Web AppとGoogle Docs、個人用比較をしてみよう~その1

私は文章を書くのは好きだが、学が無いためにおかしな文章によくなる。
少しでもそれを防ぐために、私はメモ帳などで下書きをして推敲をなるべく行うようにしている。
同時に、ちょっとしたことをネタ帳としてまとめておいて、後から清書したり切り貼りして記事にしたりしている。
Cloudサービスを使うことでこれらがオンラインで気軽に、便利に使う事ができる。  
メモを作成したり、文章を書くということではEvernoteが古株として居るのだが、いかんせん無料ではできることが限られてしまう。
そのため今回はEvernoteは除いて、マイクロソフトとグーグルのサービスを比べてみたい
まずは一発目、マイクロソフト側からOneNoteを紹介する。

Microsoft SkyDrive with OneNote


マイクロソフトWeb Appでも一番単純なメモアプリの位置づけになっているのがこのOneNote。
簡単に言うと、マイクロソフト版Evernote(機能簡略版)と言ったところだろうか。
機能は少ないが、ちょっとしたメモなどであれば十分な機能を持ち合わせている。
すべての機能を使うためにはパッケージ版を買ってね、となるので注意が必要だ。
インターフェイスは現在はoffice2010準拠であるが、プレビュー版ではすでにのっぺりした2013準拠のインターフェイスに変更されている。 
skydive自身を利用するためにはMicrosoft Live IDを取得する必要がある。
最近はLiveがリストラされてMicrosoft IDと名称が変わっている。
どちらにしろフリーメールアドレス1つで登録が可能で、@live.jpのメールアドレスをついでに取得することも可能だ。
SkyDriveとしては7GBまで利用が可能なので、ストレージとしてある程度利用しつつオンラインオフィスを利用するのがいいでしょう。

機能

基本的な編集機能を持ち合わせているが、高度な編集は行えない。
また、文章を書くという点では同じWeb AppでもWordを利用した方がいいだろう。
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フォントのサイズや太字、斜体などリッチテキストを編集する機能は標準搭載。当然と言えば当然ですけど。
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また、見出しや引用など書式を利用することも出来る。
この項目もよくあるオフィススイートなどに準拠している。
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挿入メニューでは色々追加をする事ができる。
図に関しては、フォルダから直接ドラッグアンドドロップをしても貼り付けることは出来ません。
そのため、挿入メニューから選択していく必要があります。
また、クリップアートに関してはオンラインでデータを検索しますがカテゴリー検索などは無く、タグをキーワード検索して見つけ出す必要があります。
あまり使い勝手がいいとは言えない。

androidにもクライアントがあるが・・・

実はこのOneNoteはandroidでも利用可能となっている。
ただ、これも使い勝手はあまりいいとはいえない。
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メニューで利用できるのはこの4つの編集項目。
左から、画像の取り込み(ギャラリーもしくはカメラを起動)、段落番号(1.2.としていくやつ)、箇条書きとチェックボックスの表示。
この4つだけだ。
太字や斜体などの基本的なリッチテキストの編集はおろか、洗濯した部分のコピー&ペーストすらできない。
はっきり言って駄作の極みである。
これを使うくらいなら普通のテキストエディタで事が足りてしまうし、装飾などを施すことを考えれば、当サイト一押しAndroidアプリ、7notesがある。
Cloudで利用ができると言う1点だけがメリットだ。

言うほど便利では無いWEB版

OneNoteはいわゆるスクラップ帳のように利用できるアプリであり、Office2010版などは結構使い勝手がいい。
しかし、WEB版はその便利な機能をごっそり取り払っていること、図の貼り付けすらできないなど基本機能が劣っている。
あくまでもパッケージ版を買わせるためのおまけという事なのかもしれない。

次回はGoogle Docsから「文章」をご紹介します。

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