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ウォークマンというと、昭和から続く携帯型プレイヤーの総称で、今でこそそれほどでもありませんが以前は代名詞となっていました。
ファミコン、ホッチキスなどと同じように、携帯型カセットプレイヤーはウォークマン、といった感じでした。
今では、iPodにその地位を取られていますが、まだまだ捨てたものではない様です。
今回発表されたのはAndroid搭載のZシリーズ。
簡単にいってしまうと、iPod touch対抗機種と言うところでしょうか。
音質については色々とやっているようで、デジタルアンプやノイズキャンセラーなど、随所に音にこだわるソニーという部分も見受けられます。
また、付属のイヤホンも密閉型というのもiPod touchとは大きく異なる部分でしょう。
もちろんそれだけではなく、Android端末としてのマルチメディア機能も搭載。
マーケットやHDMIにも対応できる盛りだくさんの仕様です。
大きさも4.3インチ液晶を搭載、一般的なスマートフォン並のサイズという事ですね。
ただし、カメラはついていません。
重さは156g、iPod touchが101gであることを考えると、重たい感じがするでしょう、液晶サイズが違うので当然と言えば当然のことです。(iPod touchは液晶サイズが3.5インチ)
そして、驚くべきはその価格。
容量 | Zシリーズ | iPod touch |
16GB | 28000円 | 8GB(参考) 20900円 |
32GB | 33000円 | 27800円 |
64GB | 43000円 | 36800円 |
Zシリーズの価格は想定市場価格(だいたいこれくらいの値段で売られると思うよ価格)で、iPod touchはアップルストアの実売価格です。
こうしてみると、少々お高い値段設定になっています。
付加サービスを考えたらお得と考えるか、発表が後発でありながら割高だと考えるかはそれぞれの考え方でしょう。
音にこだわらない人なので、何で割高なのを買わないといけないんだ?という感覚です。
そもそも、自分で持っているiPod touchは音楽ほとんど入れていません。
ネット端末およびアプリケーションを使う事がほとんどです。
Android端末もいじってみたいという欲求もあるのですが、それならばケータイを買い換えてしまえば良いわけで(すでに2年半使っているので)、コレだ!というところがありません。
ネット端末として利用するにもTwitterへの画像のアップ、動画撮影、両方ともZシリーズではできません。
大半の人は音のこだわりより値段、そして使い勝手を重視します。
ただ、iPod touchの使い勝手が良いかと言われると良いとはいえないのも現実ではあります。
かといって、Androidが良いかと言うと、これまた色々とあるわけで、どっちもどっちな所はあります。
それを踏まえた上でこの価格差を考えると「無い」という判断になってしまいます。
そして、近いうちに出るであろうiPhone5、出るかわからない第5世代iPod touchに対抗できるだけのものなのか、実際に出てみたら触ってみたいと思う。