【Android APP】Google IME Googleが作ったIMEのAndroid版

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こんにちはtknriiiiです。

先日AndroidマーケットにGoogle IMEが登場しました。
PCでも有名なGoogleの作ったIMEです。
Android版はまだβ版となっていますが、どの程度使えるのか試してみました。

私が常用しているのはMazecです。

mazecは以前紹介させてもらった7notesについている手書き入力のIMEです。
手書きでさくさく入力していくという所に主眼が置かれているmazecとは比較対象として適切ではない気がするのでGoogleIME単体の性能について少し書いてみたいと思います。
結論から言うと、確かにフリック入力ではGoogleIMEの方が使いやすそうです。少なくともiWnn(あいうんぬ)よりは使いやすいし変換精度も高いようにみられます。

数々の推測変換

GoogleIMEは推測変換に優れており、一つの文節に対してたくさんの修飾語や助詞が推測変換に表示される。
device-2011-12-18-092710

画像は「今日」を入力した後に出てくる続きの推測変換。
こんな感じで4ページくらい出てきます。
多ければいいというわけでも無いかもしれませんが、徐々に学習していくうちによく使う項目が上の方に集まってくるのでさらに使いやすくなっていきます。
連続して変換をしていくことで簡単な文節であればすぐに学習をしていくことでしょう。
この手の変換はPCでは当たり前ですが、AndroidではATOKが同じ事を行ないますが、これもPCで長年培われた技術があっての事でしょう。
しかし、このGoogleIMEでは多くの推測を出しながら快適に動くのがメリットと言えるでしょう。

設定はシンプルに

GoogleChromeを使っている人はわかるかもしれませんが、小難しい設定を行なわなくても使う事ができるのはメリットと言えるでしょう。
また、入力方法はポピュラーなフリックとソフトウェアキーボードですが、ややボタンが大きめに作られているようで、一部の機種では大きすぎると評判になっています。
私の利用している機種(ISW11M)ではそれほどに感じませんでしたが、恐らく縦の解像度が800の機種では小さく感じられるのかもしれませんね。
device-2011-12-18-091906

β版なれど侮ることなかれ。

正直言ってかなり使い勝手がいいです。
ネットスラングも結構収録されていますし(まあ、それがGoogleIMEの売りの一つでもあるんですが)、なんと言っても軽快に動作する。
mazecとは全く方向性がちがうので比較はできないが、一部ではATOKよりも快適であるという声もある。1500円するATOKより快適ならば無料であることからユーザーは移行してしまうだろう。
ATOKは追加辞書を追加する事で辞書機能を強化するのが一般的であったが、ネットスラングを重視するユーザーにとってはGoogleIMEの方が使いやすいかもしれない。
個人的には、国産IMEであるATOKはがんばってほしいが、少なくともAndroidでは主流となることはできないだろう。
金を出してまでIMEを買うユーザーはPCよりもさらに少ないだろう。でもがんばってほしい。と個人的な感想を添えて終わりにしたい。

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