まだ見ぬ君のスマートフォンヘ-本を読むという事

スマートフォン、みなさんは活用していますか?

私はiPad Airとhtcのスマートフォンを持ち歩いて使っています。主にiPad Airはメモを取るときにキーボードとセットで利用したり、本を読むのにも利用しています。スマホは主にちょっとしたゲームやソーシャルサービスを利用しています。ソーシャルは画面がでかすぎても使いづらいですからね。

今回はその中でも本を読むという事についてスポットを当てていきたいと思います。

文庫本のサイズには足らないスマホ

今現在では一般的に売られているスマホのサイズは5インチ程度。もちろんそれより大きいサイズもありますし小さいサイズもあります。iPhone 5sなどは4インチと小さめの液晶サイズですし、Xperia Z Ultraなどは6インチという大きさになっています。

本を読む、という事にスポットを当てるとなると、やはり気になるのはそのサイズ。文庫本は一般的には150ミリ×105ミリというサイズで、A6という紙のサイズになります。これに対してスマホはほぼ同等以上の液晶サイズを持つものは7インチ以上という事になります。単純にサイズの話だけをしているので、解像度とはまた別のお話です。

4インチのiPhoneでは、文庫本の半分の大きさしか表示領域がありません。と言うことは、同じ文字数を表示しようとすると、文庫本よりも小さい文字で表示されることになります。目のいい人ならばそれでもいいかもしれませんが、やっぱり少しつらいですよね。

実際には、文字の大きさを変えられるので影響は少ないかもしれませんが、問題なのはマンガです。マンガの場合、せりふと絵の両方をうまくあわせてい見ないといけてない。そのため、単に文字を読むだけの小説などに比べてスマホで読むには向いていない。ただ、ケータイの頃からマンガの配信はされているので、一定の需要があるのは間違いない。

それらは画面を拡大・縮小して見る事になるが、それだと紙媒体よりも利便性で劣る部分があります。では、スマホで利用するメリットはなんでしょうか。

大量の本を一つに

文庫本をカバンにたくさん入れて歩く人は少ない。できることならば少ない荷物で行動をしたい。これだけは事実でしょう。これに対してスマートフォン(携帯電話)はほぼ毎日持ち歩く言わば必需品だ。メモリーの許すかぎりは入れておける。重い文庫本を何冊も持って歩く必要はない。これが最も大きな利便性と思っています。文庫本よりも軽く多くの書籍を持ち運べる、これだけでもメリットは大きいでしょう。特に読み終える前の、もう一冊持ち歩かないと…という場合でも一冊分の重さで済んでしまう。

専用端末はあまり流行らない?

スマホを本の代わりにというのはありますし、本を読むための専用端末もあります。しかし、この専用端末はあまり売れていません。日本では、AmazonのkindleやソニーのReader、楽天のkoboが主な専用端末ですがソニーは新規開発の中止、koboも売れ行きが悪く、なんと楽天カードの利用者に送りつけるという事をしている。これは、すでに市場として成り立っていないのでは。日本においてはほぼAmazonの独り勝ちと言っていいかもしれない。

ただ、Amazonのkindleも楽天koboもスマホ用アプリで事足りる。ソニーもアプリを出しているが、評価は芳しくない。それに海外はすでに撤退済なので日本でも今後どうなるかわからない。結果として、これらの専用端末はスマホに巻き取られて行くことでしょう。ただ、kindleの上位機種はアプリに対応しているので、また別の物(ナンチャッテAndroidタブレット)として今後も残って行くかも知れませんね。

紙とインクの匂いはしませんが

手軽に本を読むという点ではスマホやタブレットを利用するのが楽です。手に持った感触やぺージをめくる楽しみはありませんが。オンラインですぐに本が手に入る、そして実店舗が減っていく。これは既に音楽で起きた事、ただ個人店が無くなるのは寂しいですがやがてその日が来るかも知れませんね。紙とインクの匂いにあふれた本屋とデータ配信で終わるスマホ、個人的にはうまく両立してほしいな、と思ってます。

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