こんにちは、tknriiiiです。
スマートフォン、今年もさらに普及していきそうですね。
2011年まではまだまだギークのオモチャだった感のあるスマートフォン、本当に一般層へ広まるのは2012年からかもしれません。
そんなわけで今回から数回に渡ってこれからスマートフォンにする人の様々な疑問点を解決する。
題して
「まだ見ぬ君のスマートフォンに愛と勇気を」をお送りします。
何のオマージュなのかは、わかる人だけわかってください。
ありふれた日常、スマートフォンユーザーから聞こえる会話。
A「iPhoneも良いんだけど、flashが動かないんだよなあ。」
B「Androidなら見られるから使利だな。」
C「でもよう、アドビが開発止めたじゃん、将来性はないよ。」
A「そうさ、ジョブズ大帝は正しかったんだよ。」
B「でもICSまでは利用できるしな、まだその先は見えてないし、当面は良いんじゃね?」
C「PC向けのflash止めた訳でも無いもんな。」
B「それにグロスマのiPhoneじゃやっぱり物足りないんだよ、ワンセグもおサイフケータイも無いし。」
A「確かにガラスマが増えて来たよな。」
C「ガラケーユーザーからの乗り替えはこれからだからね。」
すみません、日常の会話じゃありませんね。
でも、こんな会話を聞いてどう思いますか?
何を言っているのかわからない、それが正しい反応だと思います。
では今の会話を例にして、何を言っていたのか説明してみましょう。
iPhoneも良いんだけど
iPhoneとは…説明は必要ありませんかね。
Appleが出したiPodに電話を付けたスマートフォンです。
世界中で大ムーブメントを行こし、一時はiPhoneでなくばスマートフォンにあらず。といった感じもありました。
今も多くのファンがおり、入門機としても良いし、スマートフォンを使い倒すユーザーにもあっています。
flash
一時期、auがこのflashが動かない端末を小バカにするCMを打っていました。
flashが動かない端末とはiPhoneのことで、あからさまにiPhoneを小バカにしていたわけです。
そもそもflashとは、Web上で動くプログラムのひとつです。
開発を行なっているのはアドビというメーカーで、他にもPhotoshopという画像処理のソフトも開発しています。
YAHOOのトップにある広告、画面が素早く切り替わったり音声をオンオフしたりできませんか。
画面上で動くものは大体このflashが使われています。
簡単に言えば、http://www.au.kddi.com/mirai/ こういう画面の切り替えが動画のように行なわれるサイトに使われているのがflashです。
スマートフォンでもその技術が使えるというのは良いことなんですが、このflashはいかんせんトラブルが多いのです。
よくブラウザが固まったり、セキュリティーの問題が起きたり。
なので、ジョブズ大帝(スティーブ・ジョブズ)はそんなもんいらん、と切り捨てました。
そのflashですが、スマートフォンでの開発を中止する事が発表されました。
いきなり完全になくなってしまうわけではありませんが、徐々に消えていくことでしょう。
なので、ジョブズ大帝は正しかったと言えるのかもしれません。
Android
このサイトでも書いてますが、AndroidとはGoogleが作ったOSです。
OSはパソコンや電子機器を動かす基本ソフトの事で、パソコンだとWindowsあたりが有名ですね。
Windowsも95や98、XPやVistaなどたくさんの種類(バージョンという言い方をします)があるように、Androidも2.1や2.2、2.3などがあります。
2011年11月に発表されたばかりのICS(アイスクリームサンドイッチ)という開発ネームが付けられていたAndroid4.0が最新バージョンです。
まだ、搭載された機器は1機種しかありませんけどね。
グロスマ・ガラスマ・ガラケー
以前の記事にもさらっと書きましたが、グロスマはグローバルスマートフォン。
つまり、海外でも日本でも売られていて日本に特化していないスマートフォン。
テレビなんてついていませんし、標準ではドコモやauなどのメールアドレス(@docomo.ne.jpなどのメールアドレス)も利用できません。
ただ、それでは日本で売れないのでメールの送受信できるソフトを入れて販売しています。
ガラスマは日本特有のサービスが使えるスマートフォン。
おサイフケータイがついていたり、ワンセグや赤外線通信が行えたりします。
今までのケータイから乗り換えるのに、わざわざ機能を削りたくないという大多数のユーザーはこのガラスマを選ぶでしょう。
私のようなワンセグ?1ヶ月に1回も起動しない、おサイフケータイ?使ったことない。
赤外線?何に使うの?バーコードで良いじゃん。なんていう人には必要が無い商品です。
防水機能もガラスマの特徴です。外国ではそれほど防水機能を重視することはないようです。
ガラケーは、今まで使っていたケータイ全般だと思えばいいでしょう。
まだ日本では7割近い人がこのガラケーを利用しています。
電話ができて、メールができて、ちょっとネットに繋がれば良いなんて人はわざわざ買い換える必要もありませんしね。
安いものでもないんですし。
このように、スマートフォンを使う人は知らない間に専門用語を使っている人が多いのです。
自分たちの仲間内で話すのならばいいかもしれませんが、その会話を聞いた人が実は引いているかもしれない。
そういう意識も必要なのではないでしょうか。
その意識を持つ必要がある人間に私も含まれますけどね(笑)
実際にスマートフォンを使っていても、よくわからない用語なども出てきます。
たとえば「脱獄」や「ルート化」などがその例です。
脱獄とはiPhone用語の一つで、Appleやキャリアの縛りを超えて使いたいときに行なうソフトウェアの改造です。
これを行なうことで、App store以外からアプリケーションをインストールさせることができるようになったり、日本のキャリアでは制限が掛かっているテザリングを有効にさせることも可能です。
ルート化はAndroidでの脱獄と同じ意味合いで、ソフトウェアの改造を行える状態にする事をいいます。
これによって、様々なソフトを動かしたりアンインストールできないソフトを消すことなども可能になります。
どちらの行為もメーカーやキャリアからの保証が受けられなくなる行為なので、元に戻す自信が無い人や、そもそも話の意味がわからない人が安易に行なう事は控えましょう。
まだまだわからないことがたくさんあるはず
ここで紹介したのはほんの一例です。
従来型ケータイ電話の延長上と少し異なるスマートフォンですが、まだまだ色々なことがわからないでしょう。
これからもこのサイトではわかりやすい説明をしていきたいと思います。