現在では、データ通信はイー・モバイルが頭一つ抜けており、それをWiMAXと携帯電話各社が追いかけるような構図となっている。
2010年に始まった帯域制限で、イー・モバイルを解約検討するユーザーも多いことだろう。
イー・モバイルのほとんどのユーザーは長期契約のプランに入っている。
それが「にねんMAX」かも知れないし、「にねんS」かも知れない。
それらは24ヶ月使うことで割引が行われるプランだ。
24ヶ月過ぎたユーザーは、次にどうするか考える。
契約を延長するのか、辞めるのか、それともプラン変更するのか…。
それぞれ手続きが必要となるが、手続きが乱雑でわかりづらいのでかいつまんで説明しよう。
解約をする場合には、電話連絡の上、解約用紙を取り寄せて手続きが必要となる。
かなりめんどくさいが、解約させないようにするというのはどこもやることだ。
この場合、解約手続きは25ヶ月目、つまり2年と1ヶ月に入ってから行わなければ違約金対象となる。
1ヶ月の猶予の間に手続きを済す必要がある。
かなり解約に苦労をしている人がいるようなので、都心部に在住であれば、イー・モバイルショップへ行ってしまうのが良いだろう。
なお、イー・モバイルショップとスポットがあり、スポットでは解約を即日受けられないケースがある。
ちなみに、電話連絡に関しては本人以外の連絡は受け付けないと言っているので、こちらも注意が必要だ。
解約時は、25ヶ月目に手続きを行う必要がある。
イー・モバイルは下り最大7.2Mbpsのプランと最大42Mbpsのプランがあり、現在はキャンペーンを行って速度アップを促している。
速度の速いプランの方が月額料金も高い。
実際には、どれだけのユーザーが恩恵を受けられるかはわからないが、都心や主要都市であれば恩恵は受けられるのではないだろうか。
帯域制限を受ける恐れもありつつとなるため、本当にプラン変更が必要かどうかはよく考えよう。
この契約変更の場合には、契約最終月にあたる24ヶ月目に行ってかまわない。
25ヶ月目に入ってしまうと新しいプランの適用は翌月からとなり、1ヶ月の空白の期間が発生する。
その空白の期間はベーシックプラン、つまり割高な料金体系となる。
データプランであれば、5980円だ。にねんMで契約したときより1000円高くついてしまう。
機種変更(プラン変更)と解約では、契約手続きを行う月が異なる。
機種変更(プラン変更)のオンラインショップのページなどでは、「期間満了でないと違約金がかかる」という事は大きく書かれているが、機種変更の場合にはどの時点で行うかは明確に書かれていない。
書いてあるのは
契約期間満了月の翌月より自動的に移行される契約種別は、契約期間満了時点での料金プランと契約種別の組み合わせにより異なります。なお、契約期間満了月に料金プラン変更をお申し込みいただいた場合は、お申し込みの料金プランと契約種別の組み合わせに応じた契約種別に自動的に移行されます。
いまいち言っていることがわかりづらい書き方だ。
なので、事前に知っておかないと、契約改定月が過ぎてから変更手続きをしようと考えていると、1ヶ月高い料金を支払わなければいけなくなってしまう。
言ってしまうと、私がその罠にはまった。
今までにねんMAXで契約をしており、途中からライトデータプランからデータプランへ変更することで500円安くなるキャンペーンを使ったので、ベーシックでも支払う料金は変わらなかった。
だから、仕方がないと考えるんだが、もうちょっとわかりやすくして欲しいね。
契約時と解約時、契約時には良いことを言って解約の時にめんどくさいとこういう不満を言うユーザーが多く出てくるから、気をつけて欲しいと思う。
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