【Windows 10】Anniversary Updateを手動でインストールしてみた。

img04

http://jp.techcrunch.com/2016/06/30/20160629microsofts-windows-10-anniversary-update-will-arrive-august-2nd/

早速インストールしてみた。人柱上等の心意気で、ノートPCにまずはインストールしてみました。

いくつかの良くなった点を上げてみたいと思います。

Edgeがアドオン解禁

今まで、サードパーティーのアドオンをインストール出来なかったMicrosoft Edgeですが、今回のUpdateでアドオンが使えるようになりました。これによって、今まで足りなかった「かゆいところに手が届く」ための機能が増えていくと考えられます。

image

まだ数種類しかリリースされておりませんが、元々アドオンが一般的に使えるようになったのは8月2日からなので、こんな物でしょう。

翻訳やAdBlockなどが追加されていますし、マウスジェスチャーもあります。とりあえず、今の最低限必要なアドオンがそろいつつあるという所でしょうか。Operaが初めて一般的になったダイヤルもEdgeは簡易的な物が標準装備されていますし、何とか使用に耐えるという感じでしょう。

ただ、使った感じだと、マウスジェスチャーも反応が悪く機能しないこともありますし、翻訳はEdgeが落ちることもありますので、ご注意を。

Edgeの良さは軽いことだと言われていますが、確かに少し軽いかもしれませんが、chromeと同じように無駄にメモリを食っている気がします。

また、フォントの設定ができないため、一部のサイトでは95時代からの古いMSPゴシックフォントが使われており、この期に及んでギザギザフォントを見せられるという苦行もあります。(これはIEではフォント設定で解消できるので、劣化している部分です)

まあそういう問題点も有りながら、コンシューマーユースでもやっと使い物になるレベルにまでなってきたと思います。

 

Cortanaのインターフェイスが変わった

パーソナルアシスタントとして搭載されているCortanaですが、少しインターフェイスが変わり、会話も変わっているようです。

ただ、「会話」と言う面についてはSiriの方が優れているかと思います。どうしても検索エンジンベースで開発されているCortanaとSiriでは差異があるように思えます。まあ、Microsoftは最近ではもう一つ、「りんな」をLINEで展開しているので、お遊びがメインだったらそっちを使おうって事かもしれませんね。アルゴリズムはCortanaとりんなでかなり違うみたいですし。

image

こちらは旧Cortanaのインターフェイスです。ノートブックの中に設定があったり、やや分かりづらい。

image

AnniversaryUpdate以降です。設定が消えました。代わりに、別のタブになっていたリマンダーなどが統合されています。

設定はそのしたにあるギアマークです。

image

ロック画面でもCortanaが呼び出せるようになったなど、タブレットやwindowsPhoneを意識した作りになっています。まあ、windowsPhoneはほとんど売れていませんけどね。

スタート画面のインターフェイスも微調整

コロコロ場所を変えられるのは好きじゃないんですけど…。今まではアプリは基本的に「すべてのアプリ」を開かないと見えませんでした。しかし、これが不評だったのかもしれませんが、昔のwindowsのように、一覧表示がデフォルトとなりました。

image

私は以前のこちらの方がすっきりしていて好きなんですが、変えられてしまいました。

image

ようは今までスタートボタンを押して表示されていた項目をタブ項目に変更して、その分アプリケーションの一覧を表示するようになった模様です。

タブレットモードでも同様の変更があり、エクスプローラーなどはタイルに表示されていなくてもワンタップで起動できるようになりました。これは人によっては邪魔な表示がデフォルトで増えただけと感じるかもしれませんし、ワンタップでエクスプローラーが使えるのは良いと感じるかもしれません。

私は基本的にノートPCやデスクトップPCを使っているので、どちらという意見でもなく、ショートカットから使うからいいや、って感じです。

他にも、アクションセンター(右サイドからスワイプすると出てくるやつ)のアイコンがタスクトレイから独立した場所へ変わっていたり、細かい所が変わっています。

 

余り変わった気がしない…

まあ、正直カメラもついていないこの機種(Pro Book6560b)では、Windows helloも使えないし、手書きなどもないのでWindows Inkも意味が無い。

Cortanaも賢くなったといえども、それほど多く使う事も無い。というわけで、これといった特徴が無いのでUpdateする意味が無いかもしれません。

起動が速くなったとかそういうのもないので、焦ってUpdateをする必要はないと考えられます。ただ、新しい物好きさんだったり、人柱大好きさんだったりという人が試すべきリリースだと思います。Edgeは結構良くなったので、それだけが目的でもいいかもしれませんね。ただし、まだchromeより良いとは言えませんので、そこも微妙かも知れませんけど。

まあ、この後デスクトップもUpdateしてみます。そちらはウェブカメラがあるのでWindows halloが使えるかもしれませんね。使わないけど(笑)

フォローする

コメントを残す