月: 2012年1月

  • auの発表会は新しいサービスを大プッシュ 新機種および総括

    最後に今回発表された新機種をご紹介します。
    と言っても、リーク情報とほとんど変わらないので何とも言いがたいんですけど。

    新機種は5機種

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    今回発表された機種はドコモですでに発売されている、発表されている物がメインで、GalaxySII、OPTIMUS X、Xperia acro HD。
    そして、グローバルモデルとして、MOTOROLAよりRAZR。
    最後にiidaプロジェクトからINFOBARが登場しました。
    GalaxyやOPTIMUSについては以前から噂があり、出るだろうと言われていました。
    Xperiaもドコモ版と同じように出していたのでこれも出るだろうと予想されていました。
    今回注目してみたいのは、テンキーを搭載したINFOBARの新機種です。
    発表会ではNishikigoiカラーが出されていましたが、相変わらずこのカラーリングは良いですね。
    液晶サイズが3.2インチと小さめなのは片手で操作できることを想定しているのではないでしょうか。
    個人的には良さそうに思える一品です。

    主なスペック

    WiMAX付きはGalaxyのみ。
    防水はXperiaのみ。
    ワンセグはGalaxyとRAZRはついていない。
    重さはINFOBARのみ約101グラムと軽いが、後は130~139グラムほどなので、まあそんなものでしょう。という感覚。
    RAZRは個人的に気になったのですが、WiMAX積んでないのがわかった時点でどうでも良くなりました。

    今回の発表会では

    今回は展開するサービスのことがメインで、機種の説明はさらっとたぶん2分か3分程度だったように思えます。
    サービス全般が「スマートフォンを購入しているユーザーへ対してのみ提供」であること、質疑応答でフィーチャーフォンは今回は発表しないの?⇒フィーチャーフォンっぽいINFOBARだしたでしょ。とかわすあたり完全にシフトをする方向であることが見受けられました。
    また、固定回線との融合に関してはまさか他社とも連携するとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしたのが印象です。

    最後にまとめ

    スマートバリューはAndroidもしくはWindows phone7.5ユーザーは1480円、iPhoneユーザーは1000円割引(バケットは元々480円安いので)
    ただし、1月末で「IS フラットiPhone スタートキャンペーン」が終わるので、その後はスマートバリューのみ可能性アリ。
    25歳以下割に関しては、プランF(IS)シンプルは未対応。
    iPhoneユーザーは1050円ではなく570円(すでに480円優遇されてるので)
    プランZ+ISフラットはOK。
    スマートバリューと25歳以下割は併用不可、ただし2012年5月までは併用される。
    25歳以下割はあくまでもおまけの様な感じですね。
    ともコミ学割は本人のみならず、ともコミ学割が適用されている回線が家族割に入っていると15ヶ月980円割引が効く。
    こちらはスマートバリューと重畳して利用可能。
    ただし、同一名義でともコミ学割は1回線のみ。
    契約者となれない小学生などの場合は、親の回線になるので、両親ばらばらで契約をして家族割をくんだとして2人までは適用可能って事かな。
    高校生以上は、自分が契約者となる場合に適用。
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    つまりこういうことな訳ですね。
    あくまでもスマートバリューがトップで、25歳以下割はおまけ。
    iPhoneユーザーの優遇に関しては、スマートバリューを付けることでなくなる。
    また、固定が引けない未対応地域はWi-Fiルーター契約でイケるようだ。

  • auの発表会は新しいサービスを大プッシュ Wi-Fiの整備をアピール[訂正あり]

    続いてはWi-Fiの整備についてアピールされていました。
    3月末までに10万アクセスポイントを作ると豪語していたau Wi-Fiは順調に進んでいるという事です。
    今回はさらに新しいサービスの展開を行なうと言うことが発表されました。
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    新たにWi-Fi HOME SPOTの展開

