うちの近くに「富士防」というビルメンテナンスや防水加工などを行う会社があります。中小の建築企業といった感じのところなのですが、10年ちょっと前になぜか本社の敷地に焼き肉屋を開店しました。焼き肉屋の名前は「びっくぼす」このあたりでは数少ない焼き肉屋の一つとして扱いづらくそれなりに繁盛しているようです。 そして、そのさらにこのたび現れたのが立ち食いそば屋 なるほ。という店です。これも会社の敷地というか、今まで張り出していた事務所を解体し、店に変更したというもので、もう何の会社かわからない状態になっています。 ここは立ち食いそばと言っていますが、席は結構ありますし朝6時から営業しているので、ちょっと立ち寄ってて飯を食う。ということもできます。ただし、単価がそんなに安くはないのでその部分は少し考え物という感じですね。
メインは温かいそばとせいろそば、しかしこの二つは違う麺を使っていると店の中には書かれています。温かいそばは64そばとして小麦粉が6、そば粉が4のそば粉入り麺といった感じの麺です。そして、せいろそばに使っているのは二八そば、そば粉が8割のよくあるそばです。 今回食べてみたのは、このせいろそばにかき揚げ丼をつけて食べました。
せいろそば450円かき揚げ丼300円と結構なお値段です。ちなみに、温そばは380円と立ち食いそばにしては高い部類。そもそも、64そばでこの値段はなんだかなあ。とも思ってしまいます。 せいろそばは2枚重ねになっており、1枚の麺の量はそれほど多くはありません。麺の質は腰が強く、そば粉の香りもちゃんとします。立ちそばとして出すには少々高いし、質も立ちそばという感じではないなあ、というのが印象でした。
めんつゆは追加で頼むときには120円と、何でも金を取る仕組みになっています。また、かき揚げも注文を受けてから揚げているため、サクサクした歯触りとあつあつの物を食べられるのはいいことです。 また、かき揚げは200円ですが、こちらはかき揚げ丼に乗っている物より大きいようで、他の人が注文している物を見ましたが、こっちも良さげな感じでした。 家から近いのでリピートはすると思いますが、わざわざ食べにいくと言うほどの物ではありません。でも、あのせいろそばはちょっと気に入ったかも。
ごちそうさまでした。