光ポータブルを子機として使ってみる。

ルーター→無線親機(MZK-W300NAG)→光ポータブル(子機として利用)→ルーター機能→PC無線(子機)
として接続してみた。
この接続方法は親機との通信保証ができないので、NTTルーター以外は動作保証外としている接続方法だ。
とはいえ、Wi-Fi認証通っているならば本来は接続できないといけないと思うんだけど(笑)
設定はいくつかの方法があるが、今回は「かんたん設定」を利用する。
早い話、この設定方法はSSIDを自動的に探してきて、パスワードを入れればOKというもの。
暗号化や認証方式なども自動で出てくるから結構楽。
で、うちのルーターはプラネックス製のルーターで、NTT製ではない。
それで通信が可能かやってみた。

結果としては何にも問題なくつながった。
実は、この接続方法は取扱説明書には設定方法を載せておらず、でも外に出しているチラシには載っている。何を考えてるのかわからない

この接続方法は2重ルーターとなるので、NATがうまく働かなかったりuPnPがうまく動かないなどの制限が出ることがある。
といっても、テストでやっただけなのでずっとこのまま使うかどうかはわからんので気にしてないが(笑)
というのも、大本の無線はIEEE801.11nに対応しており、最大300Mbps通信が可能な親機だ。
対して光ポータブルは最大54Mbps対応のIEEE801.11gまでにしか対応していない。
つまり、通信速度が遅い。
実際にそれぞれの通信速度を測ってみた。測定したのは昔からあるブロードバンドスピードテストというサイトを使った。
2カ所のサーバーに対しての速度測定となる。

光ポータブル
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.1
測定時刻 2010/10/17 07:10:00
回線種類/線路長/OS:CATV/-/Windows 7/****
サービス/ISP:-/J-COM 160Mコース
サーバ1[N] 8.65Mbps
サーバ2[S] 9.01Mbps
下り受信速度: 9.0Mbps(9.01Mbps,1.12MByte/s)
上り送信速度: 7.3Mbps(7.36Mbps,921kByte/s)

親ルーターと直接無線通信
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.1
測定時刻 2010/10/17 07:14:38
回線種類/線路長/OS:CATV/-/Windows 7/****
サービス/ISP:-/J-COM 160Mコース
サーバ1[N] 38.5Mbps
サーバ2[S] 37.2Mbps
下り受信速度: 38Mbps(38.5Mbps,4.81MByte/s)
上り送信速度: 7.5Mbps(7.57Mbps,947kByte/s)

この通り、速度ははっきりと異なる。
わざわざ自宅で遅い回線を使う必要はない。
ただ、無線LANルーターが54Mbpsまで対応だった場合には、中継器としての利用は可能だろう。
もちろん、推奨はしていない使い方だが…。
うちではこういった使い方をする必要はないのだが、PC側の設定によるが…

外で使う→スリープ→家に帰ってスリープ解除→前回の設定があるので光ポータブルにつながる→つなぎ替えるために一旦切断→家の無線につなぎ替える→光ポータブルの情報が残っていて一度ipconfig /renewしないとつながらない→(‘A`)ヴァー

なんてことが起きる。
これは何ともしがたいことなので、仕方がないと言えば仕方がないが…。
まあ、そういうことをわかった上でつきあっていくしかないんだから、あきらめるか。

結論
けっこあそべるルーターで、用途は広くていい。
もちろん、難点もいくつかあるが、借りておいて損はないだろう。
ただし、家の中で無線ルーターとしてしか使わないのであれば、市販品を別途購入した方がいい。
無線ルーターだけの性能を見れば月額300円の価値はない。
あくまでも、外でも使うし家でも使いたいという人向けであることを注意いただきたい。

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