HTC U12+のカメラはデュアルカメラで、メインカメラは広角レンズを搭載した1200万画素。サブが望遠レンズを搭載した1600万画素。DxOMarkでは歴代3位(発売時には2位)の評価を受けているカメラです。
AppleのiPhone XS Maxが間に入り込んできたからです。また、同点であるSamsungだのXiaomiなんかもいるので、同率3位って事ですね。それでも十分な成績だとは思います。
このカメラの特徴としては、光学2倍ズームも可能になったというのがちょっといいところかもしれません。まあ、単に望遠側のカメラに切り替わるだけなんですけどね。
さて、そんなズーム機能ですが、どれくらい変わるのか。というのも気になります。で、実際に試してみました。
左側が標準レンズ、右側がズームです。結構変わりますね。この機能の利点としては、デジタルズームでは無いので画質が劣化しない事。他に小さいものを撮影する際に、スマホ自身が陰となってしまうようなときに引いた状態で撮影が可能なので、陰になりにくいなどが揚げられます。
さらにデジタルズームと組み合わせたり、背景をぼかす事が出来るようになったりとU11より色んな意味で機能が上がっています。ちなみに、U11もスコアが90と結構上位にいるので、そちらでも全然悪くないと思います。ただ、カメラが1つなのでU12+と比べたら劣る部分はあります。仕方がないことです。
若干明るさが変わっていますが、これはカメラの明るさがメインとサブで若干違うせいもあるんだと思います。また、ボケモードにするとメインカメラからサブカメラに変わるのか、画角が変わります。これを使うことで背景にいるキーボードなどがぼけているのがわかるかと思います。
もうここまで来ると、一部の人を除けばスマホのカメラで十分なんじゃ無いかなと思います。特に、コンデジはあまりいらないかと。一眼レフやミラーレス一眼なんかの専用カメラは今後も無くならないでしょうが、中途半端なコンデジは不要になるんじゃ無いかなと思いますね。