【Note Anytime】実際に使ってみよう~ライブラリの利用

Note Anytimeの特徴の一つとして、ライブラリと言われる図形を呼び出す機能があります。
ハンドフリーでしか図形が作成できないNote Anytimeにとっては、貴重な存在となるのがこのライブラリです。
また、ライブラリ以外にもいくつかの方法で画面に画像などを取り込む方法があります。
実際に使ってみましょう。
 

画像や図形は4つの方法で取り込める。

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iPad版ではこの4つの方法で図形や写真を取り込むことができます。
windows版では、ウェブカメラなどがついていないと「カメラから追加」は出てきません。
一番利用しそうなのはライブラリ、次に写真から追加、Webページを追加の順でしょうか。
カメラは使うかもしれませんけど、という程度では無いかと思います。
まずは、Webページを追加から。
これは、単純にアドレスを打ち込むことでそのページを画像として取り込むことができる機能です。
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こんな感じでまんまのページで取り込めます。
そして、これはそのときに表示させていたページと言うだけでは無く、拡大してWebを表示していた場合には、拡大された領域だけが表示されます。
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こんな感じで取り込むことも可能です。
上の画像の真ん中あたりだけを拡大したまま取り込むと言うことになります。
画像として処理されていますが、もちろんその上に線を書くことができます。
なので、たとえば隠したいところに線で墨を入れたり、注釈を入れたりと言ったことも可能です。
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これを利用するとなると、おそらくWebクリップ的な使い方になるでしょう。

写真から取り込む場合もほとんど同じです。
というより、操作は説明する必要も無いほど簡単です。というわけで、写真とカメラはすっ飛ばします。

では本命のライブラリの使い方についてです。

ライブラリは自作画像を登録して利用することが前提と言えます。
標準でいくつかの図形が登録されています。
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これらは、ベーシックアイテムとされており、無料で利用できます。
すべてNote Anytimeで書かれた図形として処理されているため、消しゴムをかけると消せます。
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こんな感じで消せます。
このベーシックアイテムは加工が可能なので、改変するのもありでしょうし、別の図形と組み合わせるのももちろんありでしょう。
さらに、無料のアイテムがいくつか用意されており、簡単な食べ物の図形や乗り物などが収録されています。
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これらは無料の他に課金制のアイテムもあり、85円~となっています。
正直、これらのアイテムに関しては課金してまで買いたいと思うものがありません。今後に期待したいと思っています。

ライブラリへの登録方法

これは簡単です。

図形を囲んで・・・

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一番右にある操作を選びます。
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アイテムの登録を選択します。
このときに、他の図形があると前面へや後面へといった項目が出ることもあります。
これで登録完了です。
複数の図形をまとめたようなもの、たとえばパソコン本体、マウス、キーボード、液晶といった図形を登録する際には、あらかじめそれぞれを個別にグループ化しておき、さらに全体をグループ化してから登録すると後々面倒が無くていいと思います。
というのは、ライブラリに登録する際にグループ化されているかどうかの情報も同時に記録されています。
なので、グループ化せずに登録すると、呼び出したときにグループ化されていないまま出てきてしまいます。これはかなり不便な作業となってしまうので、できるだけグループ化してからアイテムの登録を行った方がいいでしょう。
最初、それをしないで後からかわいそうな目に遭いましたので・・・(笑)

ライブラリ登録のちょっと裏技

裏技と言うほどでも無いかもしれませんが、写真・アルバムから追加したjpgファイルなどをそのまま登録することもできます。しかし、それではおもしろくない、できれば事前にjpgからpng形式へ変更してから登録しましょう。
というのも、アイテムに追加したときには、png形式の透過色もそのままつかえます。図形の背景は無いに越したことはないし、その上にさらにアイテムを重ねたり、線を書く際に便利です。
windowsやPCであらかじめpng形式にしておいてからiPadなどへ転送して登録、もしくはwindows8であれば、windows8版Note Anytimeでライブラリを登録し、デジタルキャビネット経由で他の端末と共有するという手段もあります。
後者の方が楽に登録はできます。写真・アルバムではなくマイピクチャやマイドキュメントなどのフォルダから直接呼び出して登録が可能なため融通が利きます。
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上に透過色の設定ができないjpgを元にした図形を表示させると下の線や図形などが消えてしまいます。しかし、pngなど透過色の設定ができるファイルをライブラリに登録すると

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このように、下の図形などが消えることはありません。
元がjpgだとジャギーなどが出ることもありますが、ある程度補正は可能ですし、最悪はgifをベースに作ってもいいかもしれません。なお、こういったjpgなどの画像ファイルを元にした図形は線の属性が変わるため消しゴムツールで消えることはありません。当然と言えば当然ですけど。

このように、ライブラリを使うことで表現の幅が広がります。
Note Anytimeを利用するならば、不可欠なライブラリ、是非活用してみてください。
次回は、使ってみてちょっと気になったところやTIPSとしてつかえそうなところを書いてみたいと思います。

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