ピークシフトってなんだろう。

毎年、夏になると節電が呼びかけられていた。
日中の消費電力が供給量ぎりぎりになってしまっていたからだ。
今年、東日本大震災により関東圏の電力をまかなっていた原子力発電所がすべて止まってしまっている。
そのことによって、この夏の電力供給は今までに比べて遙かに少なくなってしまっている。
そして、今までよりも大幅な省電力、省エネを呼びかけられている。
日中使うPCについてもなるべく省電力をしようという流れになっており、各社がピークシフト対応ソフトを供給している。

ピークシフトとは、消費電力が多い日中になるべく電力を使わないようにする事で、たとえば、ノートパソコンであれば、日中はバッテリー駆動させ、電力消費が落ち着いた時間帯に充電を行おうという試みだ。 


ピークシフト自体はかなり前からあり、ThinkPadなどは2002年のノートパソコン、R31にすでに搭載している。
(参考:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0205/ibm4.htm)
今まであまり活用されていなかったのは、意識が低かったこともあるが、それ以上にピークシフトに耐えられるバッテリー駆動ができない事が多かったからだろう。
例えば、先ほどのR31で言うなれば、バッテリー駆動時間は大凡2.3時間、これでは、ピークシフトの時間すらバッテリー駆動が厳しい。
ピークシフトで想定されているのは上記の図のように11時~16時の5時間。
この中で2時間程度をバッテリー駆動させ、それ以外の時間は充電せずにACで駆動させる事で省電力を図ろうと言うことがメインのようだ。
どうしてもバッテリー駆動にするとパフォーマンスが低下することもあり、その当時のパソコンでは作業に支障が出る事もあっただろう。
昨今、パソコンの性能が上がり、ロースペックといわれているパソコンでさえも十分に使うことができるようになってきた。
確かに、昔に比べればはるかにスペックが増したパソコンとはいえども、やはりバッテリーで動かしたり省電力の設定をすることでスペックは大幅に落ちてしまう。
モバイルノートの場合には、基本的に据え置きで使うことが前提ではないため、ピークシフトと言われてもそもそも持ち歩いていれば電力は使わない。
個人的には、どこか中途半端な感じが否めないのは私だけだろうか。

では、各社のピークシフトソフトのリンクをみていこう。
NEC 121ware.com
富士通
Lenovo
東芝
通販のdellやacerなどはリンク自体が見当たらなかった。
やはりメインは日本企業が行っているということなのだろう。
各社、効果はまちまちとしているが、概ね該当の時間帯は3割~4割の省電力が図れるという。
1つ1つの積み重ねが必要なのだろう。
また、デスクトップでは、マイクロソフトが省電力設定の最適化ツールを提供している。
http://support.microsoft.com/kb/2545427/ja
これを使うことで、デスクトップでも消費電力を落とすことができる。
といっても、コントロールパネルで設定できる省電力設定を自動で行うだけであるため、既に設定をしている場合、メーカー独自の設定などがされている場合には効果がない。

おそらく電力不足は今年限りで終わることではないだろう。
来年も、再来年も続いていくことだろう。
だからこそ、短期的ではなく長期に渡って省電力をするように心がけと決意をしておこう。

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