ( 18990)
    Write : 2539.35 MB/s ( 18196)
    RandomRead512K : 1687.84 MB/s ( 13939)
    RandomWrite512K : 2291.36 MB/s ( 16956)
    RandomRead 64K : 501.06 MB/s ( 8005)
    RandomWrite 64K : 1041.68 MB/s ( 10708)
    [ GDI ] 22378
    Text : 10591
    Square : 1482
    Circle : 4537
    BitBlt : 5768
    [ D2D ] 24661
    Sprite 10 : 628.47 FPS ( 62)
    Sprite 100 : 600.67 FPS ( 600)
    Sprite 500 : 488.10 FPS ( 2440)
    Sprite 1000 : 401.63 FPS ( 4016)
    Sprite 5000 : 161.47 FPS ( 8073)
    Sprite 10000 : 94.70 FPS ( 9470)
    [ OGL ] 54333
    Scene 1 Score : 21515
    Lines (x1000) : (4534299)
    Scene 1 CPUs : ( 512)
    Scene 2 Score : 32818
    Polygons(x1000) : (2537766)
    Scene 2 CPUs : ( 1024)

    数値としては、W890から10万くらい上がっています。CPUが順当に上がっているところとHDDが倍以上早くなっています。同じSSDなんですけど、こちらはRAID 0で組まれているのでその分早いのかもしれません。あと、W890はウェスタン・デジタルのSSDでこちらOMEN17はSamsungのSSDを利用しています。型番を調べたらPassMarkでは結構な違いが出ていましたんで、そこら辺が違うんでしょうね。

    グラフィック周りについては、D2DまではW890はIntelのグラフィックで動いてOGLだけがGTX16500で動いてたっぽいんですが、こちらはすべてGTX2070で動いていたのでD2Dで大きな違いがでたんじゃないかと勝手に思っています。と言うのもOMEN 17はグラフィックスに関してはIntel UHDを完全に無視しており、デバイスとして出てこない状態です。すべてnVIDIAのボードで動いています。設定をプチプチやったW890と比べてなんもしなくていいのは楽だなと感じています。

    Chinebenchを試してみる

    正直、こちらは世代が変わっていますがコア数が変わっていないしスレッド数も変わっていないのでそんなに差が出るとは思っていません。

    思ったより差が出ました。9750Hが2500くらいなんで2700くらいかと思ったらもっと差がついていてちょっとビックリです。単に第10世代という話だけではなくて、それなりによくなったって事なんでしょうね。まあ、ベンチマークで測るべくもなく9750Hでも全然普段の用途としては問題がなかったんですけどね。

    PCMark 10

    PCMark 10はW890も載せてなかったのでそれも載せます。

    まずはW890から。

    気をつけて貰いたいのが、このベンチマークはグラフィックボードは内蔵のIntel HD630で動いていたというところです。コレだと、グラフィック周りのベンチマークはかなり落ちると思います。

    次はOMEN17です。

    まあ、差が出るのはしかたがないでしょう。結構違いがありますね。ただ、ほとんどがグラフィック周りのスコアの差のようなので、想定内です。

    こんな感じで、第9世代Core iシリーズから見ても順当にアップグレードされており、比較対象がショップブランドから立ち上がったマウスコンピュータという事もあり、パーツの選定などもやや差があるのかな?という気もします。例えば、W890ではWi-Fi6対応のIntelチップはオプション扱いだが、OMENでは標準搭載でしたし、SSDもPassMarkではかなりスコアが異なっていました。メモリーはA-DATAとSK Hynixなんでまあ、違うかなです。あと、液晶パネルもOMENは144Hz駆動しますから残像がもちろん少なくなります。

    エントリー向けゲーミングPCとミドルハイ向けゲーミングPCですから、違いが出てくるのは当たり前でしょうが、結構違うもんだなあと感じた結果でした。

  • 【OMEN17 17-cb1001TX】全体の作りを見てみよう

    今回は、キーボード以外のところを見てみたいと思います。まあ、公式にも普通に作りはでてるのでそこまで必要な情報かどうかは不明ですが。

    キーピッチは18.5ミリくらいです。定規が見づらいとは思いますが、19にはちょっと満たない感じでした。ピッチとしては良い方で、特に問題はないと思います。これだけのピッチならば、普通のパソコンとして打ちにくいとか言う事はないと思います。

    スライドパットでは一般的な作りで、感度は悪くありません。W890では左上に指紋センサーがついていたことから、オーソドックスな作りに見えます。Surface Laptopはスライドパット本体でクリックできたりしていたので、こういったなにも無い普通のものって実は初めてかな?なんて思ったりします。その前はThinkPadなので、トラックポイントがついていたりと、ちょっと普通と違ってましたし。

