もうブログサービスという物が時代遅れとなったんだよね

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最近では、文字だけで表現するというのが時代にあっていないと考えるところがあります。と言うのも何でもかんでも動画にできる時代になり、昔のように低画質の動画ではなくてフルHD以上の画質でストレスなく見ることが出来るようになった時代である以上、文字だけでは物足りないと感じる人が増えているんだろうと考えている。

かつて、2003年ごろ(すでに20年ちかく前か…)にはテキストいじり(フォントサイズの変更や色の変更)を使って白髪的に流行っていた「侍魂」など、そういったサイトが流行ったことで文章系サイトが多く現れていった時代もあった。未だに活動をしている呉エイジ氏なども2000年ごろから活動をしている。あの頃はまだ動画というような物がほとんど無く、アニメーションGIFなどを使ったり、Flashプレイヤーを使った表現が多かった。すでにそのFlashもサポートを終え、その役目を終えている。

考えたら、20年とは長い間だ。インターネットが一般的になったのが1995から96年ごろ、ブログに関してはそうしたサイトだけではなくて、単なる個人の日記としての側面としても流行っていった。当然ただの日記を見ても楽しい物でもないので、有益な情報や面白いサイト以外は閑古鳥が鳴いている、または更新が面倒になって止めてしまうといった事が多くなっていった。

かくいう、私もこのサイトを始めてからは10年以上になるが、年々更新頻度は下がっている。特に何があるというわけではない日常なので、書く事が無いというのが一番の理由だ。ガジェットを買ったりした場合には当然の事ながら更新頻度が上がることもあるが、最近あまり買い物をしていないというのもあって書く事が無い。

単に文字だけのサイトもだんだんと減っているし、以前のまとめサイトみたいな物もYouTubeに動画で大量に上がっているのであればそれを見た方が良い。というか、聞き流しみたいな事ができるので見ていると言うより聞いている。今はシングルタスクで何かをするという事が減ってきている人が多いのも文章サイトが衰退した理由もあるのかもしれない。また、サイトの文章を読むならば、今はスマホでマンガも小説も見ることが出来る。そうした物を見ながら動画を音声だけ流す(もしくは音楽を聴くなど)という流れになったのかもしれないなと感じる。

考えたら、あの頃はパソコンで見るかスマホで見るしかなくて、そこに集中する環境で見るという時代だったので、目的がサイトを見ることであって、中心に位置していた。今でははじっこに追いやられてしまった感が否めないのは寂しいようであり、時代の流れであり、しかたがないことなんだろうなと思う。

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