【飯シリーズ】10年くらいぶりに食べたが、前より濃い気がするのは年のせいかな…-たまがった 横浜駅西口店

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大分とんこつラーメンで横浜近郊には数店舗あるのがこの「たまがった」です。

最初に知ったのは今から10年以上前の話で、最初に食べたのは横浜近郊の「神奈川新町」という駅にあった店です。神奈川新町本店と名前が付いているようで、当時からここが関東の本店という扱いみたいですね。駅前にある当時数少ない飲食店として、食べた覚えがあります。

今では、神奈川新町には行くことがほとんどありませんが、横浜には行くことが多いので、横浜店があるのは知っていましたが、かれこれ5年くらい存在は知っていながら行っていない、という状況でした。今回、ホントに10年ぶり以上だと思いますが行ってみました。当時私はまだ30代前半、今とは味覚も食欲も食べられる量も食べるものの質も変わっていますね。まあ、早い話当時よりもオッサン化しているって事です。

ラーメン 710円

前に比べてかなり値段は上がってますね。私の記憶では600円くらいだったんですけどね。まあ、10年以上も経てばそりゃ上がりますよね。味は九州とんこつラーメンなんですが、ここのはちょっと濃いめに感じられます。系統としては、天一に近い系統に感じられます。

ただ、昔はここまで濃くなくていわゆる九州とんこつラーメンという感じでもう少しあっさりしていた気がしたんですが、これは単に私が忘れているだけなのか、それとも時代の流れで味が変わったのか、それとも私が濃いとんこつを受け付けなくなった年になったのか、それは不明のままです。

麺は九州とんこつラーメン特有の低加水麺で細いそうめんみたいな太さの麺です。そして、具材はチャーシューとネギ、海苔が入っています。また、卓上の調味料でタレを濃くするためのものやニンニク、ごまなどがそろっています。九州とんこつラーメンでは、替え玉が基本というような事があり、全体的な量は少し抑えられているように感じられます。また、麺の硬さも固めやバリ固などがメインで注文されるのが普通ですね。

私は替え玉をするつもりもなく、固すぎる麺も好きではないので、普通で頼みましたが、食べている間に少しずつ伸びていく感じも有り、やっぱり固め位で頼めば良かったと後から後悔していました。

ちなみに、「たまがった」とは、たまげたなんて言い方もする様に、驚いた時の言葉を大分弁で表したものだそうです。昔の話ですが、神奈川新町の本店では店舗の入り口に「たまがった」の由来が書いてあり、玉が上がるほどビックリするという意味だという事が書かれていました。

玉が上がるなんて、男性にしかわからないでしょうけど、そんなことが普通に店舗の入り口に書かれていたのも時代というものでしょうかね。今なら、セクハラだとか言い出す人がいそうな気もしますけど。また、実際にビックリしたときに玉が上がるなんてことは無くて、あったとしても玉袋が縮み上がった影響で玉が体内に入り込む＝玉が上がると言う事で、玉だけが勝手に上がるなんて事は無いですね。

そんなことはどうでも良いでしょうけど、そんな由来があるたまがった。毎日食べるには濃い気がしますが、たまがっただけにたまに食べるにはいいと思います。私は結構ここのラーメン好きなんですよね。

ごちそうさまでした。