    今回新たに追加されたのはWi-Fi HOME SPOTと言うもので、簡単にいってしまうとFONです。
    これによって、家に居る間のパケット通信に関しては自宅回線でまかなってね。
    外に出たらできればWiMAXやau Wi-Fi SPOTをつかってね。
    なるべく3G回線は使わないようにしてね、その代わり割引効かせるから。
    と言う意図が見えていました。実際に質疑応答で負荷分散のためかと言うことを言われて、はっきりと「そうです」と答えていました。
    このWi-Fi HOME SPOTは、自宅に対応のWi-Fiルーターを置くことで簡単にスマートフォンからのアクセスが可能になるというもの。
    auのスマートフォンに入っているau Wi-Fiの自動接続ツールで意識することなくWi-Fiを利用することが可能になります。
    対応するルーターとして、HOME SPOT CUBEというルーターが無料でレンタル可能となります。
    自宅にネットを引いている人ならば借りておいて損はしないものでしょう。
    【訂正】無料の但し書きが漏れていました。

    「Wi-Fi HOME SPOT」は通常、月額525円 (税込) のところ、「ISフラット」もしくは「プランF (IS) シンプル/プランF (IS)」をご利用で、かつ2012年5月31日までにお申し込みいただいたお客さまは、月額無料でご利用いただけます。
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    au Wi-Fi SPOTの利用端末の拡充

    今まで、au Wi-Fi SPOTはスマートフォンからのアクセスのみが無料で利用可能となっており、PCからの接続などに関しては対応していませんでした。
    しかし、今後は専用ツール…つまりスマートフォンで利用されている接続ツールのPC版をリリースしPCからの接続も可能にすると発表されました。
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    これによって、au Wi-Fi SPOTが利用できるところであれば、スマートフォンを持っているauユーザーはPCなども自由に接続ができます。
    SoftBankが先日逆のことを行なったので、SoftBank対策なのかもしれません。
    SoftBankはFONを利用しているが、auはそれを自前で作ってしまえという事なんでしょうね。
    やや無駄というか、無茶な投資になる様な気もします。
    ものすごく個人的なことを言うと、地元でひっそりと飲む所はわたみん家が多いのですが、ここはどこからかau Wi-Fiを拾ってきており、接続ができそうな環境です。
    実際にスマートフォンでは接続している事もあるのですが、今回のことでPCが直接繋がるとなれば、WiMAXよりも良さそうなので、ゆっくり酒を飲める、と期待しています。

  • auの発表会は新しいサービスを大プッシュ スマートバリューで値引き攻勢【訂正あり】

    スマートバリューと称して、固定回線を利用しているユーザーに対して値引きを行なうと言うプランが発表されました。
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    あ、上に乗ってるロゴが新しいauのロゴらしいです。

    スマートバリューとは

    固定回線FTTHと言う言い方をしていましたが、早い話自宅の固定回線でインターネットをしているユーザーに対して、auの携帯側のパケット料金を割り引くというプランです。
    このスマートバリューは、auの息の掛かった会社のみならず提携業者が数多くアリ、40社にも及ぶと質疑応答で答えていました。
    詳細は追って出てくるかと思いますが、KDDI、ケーブルTV各社(JCOMも含む)、ケーオプティコム(関西FTTHの大手)も含まれており簡単に言えば「アンチNTT連合、SoftBankを除く」という所でしょうか。
    値引き幅は1480円とかなり大きくなります。
    また、この値引きに関してはスマートフォンユーザーのみが対象ですが、家族割と絡める事が可能となっています。
    つまり、家族4人の場合には1480円x4人=5920円が毎月引かれます。auひかりギガ得プランだと月額料金が5880円なので、「実質無料」にする事も可能というちょっと無茶な値引きな気がしています。
    もちろん、今までの毎月割や2年縛りによる自分割などとも併用が可能なので、フレッツ以外のユーザーはauの携帯を持つことで月額1480円下がるという考え方ができる物です。
    契約から2年間が有効となっているので、恐らく2年で機種変して契約更新を行なう事でまた続ける事ができる毎月割の様なものであると思われます。

