レーシック、視力回復への道~手術当日、そして・・・~

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こんにちはtknriiiiです。
手術から二週間が過ぎ、ドライアイ?疲れ目?の症状は相変わらずですが、ものを見るときの安定性が増したような気がします。
右目と左目で感覚がかなり違うので、これはどうしたものかとは思いますが、元々左目の奥から眼精疲労で頭痛を起こすことが多かったので、それが軽減されただけでもましです。
左目の違和感はとれてませんが、仕方が無いのかなと半ば諦めてます。
今回は手術前日から当日、翌日検診までの流れをお話しします。
なお、ここで書かれていることはtknriiiiの実体験に基づくもので、個人差があることをお断りし居ておきます。

手術前日

3時間おきに抗菌目薬をさすことで、術後の炎症を抑えると言うことでしたが、完全に無視してました。
3時間おきでは無く、2回くらいしか使ってません。
本当はちゃんと使うべきだと思っていますが、まあそれでも何とかなるって事で(笑)
それよりも、この段階まで本当に良いのだろうか…と悩んでいた。
結構な値段するしね…。
しかも、前回に「お客さん」扱いされているし…。
と思いつつ、結果として手術を受けることにしました。
下準備して、ここでやらなかったら二度とやる気にならないだろう。
面倒だけどやっちまおう。と、勢いだけで決定。
一応言っときますけど、ビビった訳じゃ無いですよ。

手術当日

当日は化粧やら、車の運転やらは禁止とのこと、視力が安定しないことやぼんやりとしか見えないことから、危険防止のためのようです。
12時の予約だったので、それに間に合うように出発、12時少し前に到着。
到着すると、また以前と同じような視力検査をされる、何回やれば気が済むんだというような内容で、本当に意味があるのかと疑ってしまう。
30分程の検査の後、手術を行う場所へ移動する。
ここから暫くの間はトイレ及び飲食は禁止。
そんなに長い間ではないが、気をつけましょう。
少し移動して控え室へ、この時に靴もスリッパに履き替えます。
ケータイを含め、ポケットの中も空にするように言われます。
控え室では、髪の毛もペーパーキャップを被って出さない様にします。
ま、私はスポーツ刈りと言う名の坊主頭なので、ここは全く影響ありませんでした。
頭にヘアピンやカチューシャなどを付けているとここで外すように言われます。
頭を固定するので、じゃまになるものはすべて排除、という感じです。

最後にもう一度目の検査として光を当てて見られます。
手術前の最後の検査がここで終ります。麻酔の点眼、つまり目薬をさされます。
手術室の空き状況で呼ばれる順序が異なりますが、大体高いプランから呼ばれるようです。
この麻酔のあと、何となく視界がぼんやりします。
焦点を合わせられないというか、合わせようとしてもうまくいかないという感じです。
実際の手術内容は結構生々しいものです。
ここにはふさわしくないかもしれませんが、あえて細かい内容を書いてみます。
改行を少し入れるので、見たくない方はここでお別れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、フラップという目の表面に薄い膜を作るためのレーザーを当てます。
これが検査でさんざん言われる「角膜の厚さがないとできない」の理由です。
具体的な形状は見えてないのでわかりませんが、丸い輪っかみたいなのを目に取り付けられます。
黒目の周りにその器具がつくような感じになります。
なので、基本的に目を動かすことが困難な状態となります。
これが結構な力を加えられるので、目に圧迫感を感じます。
まぶたが閉じないようにテープのようなもので固定され、まばたきもできない状態にここでなります。
この時点で私は痛みなどはありません、ただ圧迫感がする事だけは事実です。
上に設置されている機械は回りに照明があり、真ん中に赤いランプが見えます。
おそらくここからレーザーがでるんでしょうね。そのときにはレーザーの明かりがやけにまぶしく見えたのだけを覚えています。
そして、その明かりが一定の時間を境にぼやけていき、数十秒で終わります。
フラップが完成した証拠でしょう。
光がぼやけ、周りが白く雲がかかったかのように見える。
この時点ではまだ視力は元のまま、つまり近眼、乱視に加えて周りが白く見えるので、ほとんど見えない状態。
看護師が一人付き添い次の部屋へ移動、高いプランだとこの移動が無いそうですが、別に移動しても良いし、こうしてネタにできるんだから逆に楽しいことじゃないかと良い方向へ考える。
移動すると、再度麻酔らしき点眼、そして再びレーザーを当てるための準備。
このときにはなるべく目を閉じているように言われます。
目が乾くから~と言われつつ、薄目でみてたんですけど、別に物珍しいものがあったわけでも無いのが残念でした。

