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カテゴリー: 日記

  • 【飯シリーズ】Grand KIRIN The Aroma-ほんとに薫りがいいビール

    先日、キリンのキャンペーンでTwitterやFacebookで紹介して、ビールが当たるかもってやつをやっていた。以前もGrand KIRINの際に行っていたのだが、今回新しいビールでも同じキャンペーンをやっていた。

    で、1本当たったので交換してきた。結構前に当たっていたんだけど、セブンイレブン限定なので行くのがめんどくさくて…。

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    330ml238円と少しお高めのビール。缶では無くてワンウェイボトル(瓶だけど回収しないよってやつ)で、クチが少し広くなっています。これはコップに注がなくても飲めるようにと言う配慮のようです。私はコップで飲みましたけど。

    まあ、なんだかんだ言って普通のビールなんだろうと思って注いで顔を近づけると、すでにそこで薫りが違います。あれ?ビールってこんなさわやかな香りしたっけ?って思うほど違います。口に含むとその香りと普通よりやや強めの苦みが広がります。

    はっきり言いましょう、いまのプレミアムモルツのように水みたいに飲めるすっきりしたビールを好む人はこれは合いません。昔のサッポロビールやヱビスビールのようにしっかりとした苦みがあるビール、そういうのを好む人でないと合わないと思います。私は苦いビール大好きなので思いっきり気に入りました。

    ホップってこんなに薫りがするものなんだ、と思ったしごくごく飲むと言うよりは少し味わって飲むビール。それがこのGrand KIRINでしょう。酔いたいだけならば、第3のビールと言われる雑酒を飲めばいいんですけど、ちょっと贅沢にビールを味わいたい。そんなときに絶好のビールです。

    値段もあるけど、今の人の好みの問題でこれはあまり売れないかもしれません。しかし、本当のビール好きには好まれそうな味です。今のビールって苦みが薄くてまずいよなーと思っている人や、味が薄いよな-なんて思っている人は是非一度お試しあれ。

  • 【飯シリーズ】大山(だいさん)らぁめん〜川崎駅前のラーメンフロアにある店

    JR川崎駅前のビル、そこの地下にラーメン屋をまとめた一角がある。なんと言うところなのかは知らないが、6店舗ほどが密集している。その中の一つにこの大山はある。それぞれが特徴ある店になっているのだが、ここはいいとこ取りをしようと家系から二郎系まで出そうとしている店だ。

    この手の店って特徴がでずに消えていくことがあるんだが、しぶとく生き残っているようだ。今回食べたのはこれぞトンコツ、と銘打たれている大山らぁめん。トンコツラーメンといってもいろいろある。白い博多ラーメンや長浜ラーメンがあり、それをブラッシュアップした横浜家系トンコツ醤油ラーメンもある。

    トンコツラーメンの祖というと、どうしても白いスープの博多ラーメンを思い浮かべる。しかし、ここのラーメンはトンコツと言っていても中身はトンコツ醤油といえるジャンルのラーメンだった。肝心の味だが…。

    あまい。この甘さは…そうだ、地元にある三和というラーメン屋に通じる甘さだ。そこは角煮も甘い、餃子も甘いという珍しいところなのだが、そこと味の系統が似ている。チャーシューらしき物も入っているが、バラ肉の脂の多いところが使われている。これも三和に似ている。

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    大山らぁめん750円

    正直いって、この内容で750円は高い。それにそれほどうまくない。言うなれば、踏んだり蹴ったりって感じだ。塩ラーメンはエビ塩などもあり良さげな感じがしたのだが、2種類のスープを仕込んでそれぞれを提供する事が良いことなのだろうか。それが原価が高くなり(私の味覚では)まずくて高いラーメンを食うことになったのかな、と感じるところもあります。

    極細麺ではあるが、茹で方を確認してこない。聞かれたのはニンニクを入れるかどうかだけ、それも事務的で塩ラーメンにまでニンニクの有無を聞いてくる。塩ラーメンにニンニクを入れるのは、正直ナンセンスだ。

    店では塩ラーメンでもニンニクを入れるべしと書いてあるが、このセンスはわからない。塩ラーメンにニンニクを入れると、すべてがかき消されてしまう。それを好む人がいることも否定はしない。人間の味覚に正解とかこれが正しいということは無いのだから。