    これ、驚異的です。
    囲い込みとしてはかなり強力な武器になるのではないでしょうか。
    また、NTTはNTT法の関係でドコモとの連携は行えない事になっているし、SoftBankは自社網を持っていません。
    ADSLに絡めてこんな事をしたら破綻するのが見えています。
    いいとこ取りのKDDIならではのサービスでしょう。

    (追記)

    割引は980円/月と24ヶ月限定の500円に別れていました。
    つまり、24ヶ月以降は980円のみ割引になります。
    機種変更をした場合にはどうなるのかなどは書かれていませんでした。
    iPhoneユーザーに関しては、1000円割引。
    1月31日までの契約では480円安いプランのため、優遇処置も少ない。(つまりこの契約以降は優遇はないと言うことになる)

    ともコミ学割の驚異

    auというと学割がきくことで有名ですが、今回新しく出したプラン、ともコミ学割はかなり驚異的と言えるプランです。
    まず、基本使用料最大3年間0円であること、そしてパケット定額に関しても「スマートバリューを使う事で併用が可能なため、1480円程度割り引かれます。
    さらに、U25割引という物も登場。学生だけど二十歳以上なんだけどなあ、という人。ようは大学生ですな。
    そういった人たちに対してはスマートバリューを適用しているという条件は変わりませんが、パケット定額が4410円となります。
    こちらは併用不可でした。
    パケット代だけ1000円割引受けられます。ただしiPhoneユーザーの場合1月末までのキャンペーン利用者は520円のみ割引(最初に480円割り引かれているため)
    どこまでもおっさん涙目のサービスであると言うことですね。

  • auの発表会は新しいサービスを大プッシュ、auスマートパス390円にて3月1日開始

    1月16日にauの新機種発表会がありました。
    Ustreamにて見たのですが、新機種の発表と言いつつ、新機種の紹介は3分程度でした。

    今回は新しいサービスの発表がメインでした。

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    まずはauスマートパス

    月額390円の定額で有料アプリ500本を利用できるサービスを開始。
    中にはモンスターハンターや大辞林、ジーニアス英和辞書、またATOKなども含まれていました。
    最初の500本は総額5万円分に値すると言うことを発表で話をしていました。
    この390円のサービスの中にはアプリのダウンロードだけではなく、ウィルス対策ソフトとしてウィルスバスターforAndroidの提供、500本のダウンロードソフトのアップデートに関してはベンダー直接とするためになりすましを防止する事もできます。
    スマートフォンのアプリを利用しない、あまり利用しないというユーザーにもっと利用させたいという事のようです。
    アプリに関しては、スマートパスに加入している期間のみが利用可能、スマートパスを解約するとアプリは利用不可となります。
    なので、入って落としてやめれば良いやというのは通用しないようです。
    ちなみに、最後の質疑応答で落としたアプリは他社の端末でも使えますか、というアホみたいな質問してるやつが居ました。
    そんな事できるわけねーだろwwwwという感じですね。

    au cloud開始

    スマートパスの月額料金の中には10GBのストレージを持つcloudサービスが含まれることになりました。
    10GBの容量で最初はフォトサービスを展開します。
    cloudでPCなどとも同期させることもほかのスマホユーザーへフォト公開などを行なうことをする事も可能になっています。
    簡単に言えばiCloudのパクリ…と言うことですか。
    キャリアが標準でCloudサービスを行なうと言うことが大事なのかな、と思います。

    ポイントサービスを一新

    今までdocomoやSoftBankでも行なっているポイントサービスをauは一新します。
    固定サービスと移動通信サービスのポイントを統一し、さらに利用、適用範囲が広がります。
    auにはかんたん決済というサービスがありますが、そこで利用した料金つまり購入金額に応じてポイントを付与するサービスを展開。
    さらに、得たポイントは今までauショップや機種変更でのみ利用可能でしたが、グリーやかんたん決済の購入金額としても利用が可能になります。
    用途が広がることは良いと思います。
    と言いつつも、高い端末代金を支払うために使うのが一番効率的かもしれませんけれどね。

