【飯シリーズ】慶楽~有楽町の老舗中華料理

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慶楽という店にランチで行ってきました。ここではスープチャーハンが有名なんだそうです。ここはかつて東京宝塚劇場から女優さんたちがよく来ていたという老舗らしく、60年この地で店を構えているんだそうです。作りは確かに一昔前の中華料理店といった感じで、古いけどしっかりした作り。落ち着いた感じで食事を楽しめそうな雰囲気でした。

で、ランチでスープチャーハンというのを頼んでみました。最初、どんなものだろうか?と思っていました。あんかけチャーハンというのはよく見かけますし、石焼きで少ないスープをかけるというのも見たことがあります。しかし、この店のスープチャーハンはそんなちゃちな物ではありませんでした。

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スープチャーハン1000円也

目の前に出されたとき、何かの間違いでは?と思ったくらいです。だって、ラーメンどんぶりですよ。その中にチャーハンがどーん、スープがどーん。お好きな人にはたまらないシチュエーションです。

まずはスープを一口…あれ?それほど濃くない味付けだ。どうも中華スープというと塩辛さが目立つ味をイメージしているんですが、こいつはそれほど塩辛くない。それに油もそれほど浮いていない。チャーハンは油たっぷりで調理するのでさぞかし油っぽいかと思えばそうでも無い。これは期待できる。

次にチャーハンを一口。こちらも塩辛くない。スープとチャーハンを合わせてちょうどいい味になっているようですね。具は見えるとおりエビとチャーシュー、ネギと卵、そしてベーコンが入っていました。このベーコンはスープ側に入っていたのかもしれません。少し味が抜けて居ましたから。ま、気のせいかもしれませんけど。

チャーシューは八角の香りがする。苦手な人にはちょっと苦痛かな。私もあまり得意な香りでは無いので(だからこそすぐわかったのかもしれませんが)鼻につく感じでした。そして、このボリューム。普通のチャーハンよりやや多めに思えるし、もたもたしているとチャーハンがスープを吸ってしまい増える。熱々チャーハンに熱々スープ。猫舌には拷問です。

味のバランスもよく、チャーシューも多く入ってて、さらにスープも鶏ガラのだしが出ていて、卵とじされていない雑炊って感じですね。1000円というと結構なお値段に見えますけど、味とボリュームを考えれば納得ですね。しかし、老舗とはいえ昼時に満席となっていなかったのは近くに様々なラーメン屋などが出来たことによって少し廃れたのかなあ、と思ってしまいました。近くにあった三田製麺所は並んでましたし。

結構この味気に入りました。機会があればリピートしたいですね。

ごちそうさまでした。

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