    でも、ラーメンが甘めなのは個人的に許せないなあ、と思った今日でした。
    ちなみに今日は私の誕生日、その日の昼飯がこれってのがちょっと残念。

    ごちそうさまでした。

  • 【飯シリーズ】立ち食いそば なるほ。ーうちの近くにできた蕎麦屋

    うちの近くに「富士防」というビルメンテナンスや防水加工などを行う会社があります。中小の建築企業といった感じのところなのですが、10年ちょっと前になぜか本社の敷地に焼き肉屋を開店しました。焼き肉屋の名前は「びっくぼす」このあたりでは数少ない焼き肉屋の一つとして扱いづらくそれなりに繁盛しているようです。 そして、そのさらにこのたび現れたのが立ち食いそば屋 なるほ。という店です。これも会社の敷地というか、今まで張り出していた事務所を解体し、店に変更したというもので、もう何の会社かわからない状態になっています。 ここは立ち食いそばと言っていますが、席は結構ありますし朝6時から営業しているので、ちょっと立ち寄ってて飯を食う。ということもできます。ただし、単価がそんなに安くはないのでその部分は少し考え物という感じですね。

    メインは温かいそばとせいろそば、しかしこの二つは違う麺を使っていると店の中には書かれています。温かいそばは64そばとして小麦粉が6、そば粉が4のそば粉入り麺といった感じの麺です。そして、せいろそばに使っているのは二八そば、そば粉が8割のよくあるそばです。 今回食べてみたのは、このせいろそばにかき揚げ丼をつけて食べました。
    20140118-175803.jpg せいろそば450円かき揚げ丼300円と結構なお値段です。ちなみに、温そばは380円と立ち食いそばにしては高い部類。そもそも、64そばでこの値段はなんだかなあ。とも思ってしまいます。 せいろそばは2枚重ねになっており、1枚の麺の量はそれほど多くはありません。麺の質は腰が強く、そば粉の香りもちゃんとします。立ちそばとして出すには少々高いし、質も立ちそばという感じではないなあ、というのが印象でした。
    20140118-175856.jpg めんつゆは追加で頼むときには120円と、何でも金を取る仕組みになっています。また、かき揚げも注文を受けてから揚げているため、サクサクした歯触りとあつあつの物を食べられるのはいいことです。 また、かき揚げは200円ですが、こちらはかき揚げ丼に乗っている物より大きいようで、他の人が注文している物を見ましたが、こっちも良さげな感じでした。 家から近いのでリピートはすると思いますが、わざわざ食べにいくと言うほどの物ではありません。でも、あのせいろそばはちょっと気に入ったかも。

    ごちそうさまでした。

  • 【飯シリーズ】慶楽~有楽町の老舗中華料理

    http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13002730/

    慶楽という店にランチで行ってきました。ここではスープチャーハンが有名なんだそうです。ここはかつて東京宝塚劇場から女優さんたちがよく来ていたという老舗らしく、60年この地で店を構えているんだそうです。作りは確かに一昔前の中華料理店といった感じで、古いけどしっかりした作り。落ち着いた感じで食事を楽しめそうな雰囲気でした。

    で、ランチでスープチャーハンというのを頼んでみました。最初、どんなものだろうか?と思っていました。あんかけチャーハンというのはよく見かけますし、石焼きで少ないスープをかけるというのも見たことがあります。しかし、この店のスープチャーハンはそんなちゃちな物ではありませんでした。

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    スープチャーハン1000円也

    目の前に出されたとき、何かの間違いでは?と思ったくらいです。だって、ラーメンどんぶりですよ。その中にチャーハンがどーん、スープがどーん。お好きな人にはたまらないシチュエーションです。

    まずはスープを一口…あれ?それほど濃くない味付けだ。どうも中華スープというと塩辛さが目立つ味をイメージしているんですが、こいつはそれほど塩辛くない。それに油もそれほど浮いていない。チャーハンは油たっぷりで調理するのでさぞかし油っぽいかと思えばそうでも無い。これは期待できる。