    液晶上部にはカメラがついています。しかし、このカメラはWindows Hello対応ではないので、顔認証デバイスとしては利用することが出来ません。
    ビデオ会議などで顔出しをしない限りは無用の長物なんですが、今では普通についているんですよね。顔出し会議嫌いなのであっても使わないデバイスになってしまっていますが…。

    電源ボタンもこんな感じでちょっとわかりづらい感じに見えます。まあ、こういう余計なものを極力廃した作りになっているんだろうなとは思います。ちなみに、電源が入っているときには赤く点灯しています。本体が黒なので、赤い点灯もちょっとわかりづらいので、電源が落ちたかどうかわかりにくいかもしれません。
    どちらかというと、キーボードのLEDバックライトが消えることで電源が落ちたことがわかる感じかもしれません。

    右側面です。右側は比較的シンプルで、USBが1つとSDカードスロットのみがついています。あと、この文章を作っていて気がついたんですがSDカードスロットの横にHDDランプがついています。ただここに付けられても全く見えないんだけど…という感じはしますけど。見えるかどうかではなくてついているかどうかが問題という事なのかもしれませんね。

    向かって左側面です。こちらは色んなものがついています。まずはUSBがType-Aが2つ、Type-Cが1つの合計3つの端子がついています。そして、マイクとスピーカー端子、HDMI、有線LAN、ディスプレイポートなどです。丸いのはAC電源を刺すところになります。なので、本体を置くときには左側にスペースがある様な設置だと取り回しが楽になると思います。特に電源は曲がりにくいhpがよく使っているストレートの電源ケーブルなので。

    背面についている排気口です。結構大きい排気口で、コレが左右についています。そして、この排気口に干渉しないようにと液晶の作りがちょっと特殊になっているというところのようです。このあたりはゲーム用にわざわざデザインしているので、効果はあるんではないかと思います。

    また、ゴム脚も少し持ち上げて裏面に隙間を空けるような作りになっており、吸気しやすい作りになっています。コレも珍しいですね。

    裏面になります。ここにWindowsのステッカーが貼られています。昔はよく裏面にプロダクトキーが書いてあるシールが貼ってあったことがありますが、今はそうではないんですね。
    ちなみに、本体はばらしやすいと言う事が公式に書いてありましたが、精密ドライバーで6本くらいビスを外せばばらせそうでした。前述の通り、ばらしていませんけど。

    また、裏を見る限り、すぐにパーツが見えているわけではなくて、単にフィルターが貼ってあり、その内側にファンが見えているだけなので、配置がいまいちわかりませんね。このフィルターは本体の液晶側に近いところに当たります。

    本体の各部はこんな感じです。サイズの大きい17インチのモデルなのですが、基本的な配置は15インチモデルと同じような感じなんだと思います。キーボードに関しては、15インチだとマクロキーがついてないようなので、その辺は違いがあるようです。以外とマクロキーが使い勝手がいい(と言っても、コピペや全選択などですけど)ので、やはり大きい17インチのモデルにしてよかったと思っています。

  • 【OMEN17 17-cb1001TX】実際に梱包を解いて中身を確認

    今回、注文したのが8月15日(土)で、到着したのが8月21日(金)と公式ページにある様にしっかりと5営業日で「到着」しました。ここが大事、出荷ではなくて到着。
    今回は特にカスタマイズはせず、保証だけ1年から3年へと伸ばしています。多分保証なんて使う事はないんでしょうけど、念のため。ちなみに、本体は簡単にばらせるようなので、パーツ交換は自分でも可能なようです。今回は保証伸ばした関係もあってか、初めて買ってすぐにばらさずに使っています。ばらせないSurface Laptopを除けば初めての事かもしれないですね。

    箱の中身はなんだろな

    では、開封していく様をダイジェスト版でお送りします。スライドショーの機能を利用するのは初めてかもしれないですね。こういうのも簡単にできるのは楽です。ただ、プレビュー画面では旨く動いていないので、公開時にどうなることやら…

    横に入っているのはACアダプターと電源ケーブル。
    本体の下には説明書が色々と。この辺はメーカーだなと感じられます。
    ACアダプターの重さで軽量パソコン1台分位ありますね(笑)

    続いては。ベリベリっとビニールを剥がしてみたところがこちら。

    天部に関しては、真っ平らではなくて意匠が施されています。画像だとピラミッド型に見えるかもしれませんが、特に膨らんでいるわけではありません。また、マークがある方が前面に当たり、全体的に長方形に出っ張りがある様なイメージとなります。これは、廃熱のために液晶を少し浮かせたようなポジションに置くための手段のようです。このために、開くと普通のPCとはちょっとフォルムが変わったように思えます。ヒンジも比較的隙間が空いていないため、少し華奢なイメージを与えてしまうかもしれません。

