【iPad Air】スマートカバーも変わった

iPadのSmartcoverは作りがしっかりしており、やや重たいが安いぱちもののように壊れることは皆無だったが、今回のSmartcoverはiPad仕様からiPad mini仕様へと変更となった。具体的にどんなところが変わったのかを一つずつ書いていこうと思う。

おり方が変わった

今までのiPadは4つ折りで△を作っていたが、3つ折りに変更となった。そのため、固定しやすさではやや劣るところがある。また、裏表どちらでも折れるので場合によっては間違えることもある。間違えても大して変わりはないのだろうが、力点に対しての強度が変わるように感じられるため、注意が必要だ。

ここはiPad miniを利用していた人にとっては当たり前のことなのかもしれない。ただ、150グラム軽くしたからと言ってiPad mini仕様で強度は大丈夫なのかという不安はある。杞憂に終わればいいが。

価格が変わった

標準価格5,400円だった旧Smartcoverにたいして4,080円と26%ほど安くなっている。これは旧iPad miniのSmartcover同じ価格だ。金属パーツの廃止など、iPad miniと同じ形状とすることでコストダウンが行われ販売価格も変わった。というといい言い方かもしれない。耐久性がどの程度なのかは今後使っていくうえでわかっていくことになるので、価格に見合ったものかどうかは現時点では何とも言えない。

重さが変わった

本体も28%軽くなったのと同じようにSmartcoverも約139グラムから約102グラムへとこちらも27%程度軽量化が図られています。(iPad AirのSmartcoverは前回の実測値に基づく)その結果、前回の重量測定のように全体で200グラムという大きな重量差へとつながっている。計量モデルにつけられているAirの名前はだてではないという事が言えるかもしれない。

要所の部品が変わった

前述のとおり、金属部品が減ったことによって、負荷がかかると少し強度的な不安が残るようになってしまった。これは少し残念だが、重さとのトレードオフと考えると仕方がない事なのかもしれない。安い代物でもないんで気になるところはある。

色々と変わったSmartcoverだがもちろん純正以外にも様々なカバーやケースが出てくることだろう。iPad4を持っていた頃にはあまり気にしなかったのだが、軽くなったiPadであればやはり言いたくなる。ケースやカバーをつけて重くしてしまうのはナンセンスだという事だ。

そもそも軽いとも言いにくいiPadシリーズなので、カバーをつけてさらに重くなってもしっかり守る。というのは正しい選択肢と言えるが、本体がクラス最高レベルにまで軽くなったのだから、軽いまま使いたいというのも心情だろう。そう考えると、重装備にしてしまうのはいかがな物だろうか。決して安い物では無いので保護したいという気持ちはよくわかるが、あくまでもツールであって、乱暴とは言えなくてもしっかり使っていく事が重要な点である。

今回、Smartcoverも軽量化された事は単に部品の共有化という事だけでは無くて本体を軽くしたのだからサプライ品も軽くしよう、と考えてのことでは無いだろうか。勝手にそう思って軽く使えるSmartcover、やっぱりお勧めします。

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