    次にチャーハンを一口。こちらも塩辛くない。スープとチャーハンを合わせてちょうどいい味になっているようですね。具は見えるとおりエビとチャーシュー、ネギと卵、そしてベーコンが入っていました。このベーコンはスープ側に入っていたのかもしれません。少し味が抜けて居ましたから。ま、気のせいかもしれませんけど。

    チャーシューは八角の香りがする。苦手な人にはちょっと苦痛かな。私もあまり得意な香りでは無いので(だからこそすぐわかったのかもしれませんが)鼻につく感じでした。そして、このボリューム。普通のチャーハンよりやや多めに思えるし、もたもたしているとチャーハンがスープを吸ってしまい増える。熱々チャーハンに熱々スープ。猫舌には拷問です。

    味のバランスもよく、チャーシューも多く入ってて、さらにスープも鶏ガラのだしが出ていて、卵とじされていない雑炊って感じですね。1000円というと結構なお値段に見えますけど、味とボリュームを考えれば納得ですね。しかし、老舗とはいえ昼時に満席となっていなかったのは近くに様々なラーメン屋などが出来たことによって少し廃れたのかなあ、と思ってしまいました。近くにあった三田製麺所は並んでましたし。

    結構この味気に入りました。機会があればリピートしたいですね。

    ごちそうさまでした。

  • 【飯シリーズ】また食べたくなるラーメン-侮るなかれ、カップ麺

    戦後日本の歴史はラーメンの歴史と言っても過言では無いと思っている。中国で生まれたラーメンの文化は日本に入ると多様性を極め、今では日式拉麺として新しいカテゴリーを形成するまで至った。その多様性は言い換えれば「魔改造」とも言える物で、日本にあったうどん、そばという麺の歴史とは全く違う方向へと進化していった。

    そんな日本のラーメンだが、今では食の好みも変わったこともあってかこってりした物がほとんどとなっている。とんこつベースのスープに様々な物を加え、濃い味付けにするのが日本の新しいラーメンとなった。しかし、それとは別に古くからあるしょう油ラーメンなどもまだまだ捨てたものでは無い。

    あっさりしているけどこくがあってうまみも多い。そういうラーメンもまだまだある。ただ、今の人たちの口には合わないのか繁盛店は少ない。これも時代の流れなのかもしれない。そんなこてこてラーメンが苦手の私が気に入ったのはこのカップ麺(え?)

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    東洋水産、マルちゃんブランドで有名ではあるが、名前がびっくり。最近ではカップ麺までこてこての波が押し寄せており、こういったしょう油ラーメンは減りつつある。しかし、こいつはそんな中でちょっと高級志向のようなキャッチフレーズがついている。

    無化調、全粒粉(14%)、ノンフライ麺。しょう油はヒゲタ醤油の「本膳」と、少し高級感あふれるカップ麺です。その割にコンビニで195円と高くも無い。まずは中を開けてみよう。

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    陰になってるけど、わかるかな。麺の色が白と言うよりベージュって感じの色になっている。これも全粒粉が入っているからだろうか。めんは70g、マルちゃんのラーメンの代名詞と言える麺づくりが65gなのですこし多い。ちなみに総重量は110g、麺の割合に比べてスープが少し多いように感じられる。具も乾燥もやしとネギ、ごまと質素だ。ちなみに、ネギはタマネギと白ネギの2種類が入っている。

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    できあがりなのです。

    もやしとワケギは後のせになっており、食感がいい。そして、このスープは…そう、昔町のラーメン屋で食べたあの味だ。油が多めになっているが、スープは鶏ガラベースのあっさり風。塩気が少し強めではあるが、ごくごく飲めるスープ。個人的には大ヒットだ。マルちゃんの麺づくりも好きだし、旧カネボウフーズ…今はテーブルマークへとブランドが売られたホームラン軒、あの手のラーメンが気に入る人ならばこいつも気に入るだろう。

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    よく見てみると、細かい粒が入っている。これが全粒粉の証だろう。油揚げ麺は歴史上では偉大だが、今ではノンフライ麺でそれ以上のうまさが出せることから、ノンフライ麺がうまくてカロリーも低い。私は本当にまた食べたいな、と思うカップ麺だった。スーパーなら少し安く売ってるのかな?見てみようっと。

    ごちそうさまでした。