    クーポン配信も提供開始

    今までは各メーカーが単体でクーポン配信などを行なっていましたが、このauスマートパスを利用している場合、それとは別にクーポン配信のサービスが受けられるようになります。
    具体的に名前が挙がったのはケンタッキーグループ、ローソン、グルーポン、ウェブマネーはHMVなど。
    通常配信のクーポンよりもお得なものを出すと言うことです。
    まあどこまでのものになるのかは出てからのお楽しみという所でしょうね。

    これらのサービスがまとめて390円はお得なのか

    ここまで挙げたサービスが390円で利用可能、ただしスマートフォンユーザーに限る。
    というのはお得だとは思います。
    ただ、アプリ500本落とし放題というのも、今後アプリの数が増えないことには高くついてしまう時がやがてきます。
    そのときまでにさらなる配信などを行えるのか、今後の展開しだいになるでしょう。
    もちろん有料サービスとなることでユーザーからも厳しい目で見られてしまいます。
    金を払ってるのに、たとえばクーポンが更新されないなどという話になると集客率が下がってしまいます。
    このあたり、継続してやっていけるサービスであることを祈ります。
    Cloudサービスが利用できるのは良いことですが、できればもう少しストレージ容量がほしい。私の利用している端末はPHOTONなので、内部ストレージは10GB程度あります。
    iPhoneユーザーならば32GBも64GBも使うユーザーが居るわけで、どうしても10GBは少なく見えてしまいます。
    ここはもう少し改善の余地があるように思えますが、今後に期待という所でしょうか。

  • LenovoからU300とは違うultrabook、DELLもXPS13を発表

    米国ではCES、Consumer Electronics Showが開催されました。
    家電やコンピュータのショーとしては最大級のもので、特にハードウェアメーカーが力を入れているショーでもあります。
    ただ、Appleが参加していなかったりMicrosoftも来年からは参加しないことを表明しているので、来年以降は少し寂しいものになるかもしれません。
    東京ゲームショーに任天堂が出ていないのと一緒のような事になるのかもしれませんね。

    Lenovoが放つ異色のPC

    さて、そんなCESのLenovoブースから、発表済みのU400およびU300とは別のultrabookが出されています。

    http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1201/10/news068.html

    IdeaPadのブランドですが、ちょっと変わっていて、PCを開くとヒンジが180度まで回転。
    そのままタブレットとしても利用できる様になっています。
    windows8では、タブレットPCやスマートフォンのような用途を強く意識しているため、タブレットとしても、キーボード搭載の通常のPCとしてもどちらでも使えるようになっているのはおもしろい所ですね。
    発売はまだはっきりしていませんが、気になる一品ではあります。

    Dellはスタンダードなultrabookをリリース

    DellはXPS13を発表。
    http://japanese.engadget.com/2012/01/11/ultrabook-xps-13/
    こちらはスタンダードな本体ですが、スペックもultrabookとしては標準的なものになっています。
    気になるのは、Sandy Bridge世代から次のIvy Bridge世代のものにいつ切り替わるのかと言うところでしょうか。
    グラフィック性能が上がるとされているIvy Bridgeの方がノート向きでしょうし。
    Engadgedの記事にある「11インチモデル級に13インチ液晶を搭載」とあるのは、32ビットCPUを2個搭載したから64ビット級とうたったあのゲーム機を思い浮かべます

    ultrabookも値段がこなれそうな2012年

    これから先、ノートはultrabookへという流れを作りたいIntel、windows8ならばノートでタブレットの代わりにできる方向性を作りたいMicrosoftの陰謀によって、ultrabookは今年さらに飛躍するのではないかと思っています。
    その結果、値段がこなれてきて安くて良いものが出てくるのを期待しています。