[Android App紹介]テキストエディタの名作Jotaがさらに進化した。

Jota+ 0.2.11 (無料)
カテゴリ: ツール
販売元: Aquamarine Networks.
サイズ: 917k
インストール数: 10,000 – 50,000
更新日: 2012/10/28
対応OS: Android2.2 以上
平均評価: 4.5 (414件の評価)

 

テキストエディタは数多くありますが、シンプルかつ軽量。そして使い勝手もいい。そういうものって案外少なかったりします。
例えば、windowsでは名作といわれる秀丸エディタがあるようにAndroidでもとてもいいエディタがありました。
Jota text editorがそれでした。
無料かつ一通りの機能を搭載、しかも1MB近いテキストファイルも開くことができる。
まさに至れり尽くせりのテキストエディタでした。
そして、そのメジャーアップデート版がこのJota+です。
イオタと読むそうです。有名どころではランボルギーニの実験車両だった「J」もイオタです。

無料でも十分、有料ならさらに使いやすい

このエディタは基本無料なんですが、すべての昨日を使おうとすると有料版を買う必要があるというパターンで、無料版では一部機能が利用できません。
とはいえ、無料といえども広告が出るわけでも無いので、気にしなければそのまま利用できます。
有料版(420円)を購入することで、開放される機能もあります。一般的に使うのであれば無料版で充分ですが、420円と安価なので(秀丸は10倍の4200円、やれることももっと多いですけど)単にファイル編集以外のことをしたい人は購入した方がいいでしょう。
というのも、有料でできることの一つにオンラインストレージ、クラウドと連動できる機能が追加されます。
ここに関しては後述します。
まず最初に無料版でできることとして、前述の通り大きいテキストに対応、文字コードも複数・・・いや、多数対応。
細かい設定項目によって、半角スペースや全角スペース、タブを表示可能。
高速スクロールやアンドゥ・リドゥ機能など、通常のテキストエディタとしては高機能な部類です。
しかもブルートゥースキーボードも利用できるため、これ一台でテキスト編集は(画面の大きさは別として)ほぼ網羅できる優れものです。

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実際の編集画面はこのような感じになっており、特段特徴があるわけではありません。
唯一、下部に見えるツールバーが特徴といえるでしょう。
シンプルが故に快適に動作する、それもテキストエディタの重要な要素であることを忘れてはいけません。

また、上部にある4つのアイコンはそれぞれショートカットとなっており、左からカット、コピー、貼り付け、アンドゥなどを表示するメニューとなっています。
スマホの限られた解像度の中でこれだけ表示させているのも大変なことかもしれませんね。

クラウド連携が使いやすすぎる。

有料版を購入することで連携可能となるオンラインストレージ。
利用できるのは4種類。
おなじみのDropbox、GoogleDrive、Skydrive。そしてあまり日本ではなじみがないかもしれないBox。
それぞれストレージとしては5GB~7GB(いろいろ無料増量しても最大で25GB)と、テキストだけを扱う上では十分すぎる容量をそれぞれ持っている。
そして、クラウドサービスとして利用できるため、移動中はスマホでちょこちょこと編集、家に帰ってパソコンで続きを編集、校正を行う。といったことが容易にできる。
様々な文章を扱う人たちには重宝される使い方だろう。
しかも、保存するとき以外は通信を行わないのも大きなメリットだ。
たとえばGoogleDriveは常時通信ができる状態でないと文章の編集は行えない。移動中にケータイが少し圏外になれば、その間は編集すら使えなくなってしまう。
なぜこのような仕様になったのかはわからないが、そのせいで使い勝手が大きく劣ってしまっているのも事実で、通勤や帰宅途中で回線が切れて(‘A`)ヴァーとなることも多い。(鶴見川近郊では必ずWiMAXが切れる。)
それにたいして、Jotaであれば編集中は無駄な通信をしない。なので、保存時だけ通信が可能であれば問題ないのだ。
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デフォルトディレクトリとして外部通信を選択できるので、ファイルを開くときにも通信は行う。そのときに通信が行えなければエラーが出てしまうのだが、それは仕方がない。当たり前のことなんだから。
私の場合は一番容量が大きいSkydriveをメインで使うことを考えている。
画像はカメラアップロードで自動的にアップロードできるDropboxへ、テキストなどはSkydriveへ。GoogleDrive?なにそれ?といった使い方する。

スマホでテキスト編集をするならば一押し

単に多機能なだけであればほかにも様々なテキストエディタはあるが、クラウドと連動を考えた上で利用するのであればこのJota+はまさに最高の一品といえるでしょう。
420円という価格が高いとみるか、安いとみるかは人によって変わると思いますが、Androidを使うならば外せない一本となるような気がします。
MazecとJota+、この二つがあればAndroidでのテキスト編集に困ることはまずないのではと思っています。
あ、物理キーボードを利用する際には、ATOK+Bluetoothキーボード+Jotaで一部動作しないことがあるそうなので、ご注意を。

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