さくらのレンタルサーバでオンラインストレージを構築した。(Owncloud)

フォローする

ここ1年くらい大容量オンラインストレージの終了が続いています。KDriveだのNドライブだの比較的大容量使えます、ってところが辞めてしまう。まあ、ヘビーユーザーでも無い限りまるまる使っているとは思えませんが、サービス終了に伴ってデータをどこか別の所へ、と考えるのは些かめんどくさい。

また、Dropboxは有名なので辞めることはないでしょうが、他の所と違ってオンラインストレージをメインで事業展開しています。GoogleだってMicrosoftだってオンラインストレージはやっていますが、片手間というかそれだけで利益を出す必要も無いので大容量を安く提供することが可能になっています。そうすると、もしかしたらもしかしてなくなっちゃうんじゃ…なんて心配だって無いとは限りません。

まあ、かといってGoogleさんのドライブは中に入っているデータは俺の物、というジャイアン規約があるしMicrosoftは飽きたら辞める悪い癖がある。今回はOffice365が関係するから辞めることはないでしょうけど。

無料で使える領域としては、キャンペーンなどがあって私の場合はBOX.netが50GBと一番大きい容量を使えます。しかし、アプリなどがちょっといけてないところもあるので主にバックアップ目的で利用する感じになっています。

どこもかしこもいつ辞めるのかなどを考えていると埒があかない、だったら自分のレンタルサーバで作っちゃった方が安心じゃん。と言うわけで、構築してみました。

実際入れようとするとトラブル発生。なんだかわからんので調べてみたら、一般的なトラブルだったようですぐに解決。ちなみに、http://www.entereal.co.jp/blog/entry_installing-the-ownCloud.html このサイトが一番細かく丁寧に書いてあるようで、ここの情報を素にさせてもらいました。

注意点は2点ほど。

1.独自ドメインを利用していると共有SSLを推奨しないさくらの仕様

2.保存先ディレクトリが自動生成されないことがある。

1に関しては、独自ドメインでセットアップを行ってしまうとSSLの問題が発生するので、必ず初期ドメインを利用してセットアップする。そうでないとhttpsで接続が出来なくなってしまう(非推奨の状態になる)ので注意しましょう。

2に関しては自動生成されれば問題はありませんが、されなかった場合には別途生成しないといけません。FTPクライアントなどを利用して作成するのがいいでしょう。さくらのレンタルサーバはwwwディレクトリの下位に置くと公開される対象となるので、その上の階層が望ましいと思います。

 

image

画面はこんな感じ。見えにくいと思いますけど(笑)

image

個人のところで確認出来る容量ですが、共有サーバ全体の容量が表示されています。なので、実際にはここで使えるのは100GBまで、契約がそうなってますから。表示だけの問題なのであまり気にする必要は無いかもしれませんね。

もうひとつの目的だった画像を外だししてリンク切れを防ごうプランはここでは出来ませんが、そのうちバージョンアップされたらいいなあなんて思ってます。

ちなみに、AndroidとiOSのクライアントはオートアップロードがありません。でも100円します。残念です。

コメントを残す