結局、auスマートパスは1ヶ月で解約しました。

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auスマートパスを利用して約1ヶ月。本体の修理など様々な事がありましたが、結果として継続利用するだけのメリットがないと判断をしました。
様々なメリットがあると思われるauスマートパス、その多くのサービスは新規ユーザーのものでした。

ゲームコンテンツの多さ

まずauスマートパスで目を見張るのはそのゲームコンテンツの豊富さ、約500本あるというアプリケーションのうち280近くがゲームとなっている。

image カイロソフトのゲーム発展国++の一場面、google playでは230円で販売されている。

スマートフォンのゲームは単価が安い、グリーなどと提携していないものに関しては、1本100円~300円程度で販売されている。
auスマートパスに登録しておけばそれらが月額390円で自由に出来る。これは確かに安くみられるだろう。
しかし、ゲームをしない人にとっては半分以上がゲームアプリケーションであることは残念でならない。
内容も過去に発売されたものが多く、新規に開発されたアプリケーションはあまり多くない。もちろん準備期間が短かった事など様々な理由はあるだろうが、以前からスマートフォンを利用している人であれば、格安で手に入れたことがあるゲームや、定番過ぎてすでに購入しているというユーザーが多かったのではないだろうか。
また、ゲームだけに限って言うなれば単価が安いためにそれだけでは毎月390円という課金にメリットを見いだせない人も多いことだろう。
ここが第一の問題点で、今後もアプリケーションを増やしていかないと意味が無い、そして増えていったとしても宣伝の方法によっては埋もれてしまい、既存ユーザーの退会へと繋がってしまうことだろう。

ヘビーユーザーには「どこかで見たことあるアプリケーション」

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当サイト一押しのソフト、7notes with mazec
手書きで入力するIMEだが、その精度の高さがすばらしく、フリック入力に不慣れなユーザーや古くはZaurusなどのユーザーにはもってこいのアプリケーションだ。

ゲーム以外の所で売りにしていたのは単価が高いアプリケーションだ。
たとえば、英和辞典やATOKがあげられる。
他にも当サイト一押しソフト、7Notes with magecなどがあげられる。
元々無料配布されていた物をau独自のカスタマイズをすることで目玉商品扱いされているものもある。
dolphin browserがいい例だろう。しかし、どれをとっても月額390円という価格を考えるといまいち微妙なラインだと言わざるをえない。
ATOKに関しては、現在ではGoogle IMEがあるためその付加価値を失いつつある。7notesは元々900円とびっくりするほど高いものではない。
元々が無料のアプリケーションに至っては言うに及ばず、独自のカスタマイズなんて物はほとんど必要が無いものだ。
そうして考えてみると、スマートパスに入っている意味が薄れてしまう。特に、ヘビーユーザーや今まで使いこなしてきた古参ユーザーは意味の無いサービスと感じてしまうことだろう。
他にもスマートフォンで画像を編集するアプリケーションなども見ていったが、若者向けのようでデコレーションや美白補正などをするという方向が多い。
やはり、今まで使ってきたユーザーにとっては「今更何を…」という物が多い様に見られる。
私はスマートフォンとしては昨年10月(2011年10月)から使い始めているので古参ユーザーではないが、それ以前からiPod touchでPDA用途として利用していたり、Zaurusを何故か6台も買ってしまうような人間なので、実際に使ってみてがっかり感がぬぐえなかった。

これから買う人、試してみたい人向き

これからスマートフォンを買う人、そして今までアプリケーションに抵抗があった人たちにとっては毎月390円で色々試すことができるのはいいことかもしれない。
新規ユーザーおよびアプリケーションに抵抗があったユーザーがターゲットとなっていることは発表会でもうたわれていた。
しかし、それだけではないだろう。既存ユーザーにとってもいい物があるだろうと思っていたのだが、残念ながらその期待には応えてくれていなかった。
しかし、あくまでも私の用途に向かなかっただけであって、今まで大量のアプリケーションがあり、何をどう使ったらいいのわからなかったと言う人たちには選択肢は絞られているとはいえどもわかりやすいサービスになっているのではないでしょうか。

 

au Cloudは期待したほどではない(現時点では)

au Cloudは現時点では画像の送受信用にしか利用できず、あまり使う事がないだろう。
そのうちに進化してテキストファイルを保存しておけたり、ブックマークやバックアップが可能になったときにこそ進化が発揮されると思っている。
まだ今の段階ではメリットが感じられないサービスであるというところが残念でならない。
画像のバックアップに関しても基本的にはWi-Fi環境およびWiMAX環境で利用することを想定しており、3G回線で利用するのは現実的ではない。
au Home SPOTをレンタルできるうちにしておき、その日に撮った画像を夜中勝手にバックアップする。
すでにアップルではiCloudで行なわれている機能の一部でしかないが、Androidで始めたと言うことに意味があるのかもしれない。
バックアップが可能になったときにこそ本当の実力を発揮するサービスだろう。可能にならなければあんまり意味が無いので、ここは期待しつつ待ちたい。

結果として、総じて残念なサービスだった

恐らく私の用途に合わなかっただけなんだろうが、総じて残念なサービスだと思ってしまった。
まず、アプリケーションに関してはすでに購入済みのものがいくつもあり、お得感が得られなかったことが大きい。
Cloudに関しても、2月にDropbox増量祭りがあったのでそれほどメリットを感じられなくなってしまった。
また近い将来いいサービスに変わったときに入会してみようと思う。

ちなみに、解約したらその時点でインストールされていたスマートパス対応アプリは自動的に削除されました。
無料アプリはそのままでしたが、ゲームなどは強制削除、やめるなら月末近くがいいようですね。

 

追記

スマートパスの解約でこのページが表示されることが多い様ですが、解約方法はhttps://tknriiii.net/?p=4331こちらに載っています。

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