【飯シリーズ】なんだか釈然としない家系ラーメン-松平

かつて道路沿いに平松家というラーメン屋がありました。まあ、よくある家系ラーメンの店だったんですが、何せ駐車場もない道路沿い。路駐が多く苦情がたくさん有り結果として閉店しました。

その後、うちの近所に「松平」というラーメン屋が出来たのを発見。元々おそば屋さんだったところが閉店し、このラーメン屋に変わりました。

なんか変な名前だなあとは思っていましたが、よくよく考えてみると平松→松平。あれ?と思ったら、どうやらその店が移転してきたらしいです。ただ、私は平松家で食べたことがない。平松家の味を知りません。

というわけで、このたび行ってみました。といっても帰り道に通るところなので単に今まで機会が無かったというか、家系ラーメンはきたくり家と逗子家で事が足りているので、今更なあというのが正直なところでした。

とりあえず、なにを食べたらいいのかわからないので全部入りみたいな「平松ラーメン」を頼んでみることにしました。

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平松ラーメン1000円

のりが5枚、チャーシュー4枚、ネギとキャベツと煮玉子と…盛りだくさんなラーメンです。麺は太麺と細麺が選べて私は細麺で頼んでみました。

まず、スープをひとすすり…あれ?麺をひとすすり…あれれ??

なんだろう、この違和感のある味は。そうか、スープが濃いんだ。濃いとうか、塩辛い。そういう表現がものすごく合っている。

チャーシューは箸で持つと崩れる柔らかいタイプ、のりは元々ラーメンに入れるのがあまり好きじゃない。煮玉子も塩辛い、なんだろう久々に完食したくないと思えるラーメンに出会ったぞ。タレの量を間違えたのか?はたまた元々こういう味なのか、どちらにしろ食べましたが水をがぶ飲みしたくなる味でした。

麺を細麺にしたから味のバランスがーとか思ったんですけど、根本的なところが違うと後から感じた。こんなのがうまいラーメンって言われているのか?なんだかおっちゃん悲しくなってきたぞ。

いつものきたくり家でも私は油少なめ麺柔らかめ時には味薄めとして頼む人間なので、単にここのラーメンの味が体に合わなかっただけなんだと思いたい、横須賀では悪っ辛で濃くしないとうまくないと判断する人が多いというようなことがどこかのサイトで書かれていたけど(どこだか忘れたが…)単に塩辛いラーメンなんて食べる価値が無い。むしろ絶滅して欲しい。

ここのラーメンを食べて改めて思った。夜の営業を辞めてしまった「麺屋こうじ」の大切さが身にしみてわかった。最近は志の低い家系ラーメンが多くて、客離れするんじゃないかなあと思ってます。

まあ、私が好きなラーメンはすでに絶滅危惧種な東京風あっさりラーメンなので、家系ラーメンに食傷気味なだけかもしれませんけどね。

ごちそうさまでした。

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