ちょっと出かけている間にブツが届いていました。なので、まずは使ってみます。
本体の大きさは横幅が約9cm、長さが約14cmと折りたたんだ状態であれば文庫本とほとんど変わらない大きさです。これはかなり小さいといえるでしょうね。まあ、三つ折りなのでここまで小さくできるんでしょうけど。
キーピッチは16.5ミリで少し小さく感じられるけど打てない大きさじゃない。ただ、数字や長音符号、バックスペースが小さいのでここは慣れが必要となりそうな気がしますね。
キーストロークも小さいキーボードの割にはなかなかいい感じで、アイソレーションキーボードであるため、独立したキーが入力ミスを防ぐ効果がある。それに、この値段の割にはたわみがなくて打っていて悪い気分にならない。まあ、普段使っているのがRealforceなので、それと比べると数段落ちますけど。
もう一つ気に入っているのはBluetooth特有のチャタリングというか、同じキーが連続して入力されてしまう現象は今のところ確認出来ない。3,999円という値段を考えるととてもいい作りをしていると思う。Amazonで買ったんだけど、元の価格からかなり値引きになっているのは値引き商法だと考えても、もう少し高めのキーボードとしても売れそうなできだ。
これが本体の全体です。
見てわかると思いますが、明らかにミスタイプしそうなのがEnterの上にあるバックスラッシュですね。できればここは入れ子になってた方が使いやすいんじゃないかと思いますけど…。それと、位置的に仕方ないのでしょうが長音符号が小さいのは結構日本語を打つ上では不都合があります。
カタカナ用語って長音符号をよく使いますからね。この2つはどうしてもこの手のキーボードを使っているとつきまとう問題です。
本体を開いて8インチのタブレットDG-D08IWBを使おうとしているところです。拡大すればわかるように、3つもキーボードとペアリングしてます…。ちなみに、ペアリングの時に普通だと数字の入力を促されると思いますが、このキーボードはそんなことがありませんでした。
広げたときにストッパーになるように小さいゴム足が付いています。これも目立たない位置にひっそりと付いているので本体の調和を崩さないのと、位置的に外れにくそうに思えます。よくあるゴム足はすぐに取れちゃうからねえ…。
閉じたところ、なんとなくですがサイズ的にほぼ同じだった初代ニンテンドーDSを思い出させる感じですね。
正直なところ、今まで安物キーボードを色々と使ってきて、キーストロークと配置と様々な要因でELECOMのTK-FBP030が一番しっくりきていたんですが、それに匹敵するくらいいい感じです。折りたたみでコンパクトになる点がTK-FBP030よりポイントが高いですかね。ただ、高さの調整がきかない(チルトスタンドがない)のはちょっとネックになるかもしれないけど、元々私はチルトスタンドを使わない人間なので、これで十分かも。
というわけで、とりあえず半日(というか数時間)使った上での話です。しかも、windowsタブレットで。キーのたわみだの配置はOSがなんだって変わりは無いのでしばらく使ってみて、何かあればまた書いていこうと思います。
個人的には満足です。はずれを引いてないのも満足な理由かも。