さて、再度まぶたを固定されます。
今度は黒目の固定具は無く、その代わりに銀色のものが一瞬見えました。
フラップを開いたときでしょう。
その後、いきまーすと言われて秒読みが始まります。
確か42秒ですと言われたような覚えがありますが、器具のモーター音が結構していてはっきりとは聞き取れませんでした。
真上に見える緑のレーザーをみていると、なにやら焦げるにおいが…。
この時点でレーザーで目を焼いているのでしょう、目と鼻の先と言うくらいです、はっきりとにおいを感じ取れるのは人によっては嫌なことかもしれません。
私はこの性格なので、おー焼けてる焼けてるwwwwと楽しんでました。
途中目が派手に動くとレーザーが止まってそこから残りのカウントのやり直し。
右目はあっさりと終わりました。
左目、2回目になるわけなので心理的にも余裕ができます。
目を動かすつもりじゃないんですけど、自然と思いっきり動いていたようでかなりの時間を要しました。
といっても2分か3分ですけど。
このとき、フラップを開くピンセットもはっきり見えていたので少し目で追ったんですが、さすがにそれは言われました(笑)
ふざけんなって事でしょうね。

レーザーで焼き終わると水が流されて再びピンセットが見えます。
ふたを閉めたところでしょうか、固定テープを外されて手術終了。
休憩室へと移動させられます。
このときめがねはもちろんしていないんですけど、周りの見え方が変わっていることに気がつきます。
まだ白く雲がかかったようにはなっているんですが、結構見えるんです。
今までめがねを外すとなーんにも見えなかった風景が見えるんです。
30分ほどフラップを安定させるために目をつぶって待機してと言われるのですが、ものすごく暇です。
また、目をぎゅーっとつぶらないでーなどと言われてる人もいました。
フラップがずれるのでやめてくださいと。
コンタクトをつけたばかりの状態と同じなんでしょうし、仕方が無いこと。
最後にずれがないか検査をして終わり。
UVカットのめがねと数種の目薬を渡されます。
翌日検診があるので、次の日の同じ時間に来て欲しいと言われて解散。
UVカットめがねは機能重視なので見た目はださいです。
しかも、少し暖かかったせいかめがねが曇る。早い話目をつぶってりゃ良いんだろ。
というわけで、電車の中でずーっと目を閉じていました。

終わってから…痛がゆい

帰り道、電車の中で目が痛がゆいんです。
かといって目をこすれないので目薬をじゃんじゃん使うわけで。
元々、手術当日は1時間おきに目薬を使って欲しいと言われます。
痛み止めや細菌を減らすやつ、炎症を抑えるやつ、すべての目薬を駆使してこの痛みに耐えていました。
目が痛いといっても、目の奥では無く表面が痛いというのはあまり経験がありません。
さらに、目もこすれないしどうすれば良いんだこれ、と言うのが正直なところでした。
PCもろくにいじれないし、何しろ目を開けていたくない、というわけですぐに寝ちゃいました。
そうそう、この寝るときにも無意識に目をこすらないようにとプラスチックのカバーのような眼帯を渡されますが、それをつけることすら忘れて寝てました。
夜中、といっても10時頃でしょうか目が覚めると明らかに違います。
ああ、めがねをつけたまま寝たんだっけ、とめがねを外そうとする仕草、もちろんそこにめがねはありません。
それくらい今までと違って見えます。
高い金を出したんだから当たり前だろとも思うし、こんなにくっきりものが見えるのって何十年ぶりだろう、とも思ってしまいます。

翌日検診

フラップのずれやしわが無いかを確認され、問題が無いようであれば終わり…とは行きませんでした。
その後勧誘まがいに紹介制度の説明やら、ほかの美容整形の話などをされます。
目がまだよく見えてないんだからふざけんな。
そんな感じです。
紹介制度などに関しては、どこでもやっているようなので、近くにレーシックをやった方がいれば聞いてみると良いでしょう。
簡単に言えば、値引きできますよー、そして紹介者にもキックバックありますよーって事です。
翌日検診が終わればめがねもとりあえず無くてもかまわないし目薬は1日5回使うように変わります。
次に一週間後を目安にもう一度きて欲しいと言われて終了。
一週間後検診は視力がどれくらいになっているかと、問診だけです。
このときに私は目が異常に乾くと言って追加の目薬をもらいました。言えばくれる用なので、もらっといて損はありません。
ここまでくれば後は人によってはよく見えていたり、私みたいに戸惑ってはっきり見えてるんだか見えてないんだか、ってなる人に別れるようですね。
一か月近くたった今でこそ目の乾きはまだありますがだいたい普通に見えます。
ただ、深酒をした翌日などはちょっと不安定なので、そこだけ注意しています。

3回にわたってレーシックのことを書きましたがいかがでしょうか。
正直言って、確かに見えるようにはなりましたがレーザーで「焼く」と言うことに抵抗がある人はお勧めできません。
非可逆という言い方をしますが、戻せない手術になるので、何かあったときには最悪の結果を招くこともあるでしょう。
しばらくは運動なども制限されるため、手術期間を含めて4日程度で終わりますが、元の生活に戻るにはやはり一か月以上はかかるでしょう。
未だに私は手元が見えない事に対して落ち着きが無く、本やケータイを離してみるという事になれません。
当然でしょうね、視力が落ち始めたのは小学校の頃なので25年近くもそういう生活をしてきたのですから。

それではまた。

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