  • 【m-Book W890】ブラウザベンチマークをやってみた。

    今のパソコンというとメインで使うのはブラウザ、そしてOfficeスイートやゲーム。一般家庭だとそんなのが多いんじゃないかと思っています。
    ゲームなんかも結構ブラウザで完結出来るものも多かったりするしそうだとすると、ブラウザの動作は現在のパソコンでは重要なところになるのではないかと思っています。と言うわけで、ブラウザの性能を見てみたいと思います。

    今回やったのはこれ

    https://web.basemark.com/
    様々なテストを行っていくものなんですけど、GoogleやAppleが作ったわけではないので、自社のブラウザだけが有利になるようなものではなさそうな感じです。
    で、そのブラウザのテストではHTML5のテストもあるためにグラフィックボードの差異が関係してくるのかなあという所も気になっていました。当然、ブラウザ本体の性能もありますが、それを実行するためのハードウェアの問題があると意味がないのかもしれないという気もしています。

    で、このテストはブラウザのベンチマークテストなんで、ハードウェアの性能も含めて色々見てみようという事もあり、最近ではパソコンより性能が高いとかよく言っているiPad ProとPixel4 XLでも試してみようと思います。

    PC側で試したのはchromeとEdgeです。Edgeはchromium版のやつですから基本的な性能は同じはずです。チューニングで差が出るのは当然でしょうけど、どこまで差があるのかは不明です。Firefoxもついでにやってみます。

    では早速やってみよう

    で、最初にお断りしておきます。スマホでやろうと思ったんですが、スマホは出来たんですがiPadではこのベンチが完走しませんでした。chromeもsafariもダメだったのでもうそういうものだろうという事で諦めました。
    スマホは走ったので、スマホのchromeの結果も貼っていきたいと思います。

    まずはchromeから。

    基準がよくわからないんですけど、同じベンチマークをやっているサイトでもこんな感じである模様です。ただ、内蔵グラフィックスでの結果がほとんどだったんですが、もうちょっと上のグレードであるGTX1650では2倍以上のスコアを出しています。

    やっぱり普通のウェブでも内蔵グラフィックスよりもグラフィックボードを積んだ方がウェブでもパフォーマンスが高いんだなあと言う事がわかりますね。

    MS Edge(chromium)

    最新のEdgeはchromiumベースとなっており、基本的にはchromeと同じです。個別にチューニングを掛けたりしていると思うので、全く同じではありませんね。

    こちらは内蔵グラフィックスではchromeより上ですが、グラフィックボードではchromeの方が上ですね。何度か計りましたが、この傾向は変わりませんでした。まあ、どっちにしろchromeと遜色ないスコアが出ているのはいい事です。

    ただ、私の環境では一部のウェブサイトで誤動作をする事があるのでメインで使うにはもうちょっとってところですね。後はスマホ側のEdgeがダークモードで動かないのでそれを解消してくれればメインでもいけそうなんですけどね。

    Firefoxはこんな感じ

    Firefoxは今ではシェアも急減していって消えそうな感じになってきています。Netscapeに続いて2回目の敗北って事でしょうか。

    エンジンが異なるので結果が異なるのは当然のことですが、結構落ちるなあという感じですね。ただ、ちゃんとした結果を表示するという思想があったんだと思いますが、今では開発側がchromeに合わせがちなのでベンチマークでも落ちてしまうことになるのかと思っています。この辺も、過去にIEに合わせられた事、無料で配られてしまったことで消えていったNetscapeに近いのかなあという気もしています。

    Pixel4 XLではどうだろう

    昨年のフラグシップモデルであるPixel4 ではこんな感じです。なんかもっとパソコンよりもすげーって事になるのかと思いきや、そうでもないのがアレですね。まあ、十分だと思いますし、特に不自由はないんですけど。

    あと、iPad Proでベンチマークが走らなかった理由はいまいちわかりません。

    やっぱり、内蔵グラフィックスよりはちゃんとしたグラフィックボードを搭載した方がすべてにおいていいんだろうなと思います。その分高くなるのはしかたがないと捉えるか、そもそも内蔵グラフィックスでもそんなに不都合ないからそんなのイラネってなるかはそれぞれの考え方だと思うのでなんとも言えません。

    私は据え置きノートならばグラボ搭載ってのがいいなと思っていますので、今回色々と言われているマウスコンピュータですが、文句は全然ないです。