WordPressのテーマは星の数ほどあるが、どうしても自分でオリジナリティを出すためにテーマを自作したいと考える人は多いだろう。
しかし、テーマの作成はかなり面倒な作業だ。phpやcssを覚え、ヘッダー、フッター、記事、アーカイブなどそれぞれ表示させるための形を作っていく。
作成をしたページを微調整し,形を整えていく。
そういったマクロな作業が続く。
Artisteerはそういった作業を抜きにして、Wordpressのテーマを作成することができる。
有料のソフトではあるが、5000円以下で買えるため、紹介させていただく。
Artisteerは2008年に最初のバージョンがでてから着実にバージョンアップを繰り返し、現在はバージョン3が販売されている。
今までも使えるソフトであったが、このバージョン3になってからは飛躍的に使い勝手が上がっている。
基本的に、ブログのテーマを作成するソフトであるが、ウェブサイトの設計なども行えるため、簡略版Dreamweaverとして利用することもできる。
作成画面はこのような感じだ。
上にあるリボン型のツールバーを使って作成をしていく事が可能で、変更した内容は下に表示されているプレビュー画面ですぐにわかるようになっている。
プレビューまでのタイムラグも設定することができる。
リボン型のツールバーは、慣れが必要だ。何でもリボン型なら使いやすいというわけではないと思う。
サジェストを使うと、ランダムにテーマが入れ替わる。
テーマ全体を入れ替えることも,フォントのサイズと色を入れ替えることもできる。
ファビコンの設定もすることができる。
自作のアイコンを作成して設定することももちろん可能だ。
細かいところまで行き届いているのがうれしい
リアルタイムに見た目を確認しつつ変更が可能である事から、CSSに詳しくなくても、PHPを全く知らなくても、カジュアルにテーマの作成を行うことが可能だ。
Bloggerを利用している人やレンタルサーバーを借りてWordpressを利用している人、Microsoft livespaceから強制移動させられた人など、自作のテーマが使える場合には便利だろう。
お仕着せのテーマではなく、オリジナリティを出したいと考えている人にはうってつけだ。
なお、Artisteerには2つのエディションがあり、ホームエディションとスタンダードエディションがある。
違いは出力できるテンプレートがホームエディションはWordpressとBloggerのみで、スタンダードエディションではJoomlaやASP.NETにも対応している。
また、サイトの幅や高さなどの細かい調整もスタンダードエディションでないと行えない。
価格差がかなりあるため、用途に合わせてみると良いだろう。個人的にはホームエディションで十分な気がする。
ちなみに日本語化はされているが、なんちゃって日本語の部分がある。
ブロックはサイドバーの各ブロックの事だが、アイデアをブロックするでは意味がおかしい。
このあたりはご愛敬と言うところなのだろうか。
今回は簡単にソフトの概要を書いてきたが、次回は具体的にテーマの作り方をご紹介しよう。
Artisteer3.0
価格 ホームエディション $49.95(現在1ドル80円のため、4000円程度)
スタンダードエディション $129.95(10500円程度)
公式サイト http://www.artisteer.com/
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