【bitecool NesBook AI X3】どれくらいの用途が適切なPCなのか

フォローする

さて、前回の記事は早速買ったPCで書いてみたんですが、特に問題なく編集出来ました。最初はアップデートが各種走ってしまい重いなあとは感じましたけど、そりゃしゃあないですね。windowsアップデートとOffice365のインストールも走ってたり色々ありますからね。

まあ、そんな事を思いつつベンチとかを一部載せつつ、色々と考えてみたりしようと思います。

恒例の骨董品ベンチを回してみる

まずは最初に最新ではない古いベンチを回してみようのコーナーです。今回も古いCrystal Mark2004R7を回してみようと思います。骨董品ベンチというか、これ最初にリリースされたの20年前ってことになるんですよね…恐ろしい。

比較対象として過去のいくつかの物を持ってきたいと思います。

このN100は大体第6世代の省電力CPUに匹敵するみたいな感じで言われているのですが、あいにくその頃はSandy おじさんまっただ中だったわけで第6世代は持ってないんですが、第7世代のSurface Laptopの情報が残っていたのと、現在の主力PCなんかと比較してみようかなとも思って見たりします。

まずはSurface Laptopですが、改めてこの機種はと言うと第7世代のCore i5を搭載したPCで、超低電圧版と言われるCore i5 7200Uを搭載しており、今回の機種と比較できそうな感じかと思います。まずは早速今回買ったPCの数値を出してきます。

数値としてはちょっと前のPCという数値ですね。ちょっと前というか、軽量コンパクトな持ち運びとかのPCって感じですか。正直、用途が色々あるPCですが、すべてを網羅する必要が無いと考えるとこれで十分なのかもしれない。で、この数値なんですけど、比較対象として先ほどから出ているSurface Laptopともう一つ、結構長く使っていたSandy Bridgeこと、Sandyおじさんなっていた時代のPCと比較してみたいと思います。ちなみに、うちで使っていたのはCore i 5 2500Kを使っていました。このCPUも4コア4スレッドのCPUだったんで、比較対象になるかなと思います。

最近ではあまり聞かない略称もありますが、ALUとは簡単に言えば数値演算プロセッサです。四則演算をしたり等よく使われる機能を示していると思っておいて板開ければと思います。
その下のFPUは昔はよく聞いていた浮動小数点プロセッサと言う物で、私が最初にそれを知ったのは386CPUのコプロセッサとして387が発売されていたと言うような時代です。つまり30以上前ですね。当時の会社で最初に与えられた{CADで利用していた}PCがPC-9801RA21だったような気がします。で、コプロセッサを後から追加したみたいな流れだったかと。

と言うわけで、基本性能であり、昔から使われている部分でのベンチなので、新しい命令文とか追加された機能などではなく基本性能を測っているという風に思ってもらえればというベンチです。

まずはSurface Laptop

CrystalMark : 203303

[ ALU ] 43329
[ FPU ] 36053
[ MEM ] 48819
[ HDD ] 50280
[ GDI ] 14037
[ D2D ] 0
[ OGL ] 10785

さて、このSurface Laptopの数値ですが、先ほど説明のALUはN100の方が優れています。ただ、FPUは低い。これはどういうことかというと、このFPU部分って使われる用途がシミュレーションやらCGを作る際に必要とされています。つまり、一般的なオフィススイートやら文章作成やら動画再生にはあまり影響がありません。動画のエンコードとかには影響あると思いますが。
このCGとかの部分って何かというとゲームなんかでも利用されることになります。もちろん今はグラフィックチップが統合されているのでそちらも利用されますが、CPUでも当然処理を行うのでその辺に影響が出ます。

つまり、何が言いたいかというと、ゲームなどの用途にはこのPCは向かないという事です。他の比較としては、メモリはSurface LaptopがDDR3、今回のPCはDDR5と考えると当然早くなっているという事、ストレージも当時はSATA接続で今ではNVMeでPC Expressで接続されているので、転送速度がかなり違います。

ついでに過去に使っていたNECのデスクトップ。Sandyおじさんとして2019年ごろまで利用して、トラブルが増えたのでSurface Laptopへ買い換えたPCです。

CrystalMark : 216947
[ ALU ] 67461
[ FPU ] 42521
[ MEM ] 46245
[ HDD ] 39054
[ GDI ] 14421
[ D2D ] 2269
[ OGL ] 4976

こうしてみると、全体の数値は今回買ったPCの方が高いんですが、先ほどのCPU部分であるALUはSurface Laptopと同様の傾向となっています。FPUが低くてALUが高め。SandyおじさんはFPUもそこそこ高めですが、ALUとの差が激しい。これはもしかしたら第7世代との追加命令や設計の違いがあるんだろうなとは思います。

と言うわけで、性能はそこそこはある。前のCeleronほどどうにもならない低性能ではない。4コアあるのでそこそこ動く。と言う事でしょうね。考えてみたら、Celeronもちょっと前から4コアになって昔ほどの絶望的な性能ではないと言う部分はありますが、今回は設計を見直している関係で更に性能は上がっているようです。

次回からは細かい不満やちょっと気になった点などを書いていきたいと思います。

コメントを残す