先日、GP01の事について書かせてもらった。(注:キャンペーンはその後変わっています。)
契約がG4契約に変わった7月、実際にはどれくらいの速度が出るのか、早速試してみようと思う。
ルーターが安くなるキャンペーンの最中に42Mbps対応の新しいPocketWi-Fiが発表された。
名前はやはり某ロボットが画像検索でたくさん出てくるGP02で、ソロモンよ、私は帰ってきた!というところか。
今度のルーターは、42Mbps対応と言うだけではなく、NAS機能搭載も行われ、駆動時間も4時間から4時間半へと少し向上している。
駆動時間については誤差の範疇かもしれないが、イー・モバイルも本気を出しているのかもしれない。
これ以上の帯域制限が無ければ、データ通信ではWiMAXよりもエリアの問題もあり上であると言えよう。
GP02は形状がGP01やD25HWと異なるため、バッテリーの互換性は不明だが、少なくとも21Mbps対応のGP01の正当進化と言える。
GP01は最大で21Mbpsの速度を持つが、実際にどんな感じなのか、試してみようと思う。
計測場所は、私的に利用しているエクセルシオールカフェ(新橋近郊)で測ってみた。
ここは、比較的電波が入りやすい場所なので、速度もそれなりに出るであろうと思う。
仕様端末はAS1830z、私の現在の相棒だ。
無線にて通信を行い測定を行った。無線はIEEE802.11nを利用している。
まずは古くからあるブロードバンドスピードテスト、広告がアダルト系でなければ良いのに、アダルト広告ばかりで閉口する。
最速で9.51Mbpsと上々の結果だ。
理論値の半分近く出ていれば良い方だろう。
やはり、ここは電波事情がいい。
続いてテストしたのは、speedtest.net。
夜になると、東京のテストサーバーがよく落ちている。
ここではなんと10Mbpsを超えた。
10Mbpsといえば、自宅のWiMAXと大差がない速度だ。
これまた上々の結果と言える。
これくらいの速度が出てくれれば申し分無いだろう。
どちらにせよ、帯域制限がある以上は、それ以上の速度があってもあまり意味が無いだろう。
以前ほどとは言わないが、もう少し帯域制限の緩和をしてもらいたいと切に思う。
自宅では速度はほぼ変わらなかった。
ただ、自宅では固定回線があるので、ほぼ使わない事を考えると良いのかもしれない。
なにせhttp://bit.ly/iw5Cjfこんな速度が出ることがあるから。
ちなみに、先月1ヶ月の通信量は以下の通りだった。
約1.5GBとかなり少ない。
今月これがどこまで行くのかわからないが、帯域制限にかかったとしてもp2pなどをしなければ問題無いだろう。
前の契約で使っていた時には、明らかに光ポータブルの方が電池の持ちが良かった。
同じスタイルで使っていて、先に電池が切れてしまうのは間違いない。
大きさ相応の電池の持ちであると言えるが、大容量バッテリーが多く売れている事、イー・モバイル自身が大容量バッテリープレゼントキャンペーンなどを行っていることから、バッテリーが弱点であることはわかっているのだろう。
ワンタッチで無線LANのON/OFFができるのはうれしいが、それよりはもう少し電池が持って欲しかった。
また、ファームアップでNASも使えるようにならないのかなあ、と淡い期待をしている(まあ無理だろうけど)。
私の生活スタイルでは、十分速度向上の恩恵を受けている。
月額料金も下がった上で速度向上が見られるので、結果としては十分だ。
2年はこのままの契約でいく訳だが、その頃にはLTEは一般的になっているのだろうか。
WiMAXはどうなっているのだろうか。
回線は一本に絞ったが、今後の他社の動きも注目していきたい。